ヴィヴィアン・ハグナー

先日、K515のCDをとりあげたばかりだが、ちょうどタイミング良く、N響アワーにヴィヴィアン・ハグナーが登場した(2005年11月の演奏会)。
http://zauberfloete.at.webry.info/200704/article_13.html
実は、彼女の演奏を聴いたのは先日のCDが初めてで、彼女がヴァイオリンを弾く姿を見たのも今回が初めてである(そのワリには以前からファンだったのだが・・)。
さて、今回放送されたチャイコフスキーのヴァイオリン・コンチェルト、指揮者(マティアス・バーメルト)の音楽づくりのせいもあったが、前半はやや控えめで慎重さが目立った。とはいえ、彼女の決して力まない、洗練された自然体の演奏にはひじょうに好感が持てた。正統的で格調高い中に繊細さとデリカシーを併せ持つ、ひじょうに素晴らしい演奏だったと思う。後半にかけて次第にドライブがかかり、カデンツァはかなりの熱演でさすがと思わせるものがあった。が、私が最も感心した点は、彼女の音程のとり方。「音程が良い」のは当然のことだが、彼女の場合、心地よい音程のとり方を本能的に身につけているということ。具体的な指摘は難しいのだが、平均律に慣れている耳には特定の音と音の間をやや狭くとるやり方が大変新鮮で心地よく響いた。
やや東洋的な顔立ちの彼女だが、聞くところによるとお父様がドイツ人、お母様は韓国の方とのこと。いずれにしても、美人は普通の人に比べていろいろな面で恵まれていることは間違いない・・。第二楽章、第三楽章もぜひ聴きたかった。

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  • 広上淳一=N響定期公演

    Excerpt: 今年1月20日にサントリーホールで行われた第1666回N響定期公演の放送(録画)を観た、当日のプログラムは下記の通り。 ○武満徹:「3つの映画音楽(1995)」 ○ベートーヴェン:ヴァイオリン協奏.. Weblog: Zauberfloete 通信 racked: 2010-02-24 21:16