「小泉今日子の半径100メートル」

書店で立ち読みしてから一旦外に出たのだが、思い直して引き返し、やはり購入してしまった。
最近は、歌手というより、女優もしくは役者として進境著しい小泉今日子だが、執筆活動の方も、読売新聞の書評欄を担当していたり、雑誌での連載、単行本も、「パンダのan・an」(マガジンハウス/1997)、こぐれひでことの共著「往復書簡」(SSコミュニケーションズ/2003.12)と、ゆるやかなペースで進めている。
そもそもこの本は、雑誌「InRed」に連載されていたものの単行本化(宝島社2006.2)で、30~40代前半の女性がターゲットだとは思うが、私のようなおじさんが読んでもなかなか面白かった。まず何と言っても彼女が自然体であること。今年40歳になった記念出版とのことだが、その年齢を感じさせない若さ。が、本人は、あえて創ることなく歳相応の自分を心がけているようである。
話言葉というより、頭の中で考えていることをそのまま書き留めたような文体で、その生き生きとした感覚は比類がない。また、各ページに必ず写真(必ずしも彼女自身の写真だけではなく、友人、猫、植物、店etc.)が添えてあり、見ているだけでも楽しい。やはり美人はトクである。
ところどころに何気なく書かれている内容に、なるほどと心から共感したり、年甲斐もなくちょっと胸が熱くなってしまう瞬間もあった。
一つ難点をあげるとすると、ちょっと字が小さすぎること。やや老眼が入った目には読むのがかなり辛かった・・。

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