サー・サイモンのハイドン交響曲集

ラトル=ベルリン・フィルの演奏によるハイドン交響曲集(88~92番・協奏交響曲)が8月に発売される(EMI)。
http://www.hmv.co.jp/news/article/706020009
ベルリンでのコンサートでも採り上げられており、ラトルにとっても得意なレパートリーなのだろう。なお、協奏交響曲のソリストは、ケリー(Ob)、シュヴァイゲルト(Fg)、安永(Vn)、ファウスト(Vc)とのことである。
かなりの期待感が高まるが、とりあえずまだ持っていなかったバーミンガム市響との第22、86&102番のCD(EMI)を購入した。
第22番は「哲学者」のタイトルを持つ曲で私は初めて聴く。緩-急-メヌエット-急という構成をとり、4つの楽章が主調で統一されていたり、Obの代わりにイングリッシュホルンが使われていたりと、変わった曲である。
102番で驚いたのは、B管ホルンをアルト(in B alto)で吹いていたこと。ハイドンの曲なのだから当たり前なのだが、私がこれまで聴いた限りではアルトで吹いていた演奏はなかったと思う。その意味では画期的。ラトルのアプローチは古楽器奏法を採り入れた、いつもながら爽快ですっきりした音楽づくり。
バーミンガム市響はなかなかの名演、録音もEMIらしからぬ抜けの良さ。そういえばこのコンビのシベリウスの一連の交響曲を聴いた時も同じような感想を持ったことを覚えている。
そして私の大好きな第86番、意外に手堅く、遊びのあまりない演奏。とはいえ、この演奏を最初に聴けばベストと思うような高いレベルで仕上がっている。交響曲第86番については次回に続く。

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  • ラトル=ベルリン・フィル/ハイドン交響曲集~その1~

    Excerpt: サー・サイモン・ラトルがベルリン・フィルを振ったハイドンの交響曲集を聴いた。 http://zauberfloete.at.webry.info/200706/article_23.html .. Weblog: Zauberfloete 通信 racked: 2007-08-18 11:56
  • サー・サイモン・ラトルBPh退任

    Excerpt: 録画しておいた「プレミアムシアター」の後半を観た。 ●サイモン・ラトル指揮 ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団/フェアウェル・コンサート ○マーラー:交響曲第6番イ短調 収録:2018年6月19.. Weblog: Zauberfloete 通信 racked: 2018-09-06 14:24