ハーディング=マーラー・チェンバー・オーケストラ

NHK音楽祭2006ハイライト(NHK教育)を観た。ブラームス第二以外すべてモーツァルト・プロ。195分はさすがに長かった。
まず、ハーディング=マーラー・チェンバー・オーケストラ。ハーディングはこれまで何回か観ているが、新鮮で躍動感あふれる若々しい音楽づくりで、曲想に合った指揮姿が見ていても心地良い。マーラー室内Oはさすがに若いオケで、メンバーひとりひとりが音楽することが楽しくて仕方ないような気持ちが伝わってくる。皆、指揮をよく見ており、というか目を離せないのだろう、ハーディングとの一体感が素晴らしかった。なお、オーボエの吉井さん、初めて聴いた(観た)のだが、なかなか音楽的で素晴らしい演奏をしていた。もう少しドイツ的な(暗く厚い)音色が加われば、まったく私好みになるのだが・・。
へ長調のシンフォニーはあらためてその良さを再認識させるエレガントな演奏だったと思う。特に第二楽章のエンディングでのrit.のかけ方は素晴らしかった。
ニ短調のピアノ協奏曲は感情の起伏の激しい、ドラマティクでエキサイティングな演奏だった。オケのアンサンブルも万全で、良い演奏だったと思う。が、ピアノのフォークトは、必ずしもハーディングの解釈に完全に共感している訳ではないという感じが随所に見られ、その意味で、ややソリストとオケの一体性というか協調性に欠けていた演奏であったような印象を受けた。もちろん、全般的には優れた演奏ではあったと思うが・・(後半次回に続く)。

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