ハ短調ミサ

モーツァルトが作曲した作品の中で、宗教曲というジャンル(K165のモテットくらいは別だが)は少なくとも日常、くつろいで聴く曲ではない。「レクイエム」はモーツァルトの命日、「アヴェ・ヴェルム・コルプス」は心を浄化したい時、とか、何か特別なきっかけが必要である。そして、ハ短調ミサも例外ではない。
この曲、もちろん知ってはいるが、Laudamus te、Quoniam tu solus Sanctus、Et incarnatus est以外の曲は、特別な時を除いて私は普段、積極的に聴く機会はほとんどない。
ちなみに、私が持っているディスクは、ヘンドリックス&ペリー他がソリストの、カラヤン=ベルリン・フィル盤(DG)と、ポップ&ペリー他が歌ったクーベリック=バイエルン放送響のLDのみである(両者とも1981年録音)。
昨日、N響アワーで、ブロムシュテット指揮のハ短調ミサを観た。
ブロムシュテットの演奏は堅実で、正統的。オーケストラも秀演だったと思う。オーボエのトップを吹いていた茂木大輔氏のブログを読むと、リハーサルなどの現場の様子がわかって大変興味深い。
http://blogs.yahoo.co.jp/mogidaisuke/24421419.html?p=1&pm=c&t=2
声楽のソリストの中では、圧倒的にソプラノの幸田浩子が光っていた。よく通る美しい声と素晴らしい表現力。他のソリストと、オーケストラと合せて、モーツァルト・イヤーにふさわしい記念すべき演奏だったように思う。


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