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zoom RSS テーマ「アート」のブログ記事

みんなの「アート」ブログ

タイトル 日 時
「カンディンスキー、ルオーと色の冒険者たち」展
「カンディンスキー、ルオーと色の冒険者たち」展 「カンディンスキー、ルオーと色の冒険者たち」展を観た(パナソニック汐留ミュージアム)。 20世紀初め、ルオーとカンディンスキーは、フォーヴィスムとドイツ表現主義の拠点となった展覧会で、互いの運動への関心を深めていたという。色とかたちを軸として、カンディンスキーを中心とするドイツ表現主義とルオーが共鳴するさまを探る初の試みという展覧会。 ルオーが描く、キリスト、道化師などをモチーフとした厚塗りの絵画とドイツ表現主義はあまり関連がないようにも思えたが、今回、ルオー:「戦に出発する小さな女曲馬... ...続きを見る

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2017/10/20 22:28
マドリッド/プラド美術館
マドリッド/プラド美術館 マドリッドは夜明けが遅く、8時を過ぎないと明るくならない。 旅行二日目、朝は気温も低く、体感10℃くらい。8:30にはホテルを出発し、まず王宮周辺から観光スタート。 ...続きを見る

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2017/10/05 21:15
清宮質文展
清宮質文展 清宮質文展を観た(京橋 南天子画廊)。今年生誕100年を迎えた清宮、約30点の小規模な展示ではあったが、久しぶりのまとまった展示に十分満足した。「さまよう蝶」、「行手の花火」など私の特に好きな作品、さらに「夕日と猫」は摺りの異なる二つのバージョンも観ることができた。なお、元々当画廊の個展で発表されたという木版画集「暗い夕日」を用いた1973年のカレンダーも販売されていたので購入する。 ...続きを見る

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2017/09/21 21:07
北斎「冨嶽三十六景」展
北斎「冨嶽三十六景」展 何十年ぶりかでMOA美術館に行った。今年の2月にリニューアルしたばかりで、北斎「冨嶽三十六景」展を開催中(〜8/29)。 ...続きを見る

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2017/08/27 20:29
ボストン美術館の至宝展
ボストン美術館の至宝展 「ボストン美術館の至宝展」を観た(東京都美術館)。ボストン美術館の主要部門から選りすぐった珠玉の80点の展示。 古代エジプト美術、中国美術、日本美術、フランス絵画、アメリカ絵画、版画・写真、現代美術の各領域ごとの展示で、特に日本美術とフランス絵画は充実しており、ひじょうに見応えがあった。ゴッホ/ルーラン夫妻の肖像画、英一蝶の「涅槃図」など話題に事欠かない今回の展示だが、個人的に特に印象に残った作品は下記の通り。 ○モネ:アンティーブ、午後の効果 ○ラトゥール:卓上の花と果物 http... ...続きを見る

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2017/08/17 22:49
ヨーロッパの木の玩具展
ヨーロッパの木の玩具展 「ヨーロッパの木の玩具」展を観た(目黒区美術館)。ドイツ、スイス、北欧などのメーカーによる木製玩具の展示で、最初のコーナーでは、「手で遊び、考える玩具」として、「つむ、ならべる――積木」、「みる、くりかえす――パターン」、「くむ、はずす――パズル」、「まわす、ねじる」、「ひっぱる」、「ころがす、おちる」、「はじめて出会う――がらがら、おしゃぶり」、「ひろがる――のりもの、街」などという構成での展示。洗練されたデザイン、色彩による玩具の数々は見ているだけでも楽しいが、面白そうなものはどうしても手に... ...続きを見る

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2017/08/07 22:26
「美術でめぐる日本の海」展
「美術でめぐる日本の海」展 久しぶりに横須賀美術館へ行った(7/31)。現在「美術でめぐる日本の海」という展覧会が開かれている(〜8/27)。あまり期待しないで出かけたのだが、葛飾北斎、歌川広重、歌川国芳などから、高橋由一、黒田清輝、青木繁、速水御舟、藤田嗣治、さらに、杉本博司、柳原良平までと、なかなか見応えがあった。あと、常設展では大好きな清宮質文作品も「山上の湖」など数点を観ることができた。 なお、ミュージアム・ショップで、会場に展示してあった柳原良平「貨物船のはなし」原画が載っている絵本を売っていたので思わず購... ...続きを見る

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2017/08/01 21:19
「祈りのかたち〜仏教美術入門〜」
「祈りのかたち〜仏教美術入門〜」 「祈りのかたち」展を観た(出光美術館)。「仏教美術入門」というサブタイトル通り、ガンダーラ仏から仙高ワでの仏教美術を概観できる内容。仏像/仏画、経典や仏具、弥勒・普賢菩薩󠄀図、密教世界を図示した曼荼羅、極楽浄土や地獄図、禅宗の祖師図や近世の禅画などの展示。 仏像、彫像はともかく、曼荼羅など仏画は劣化が激しいものが少なくなかったが地獄図はかなりのインパクトがあった。禅宗の美術はやはり独特なもので、仙高フ作品はユーモラスな絵とコメント(?)が印象的。 ...続きを見る

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2017/07/30 22:17
吉田博展
吉田博展 吉田博展を観た(損保ジャパン日本興亜美術館)。吉田博は明治から大正にかけて風景画の第一人者として活躍した人。私は「日曜美術館」で知ったのだが、実際に観るのは初めて。「日曜美術館」では主に版画家としての仕事が紹介されていたが、今回の展示は水彩、油彩、木版画など約200点の展示。 明治末頃までに描かれた水彩画の中には、水彩画とは思えない緻密で陰影に富んだ見事な作品も数点あり、油彩による作品では、「ヴェニスの運河」など海外での作品、「穂高山」などの山岳風景が素晴らしかった。 さらに、木版作品は... ...続きを見る

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2017/07/13 22:47
「バベルの塔」展/16世紀ネーデルランドの至宝〜ボスを超えて〜
「バベルの塔」展/16世紀ネーデルランドの至宝〜ボスを超えて〜 「バベルの塔」展を観た(東京都美術館)。印刷物と実物を比べた時、「やはり本物は素晴らしい」と思うのが常ではあるが、今回は実物よりもその拡大版の方を観てさらに驚嘆することとなった。 ブリューゲルが描いた「バベルの塔」は、59.9cm×74.6cmという比較的小さな作品。壮大な世界を表現しつつ、その中に近くで観ても肉眼では確認できないほど小さな人間や足場、レンガ、重機などが超細密に描き込まれている。 同じフロアには東京藝大による拡大(原画の約300%)した複製画も展示されていたが、これでやっ... ...続きを見る

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2017/06/13 21:25
エリック・カール展
エリック・カール展を観た(世田谷美術館)。 http://ericcarle2017-18.com/ 世田谷美術館は遠いし不便なところにあるので、出かける機会は少ないが、今回は思い切って出かけてみた。 本当に行って良かったと思う。エリック・カールといえば「はらぺこあおむし」の作者くらいのイメージしかなかったが、実に素晴らしい作品ばかりでその美しさに目を奪われた。「アクリル絵具で彩色された紙によるコラージュ」という独自の手法は、その作品に微妙な立体感と陰影を与えると同時に、美しく斬新な色彩と... ...続きを見る

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2017/06/07 22:28
箱根/ポーラ美術館
箱根/ポーラ美術館 ポーラ美術館にやっと行くことができた。小田原からバスで約50分、近くはないがわざわざ出かけて行った甲斐はあったと思う。 まず、辺りの散策を兼ねて遊歩道を歩いてみる。ところどころに作品もあり、木々の緑が美しかった。聴こえてくるのは鳥の囀りだけ。 ...続きを見る

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2017/06/01 23:17
ランス美術館展
ランス美術館展 「ランス美術館展」を観た(損保ジャパン日本興亜美術館)。ランスというと、ロッシーニの「ランスへの旅」くらいしか思い浮かばないが、フランス北東部、シャンパーニュ地方にあるらしい。今回はランス美術館が所蔵する17世紀から20世紀までの作品70点の展示。ダヴィッド、ドラクロワ、シャセリオー、コロー、ミレー、クールベ、ブーダン、シスレー、ピサロ、ラトゥール、ヴュイヤール、ゴーギャン、ドニなど、予想を上回るひじょうに充実した内容で満足した。中でも、ゴーギャン:「バラと彫像」は美しい色彩の魅力的な作品と... ...続きを見る

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2017/05/23 22:18
「オルセーのナビ派展」
「オルセーのナビ派展」 会期終了直前の「オルセーのナビ派展〜美の預言者たち―ささやきとざわめき〜」を観た(三菱一号館美術館)。ナビ派とは、 19世紀末パリ、ゴーガンの美学から影響を受け、自らを新たな美の「ナビ(ヘブライ語で"預言者"の意味)」と称した前衛的な若き芸術家グループ。平面性・装飾性を重視した画面構成により、20世紀美術を予兆する革新的な芸術活動を行った。 とのことであり、ボナール、ヴュイヤール、ドニ、セリュジエ、ヴァロットンらがその活動の中心となったとされている。 数点を除きすべてオルセー美術館が所... ...続きを見る

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2017/05/18 22:28
すみだ北斎美術館
初めて「すみだ北斎美術館」に行ってみた。 http://hokusai-museum.jp/ 現在開催されている企画展は「てくてく東海道〜北斎と旅する五十三次〜」。広重より約30年も前に北斎が描いていたという「東海道五十三次」シリーズ初摺の展示。 広重の「東海道五十三次」が風景に主眼が置かれているのに対し、北斎のそれはその土地の風俗を描いているものが多いという特徴に加え、小さめの作品がほとんどで、かなり凝縮された感じではあった(ところどころ掲示してあった拡大版くらいの大きさがないと年寄りに... ...続きを見る

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2017/05/09 22:34
草間彌生展
「草間彌生〜わが永遠の魂〜」展を観た(国立新美術館)。 http://kusama2017.jp/ 草間彌生といえば、数年前に直島で観た水玉模様のかぼちゃの作品が印象深い。 http://zauberfloete.at.webry.info/201311/article_18.html http://zauberfloete.at.webry.info/201311/article_19.html 今回は2009年から草間が精力的に取り組んでいるという、大型の絵画シリーズ「わが永遠の魂... ...続きを見る

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2017/03/27 22:28
シャセリオー展
シャセリオー展 シャセリオー展を観た(国立西洋美術館)。シャセリオーという画家は私にとって未知の人。シャセリオー(1819〜1856)は「19世紀フランス・ロマン主義の異才」と言われ、アングル門下のフランス・ロマン主義を代表する画家とのこと。ロマン主義から象徴主義への展開の中で、モローやシャヴァンヌに少なからぬ影響を与えたという。 印象的だった作品は、肖像画として不思議な魅力にあふれた「カバリュス嬢の肖像」、ロマン派的な情感豊かな「アポロンとダフネ」、ティツィアーノの作品を想起させる「泉のほとりで眠るニン... ...続きを見る

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2017/03/12 21:41
清宮質文展
清宮質文展 群馬県立館林美術館で「清宮質文と版画の魅力」展が開かれている。 http://www.gmat.pref.gunma.jp/ex/exnow.html 清宮は大好きな版画家。2000年2月に今はなき小田急美術館で初めてその作品に接し、以後、大川美術館、横須賀美術館、ミウラアーツなどでの展示を観てきたが、展覧会が開かれることは滅多にない。 http://zauberfloete.at.webry.info/200712/article_7.html http://zauberfloete.... ...続きを見る

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2017/02/13 22:14
「ティツィアーノとヴェネツィア派展」
「ティツィアーノとヴェネツィア派展」 「ティツィアーノとヴェネツィア派展」を観た(東京都美術館)。ヴェネツィア派とは、特に15世紀後半から16世紀にかけてヴェネツィアとその周辺で活躍した人たち――ベッリーニ、ティツィアーノ、ジョルジョーネ、ティントレット、パオロ・ヴェロネーゼなどがその中心となるらしい。今回はそれらの画家たちの油彩(一部テンペラ)約50点とスキアヴォーネという人の版画作品約15点の展示。 そのほとんどが宗教/神話画(一部肖像画)で、展覧会としての統一感もあり、なかなか見応えのある内容だった。ティツィアーノの... ...続きを見る

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2017/02/02 23:24
ゴッホとゴーギャン展
ゴッホとゴーギャン展 ゴッホとゴーギャン展をやっと観た(東京都美術館)。ゴッホの作品を観るのが主目的だったが、結果的にゴーギャンの作品の中にも共感が得られるものが少なくなかったことが、ある意味新しい発見ではあった。 アルルでの二人の共同生活時代を中心に、その前後の時代順に並べられた作品はゴッホ27点、ゴーギャン19点、加えてミレー、コロー、セザンヌ、ピサロ、モネ、シャヴァンヌ、セリュジェ他の作品17点、計62点すべて油彩というなかなか見応えのある展示だった。 ゴッホの作品は「ゴーギャンの椅子」、「収穫」はじめ... ...続きを見る

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2016/11/15 22:38
カリエール展
カリエール展を観た(損保ジャパン日本興亜美術館)。 http://www.sjnk-museum.org/program/current/4196.html カリエールは私にとって未知の(名前も知らなかった)画家で初めて観た。 ウジェーヌ・カリエール(1849〜1906)は19世紀フランス象徴主義(人間の内面や夢、神秘性などを象徴的に表現しようとする)を代表する画家とのこと。他に、シャヴァンヌ(1824〜1898)、モロー(1826〜1898)、ラトゥール(1836〜1904)、ルドン(1... ...続きを見る

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2016/10/21 21:55
クラーナハ展
クラーナハ展 「クラーナハ展〜500年後の誘惑〜」を観た(国立西洋美術館)。クラーナハ(クラナッハ)の作品はこれまで国内外で何度か観ているが、やはり「ヴィーナス」と「マルティン・ルター」(何枚かあるようだが)の印象が強い。 http://zauberfloete.at.webry.info/200910/article_20.html とはいえ、女性の身体の線も何となく不自然だし、表情も魅力的とは言い難く、天使も可愛くない・・・。 にもかかわらず、何となく惹かれるのはなぜなのか? 不思議な魅力は「妖... ...続きを見る

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2016/10/19 21:40
デトロイト美術館展
デトロイト美術館展 10/7から始まったばかりで、原田マハさんの著作 https://www.amazon.co.jp/%E3%83%87%E3%83%88%E3%83%AD%E3%82%A4%E3%83%88%E7%BE%8E%E8%A1%93%E9%A4%A8%E3%81%AE%E5%A5%87%E8%B7%A1-%E5%8E%9F%E7%94%B0-%E3%83%9E%E3%83%8F/dp/4103317531 もまだ読んではいないのだが、観られる時に観ておこうと思い上野に出かけた(上野の森美術館)... ...続きを見る

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2016/10/11 23:12
「KIITSU/鈴木其一〜江戸琳派の旗手〜」展
「KIITSU/鈴木其一〜江戸琳派の旗手〜」展 「KIITSU/鈴木其一〜江戸琳派の旗手〜」展を観た(サントリー美術館)。 http://www.suntory.co.jp/sma/exhibition/2016_4/index.html 其一の作品はこれまで何回か観てきたが、これだけまとまった点数を観たのは今回が初めて。 http://zauberfloete.at.webry.info/200810/article_17.html http://zauberfloete.at.webry.info/201103/article... ...続きを見る

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2016/10/06 22:37
「木々との対話」
「木々との対話」 「木々との対話」展を観た(東京都美術館)。「再生をめぐる5つの風景」というサブタイトルで、現代作家5名(國安孝昌、須田悦弘、田窪恭治、土屋仁応、舟越桂)による作品――木の素材を活かした大規模なインスタレーションや彫刻などの展示。 もともと舟越桂の作品が好きなので、それを目当てに出かけた。 http://zauberfloete.at.webry.info/201511/article_17.html http://zauberfloete.at.webry.info/200808/ar... ...続きを見る

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2016/08/24 23:11
ミッフィー展
ミッフィー展 「誕生60周年記念 ミッフィー展」を観た(横浜赤レンガ倉庫1号館)。 http://www.miffy60-exhibition.jp/ 1955年に初めて出版された絵本「ちいさなうさこちゃん」から60年ということで、ディック・ブルーナが描く「ミッフィー(うさこちゃん)」をテーマにした展示。「ちいさなうさこちゃん」第1版、第2版の原画はじめ、ミッフィー以前の「りんごぼうや」「きいろいことり」など初期絵本、ミッフィー・シリーズの原画、スケッチなど300点の展示。さらに、ミッフィー・アートパ... ...続きを見る

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2016/08/17 21:42
ルノワール展
ルノワール展 「ルノワール展」をやっと観た(国立新美術館)。夏休みのせいか、会期終了まであと二週間のせいか、館内はひじょうに混んでおり閉口したが、一応何とかそれなりに観ることができた。やはりルノワールは素晴らしいし大好きな画家であることを再認識した。 今回の目玉は何と言っても日本初公開の「ムーラン・ド・ラ・ギャレットの舞踏会」。3年前に新オルセーで観ている http://zauberfloete.at.webry.info/201304/article_15.html とはいえ、ぜひもう一度観てみた... ...続きを見る

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2016/08/08 21:34
メアリー・カサット展
メアリー・カサット展 メアリー・カサット展を観た(横浜美術館)。今回は休館日の特別鑑賞会に当選したため、時間指定ではあったがゆっくりと観ることができた。 カサットは私にとって馴染みのない画家ではあったが、この展覧会を機に「日曜美術館」、「ぶらぶら美術・博物館」などで採り上げられたため一応の前提知識を持って臨むことができた。 初期の油彩画から印象派との出会いによる作風の変化、浮世絵版画展に刺激を受けて作成された女性の日常を描いた銅版画の連作など幅広く多様な世界、そして数々の母子像は優しく心温まるものばかりだった... ...続きを見る

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2016/08/04 21:45
ポンピドゥー・センター傑作展
ポンピドゥー・センター傑作展 「ポンピドゥー・センター傑作展〜ピカソ、マティス、デュシャンからクリストまで〜」を観た(東京都美術館)。ポンピドゥー・センターのコレクションから絵画、彫刻、写真、映像、デザインなど71点を1906年から1977年まで(1945年除く)、1年毎に1作家、1作品を展示するという企画。展示スペース/展示の仕方もユニークなものだった。 内容的には当然ながら現代アートが中心で、私が知っている作家は全体の四分の一程度。それでも、 ○ピカソ:「ミューズ」 ○マティス:「大きな赤い室内」 ○シャガー... ...続きを見る

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2016/06/22 22:55
広重ビビッド
広重ビビッド 「原安三郎コレクション 広重ビビッド」展を観た(サントリー美術館)。 実業家である原安三郎(1884〜1982)氏が蒐集した浮世絵コレクションから、歌川広重(1797〜1858)による、「六十余州名所図会」と「名所江戸百景」を中心とした展示。 展示作品は、貴重な「初摺(しょずり)」の中でも特に早い時期のもので、国内にも数セットしか存在しないものとのこと。さらに保存状態が極めて優れており、退色もなく摺りたてであるかのような鮮明な色彩のものばかり。 私がこれまで観た浮世絵の中でも、これほど... ...続きを見る

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2016/05/18 23:06
フランスの風景「樹」をめぐる物語
フランスの風景「樹」をめぐる物語 「フランスの風景「樹」をめぐる物語〜コローからモネ、ピサロ、マティスまで〜」展を観た(損保ジャパン日本興亜美術館)。「樹木」をモチーフに、ロマン派/バルビゾン派から印象派、さらにはポスト印象派から20世紀までを辿る約110点(主に油彩)の展示。 コローや(テオドール)ルソー、ドービニーなどから、ピサロはかなりの点数、モネ、セザンヌも各一点、先日話題になったヴァロットン、さらにはルドン、ドニ、セリュジェ、マティスまで、かなり充実した見応えのある展示だった。何より、空いていてゆっくり観られるの... ...続きを見る

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2016/05/11 21:16
倉敷→姫路城→関空→羽田
倉敷→姫路城→関空→羽田 旅行最終日は予報通り雨となる。前日までの強行軍(?)に反し、今日の観光予定は倉敷美観地区、姫路城の二ヵ所のみ。お昼前までの約2時間は自由時間だったため、倉敷美観地区あたりの散策。とはいってもかなりの雨だったため、大原美術館でその大半の時間を過ごす。 もしかして主要な作品は東京の大原美術館展に貸出中なのでは?と一瞬思ったが、既に終了していたようで皆無事に戻っていた。 大原美術館には3年前にも訪れているが、今回の方が時間があったため、ゆっくりと観ることができた。 http://zauberfl... ...続きを見る

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2016/04/26 21:07
足立美術館
足立美術館 足立美術館は安来市出身の実業家である足立全康のコレクションを展示するために1970年秋に開館した美術館。足立自身の「庭園もまた一幅の絵画である」という言葉通り、50,000坪の日本庭園はアメリカの日本庭園専門誌で13年連続日本一に選ばれている。 ...続きを見る

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2016/04/26 21:01
カラヴァッジョ展
カラヴァッジョ展 カラヴァッジョ展を観た(国立西洋美術館)。世界初公開という「法悦のマグダラのマリア」始め、「果物籠を持つ少年」、「ナルキッソス」などカラヴァッジョの作品が11点が揃った充実した展示内容。 「風俗」「五感」「光」「斬首」などのテーマごとに構成され、カラヴァッジョの画法に影響を受けた継承者たち(カラヴァジェスキ)の作品51点も併せて展示されておりなかなか見応えがあった。 さすがに偉大な画家と言われているだけあって、果物などの精緻なリアリズムや劇的な明暗法などはひじょうに見事と言わざるを得ない... ...続きを見る

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2016/04/13 23:31
ボッティチェリ展
ボッティチェリ展 会期終了直前の「ボッティチェリ展」を観た(東京都美術館)。上野の桜もまだ三分咲き程度だったが人はひじょうに多かった。 昨年もボッティチェリ展を観たが、 http://zauberfloete.at.webry.info/201506/article_15.html 今回は初期から晩年までの代表作が世界中から20点以上も集まった日本初の大回顧展とのこと。さらに、ボッティチェリの師匠であるフィリッポ・リッピ、その息子のフィリッピーノ・リッピ、さらにはヴェロッキオの作品まで含む内容でかなり見... ...続きを見る

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2016/03/30 20:55
フェルメールとレンブラント〜17世紀オランダ黄金時代の巨匠たち〜
フェルメールとレンブラント〜17世紀オランダ黄金時代の巨匠たち〜 「フェルメールとレンブラント〜17世紀オランダ黄金時代の巨匠たち〜」展を観た(森アーツセンターギャラリー)。 17世紀オランダ絵画――風景画、海洋画、静物画、肖像画、風俗画など60点の展示。コンセプトはもちろん、トーンやスタイルなども一貫性、統一感のある内容だった。レンブラントは「ベローナ」の一点のみ(あとレンブラントに帰属という作品も1点あった)。 ...続きを見る

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2016/02/09 22:01
「レオナルド・ダ・ヴィンチ〜天才の挑戦」
「レオナルド・ダ・ヴィンチ〜天才の挑戦」 江戸東京博物館でダ・ヴィンチ展?という感じもあったが、「糸巻きの聖母」(スコットランド・ナショナル・ギャラリー寄託)日本初公開ということで出かけてみた。 「鳥の飛翔に関する手稿」、花や子供を描いた素描7点、あとはレオナルド派および同時代の画家たちの宗教画など約70点、さらにレオナルド・ダ・ヴィンチ理想博物館の飛行機、橋などの模型の展示。 絵画の中では、2点あったダ・ヴィンチのそれと同じ構図(しかし表情は異なる)の「糸巻きの聖母」も興味深かったが、「北イタリアの画家」作とされる6点の「貴族... ...続きを見る

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2016/02/02 22:36
「水――神秘のかたち」展
「水――神秘のかたち」展を観た(サントリー美術館)。本展は、 水にかかわる神仏を中心に、その説話や儀礼、水に囲まれた理想郷や水の聖地など、水を源とする信仰に根ざした造形物を、彫刻、絵画、工芸にわたって展観することで、日本人が育んできた豊かな水の精神性を浮び上がらせようとする もの。全体的にひじょうに地味な展示ではあったがそれなりに楽しむことができた。印象に残ったものとしては、宇賀神像(穀霊神・福徳神として民間で信仰されていた神とのことで、人頭蛇身のとぐろを巻く形で表される)、善女龍王立像(円... ...続きを見る

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2016/01/08 22:51
舟越桂展/ぶらぶら美術・博物館
舟越桂さんは以前から好きな彫刻家。 http://zauberfloete.at.webry.info/200808/article_18.html お父様の保武氏の展覧会も先日初めて観て感銘を受けた。 http://zauberfloete.at.webry.info/201509/article_2.html 今回の「ぶらぶら美術・博物館(BS日テレ)」は、館林美術館で開催されている「舟越桂」展に舟越氏本人がご登場され、自身の作品を解説してくれるという大変興味深い内容だった。 ht... ...続きを見る

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2015/11/20 22:33
プラド美術館展
プラド美術館展 プラド美術館展を観た(三菱一号館美術館)。 「スペイン宮廷 美への情熱」というサブタイトルが示す通り、1819年に王立美術館として開館したプラド美術館は、国王の美術への情熱と嗜好が色濃く反映された作品群が中核をなしているという。今回はエル・グレコ(小さい作品2点)、ベラスケス、ゴヤ(一室分/6作品)を始め、ボスやルーベンス、ムリーリョなど約100点(特に小さな作品が選ばれているとのこと)の展示。 なかなか多彩な展示で楽しめたが、個人的に特に素晴らしいと思った作品は下記の通り。 ○ヤン・... ...続きを見る

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2015/11/12 23:13
モネ展
モネ展 <モネ展〜「印象、日の出」から「睡蓮」まで〜>を観た(東京都美術館)。今回の展示はマルモッタン・モネ美術館が所蔵する約90点の展示。 入場券はずいぶん前に買っておいたのだが、なかなか行く機会がなく11月になってしまった。「印象、日の出」が10/18までの展示だということは、その直前に放送された「ぶらぶら美術博物館」で知ったのだが時既に遅く、今回は観ることができなかった。その代りに「ヨーロッパ橋、サン=ラザール駅」を観ることはできたのだが・・・。 今回の展示では、10代で描いたという風刺画... ...続きを見る

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2015/11/08 20:30
「最後の印象派 1900-20's Paris」
「最後の印象派 1900-20's Paris」 会期終了間近の「もうひとつの輝き 最後の印象派 1900-20's Paris」展を観た(損保ジャパン日本興亜美術館)。この展覧会は、印象主義や新印象主義のスタイルを受け継ぎながら、親しみやすく甘美な作品を描いたカリエール、アマン=ジャン、ル・シダネルら、20世紀初頭のパリで活躍した芸術家たちの作品展。「画家彫刻家新協会」のメンバーから約20名の画家の作品約80点が紹介されている。 エルネスト・ローラン、アンリ・マルタン、アンリ・ル・シダネル、アンドレ・ドーシェ、シャルル・コッテ、など聞い... ...続きを見る

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2015/11/05 23:16
月映(つくはえ)
月映(つくはえ) 田中恭吉展を町田市立国際版画美術館で観たのは2000年6月のことなので、もう15年以上が経っているが、(田中の作品を初めて観た)あの時の衝撃/印象は今でも鮮明に思い出すことができる。久々の田中作品との再会ということで「月映/つくはえ」展を観た(東京ステーションギャラリー)。 http://www.ejrcf.or.jp/gallery/exhibition/201509_tukuhae.html ...続きを見る

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2015/10/06 21:54
舟越保武展
舟越保武展 「舟越保武彫刻展〜まなざしの向こうに〜」を観た(練馬美術館)。開催中であることは知っていたのだが8月下旬に放送された「ぶらぶら美術・博物館」を観て、これはやはり何があっても観ておかねばならないと思い出かけてみた(会期はあと4日を残すのみ)。 想像をはるかに上回る素晴らしい内容だった。彫刻というのは三次元芸術のために、絵画以上に写真等での再現が難しいのではと思う。実際の作品に接してみて、その情報量の多さ、存在感の大きさにあらためて驚かされた。 その代表作とされる「長崎二十六聖人殉教者記念碑... ...続きを見る

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2015/09/02 22:39
クレオパトラとエジプトの王妃展
クレオパトラとエジプトの王妃展 「クレオパトラとエジプトの王妃展」を観た(東京国立博物館平成館)。コンセプトは下記の通り。 古代エジプトの王妃や女王をメインテーマにすえ、王であるファラオを支え、時に大きな政治的・宗教的な役割を果たした女性たちに焦点をあてます。なかでも「絶世の美女」として語り継がれ、古代エジプト史上、最も著名な女王であるクレオパトラ(クレオパトラ7世)にまつわる名品の数々が来日します。 トリノ古代美術館所蔵の頭部の断片、バチカン美術館所蔵の彫像、メトロポリタン美術館所蔵の全身像ほか、銀貨、絵画などクレオ... ...続きを見る

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2015/08/15 20:50
「天使」の名画
「天使」の名画 <「天使」の名画>という本(平松洋著 青幻舎/2015.5)はなかなか興味深かった。本書では、画家たちの想像力に比重を置き、一般的に抱かれている天使像というものが美術にどう描かれてきたのかを探っており、天使の原型となったクピド(アモル、ギリシャ神話のエロス)など「天使にあらざるものたち」も採り上げている。こうした有翼の飛天者たちのイメージが私たちが抱く天使のイメージを形成してきたと考えられるからだという。 ...続きを見る

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2015/06/25 23:59
ボッティチェリとルネサンス展
ボッティチェリとルネサンス展 終了間近の「ボッティチェリとルネサンス〜フィレンツェの富と美〜」展を観た(Bunkamura ザ・ミュージアム)。昨年のウフィツィ美術館展以来のボッティチェリ。 http://zauberfloete.at.webry.info/201411/article_18.html ボッティチェリの魅力は、やはりあの憂いを湛えた、ちょっと冷たい表情だろうか。 今回は「受胎告知」(横幅5メートルにも及ぶフレスコ画)はじめ、「ケルビムを伴う聖母子」、「聖母子と二人の天使」などボッティチェリ作品(工... ...続きを見る

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2015/06/24 22:46
燕子花と紅白梅
燕子花と紅白梅 「燕子花と紅白梅〜光琳デザインの秘密〜」展を観た(根津美術館)。2015年は尾形光琳(1658〜1716)の300年忌ということでの展覧会。目玉は「燕子花図屏風」と「紅白梅図屏風」の同時(それも隣り合わせ)展示。それぞれ、別々には観たことがあったが、両者を並べて観る機会は私にとって初めて。 http://zauberfloete.at.webry.info/201005/article_10.html 同じ会場には、光琳「四季草花図屏風」、(伝)俵屋宗達筆・烏丸光広賛「蔦の細道図屏風」他... ...続きを見る

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2015/05/14 22:01
ルオーとフォーヴの陶磁器展
ルオーとフォーヴの陶磁器展 ルオーとフォーヴの陶磁器展を観た(パナソニック汐留ミュージアム)。 http://panasonic.co.jp/es/museum/ 「1906–11年、パリ近郊、陶芸家メテの工房。―芸術の革新を担う若き画家たちが魅せられた、絵画と陶芸の競演。」というサブタイトルがついた今回の展示。ひじょうに興味深く、初めて観る作品に魅了された。 ...続きを見る

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2015/04/30 20:48
マスク展/Masks−Beauty of the Spirits
マスク展/Masks−Beauty of the Spirits マスク展を観た(東京都庭園美術館)。 フランス国立ケ・ブランリ美術館所蔵の、アフリカ、アジア、オセアニア、アメリカから集められたマスク(仮面)をテーマした約100点の展示。 仮面を身に着けることによって、人々は自然と向き合い、神や精霊といった目には見えない存在と通じ、物語を演じる表現者となりました。仮面は、肉体と意思をもつ人間と、それを取り巻く世界の境界に位置します。人は動物や精霊や神々、そして物語の登場人物を模(かたど)った仮面を纏い、時に音楽やリズムとともに踊り、舞い、それと一体化す... ...続きを見る

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2015/04/28 23:15
大英博物館展
大英博物館展を観た(東京都美術館)。<100の「モノ」が語る人類創造の歴史。時空を超えた200万年の旅へようこそ。>というコピーにあるように、さまざまな時代と地域の「歴史の断片」を手掛かりに人類200万年の軌跡を辿る旅。 有名な「ウルのスタンダード」、「ルイス島のチェス駒」はじめ、古代エジプトの棺、ガンダーラの仏像、柿右衛門の象など、北米、南米、アフリカ、中国、東南アジアなどの土器、粘土板、壺、像、レリーフ、金貨など、さまざまなモノはなかなか楽しく観ることができた。 「ウルのスタンダード... ...続きを見る

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2015/04/23 23:38
ルーヴル美術館展
ルーヴル美術館展を観た(国立新美術館)。フェルメールの「天文学者」を目玉とした風俗画の歴史を一望できる展覧会。16世紀初頭から19世紀半ばまでにわたるヨーロッパ風俗画約80点の展示。 フェルメール:「天文学者」はもともと地味な作品と思うがやや色がくすんでおり、かなり暗い感じではあった。シャルダン、ブーシェ、コローなどいくつか目を引く作品もあったが、中でも最も心惹かれたのはティツィアーノの「鏡の前の女」。気品漂う名画だった。 全般的に地味で落ち着いた色調の作品が多く、印象派のような華やかさ... ...続きを見る

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2015/04/13 21:20
美術関連テレビ番組
美術関連のテレビ番組と言えば、下記の番組がその代表的なものとして挙げられる。 ○「日曜美術館」(NHK Eテレ/日曜9:00) *アートシーン含む http://www.nhk.or.jp/nichibi/ ○「ぶらぶら美術・博物館」(BS日テレ/金曜20:00) http://www.bs4.jp/burabi/ http://zauberfloete.at.webry.info/201310/article_20.html ○「美の巨人たち」/(テレビ東京/土曜22:00) h... ...続きを見る

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2015/04/02 19:59
ワシントン・ナショナル・ギャラリー展
ワシントン・ナショナル・ギャラリー展を観た(三菱一号館美術館)。ワシントン・ナショナル・ギャラリー所蔵のルノワール、マネ、モネ、ドガ、セザンヌ、ゴッホなど、フランス印象派とポスト印象派のコレクション68点の展示。 ワシントン・ナショナル・ギャラリー展は2011年にも国立新美術館で開催されており、 http://zauberfloete.at.webry.info/201106/article_6.html モネの「アルジャントゥイユ」、ルノワールの「アンリオ夫人」、 ...続きを見る

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2015/03/26 23:00
「新印象派〜光と色のドラマ〜」展
「新印象派」展を観た(東京都美術館)。「モネ、スーラ、シニャックからマティスまで」というサブタイトル通り、印象派を継承しつつ、色彩理論/光学研究に基づく点描技法による光と色の効果を追求した新印象派を中心に、その変容ととフォービズムへのつながりを辿る約100点の展示。 会場に入るといきなりモネの「税官吏の小屋」など優れた3点が。やはりモネは素晴らしい・・・。 「新印象派」という呼び方は1886年に始まったらしい。まずスーラ、「グランド・ジャット島の日曜日の午後」があまりにも有名だが、今回は... ...続きを見る

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2015/03/17 22:33
ホイッスラー展
人間ドックを受診したついでにホイッスラー展を観た(横浜美術館)。「日曜美術館」や「ぶらぶら美術・博物館」などで解説をしっかり聞いていたため、既に観たような気になっていた・・・。 まず、有名な「白のシンフォニー No.3」は想像していたよりかなり小さい絵ではあったが、「主題のない」装飾的な画面はなかなか美しかった。そして「ノクターン」シリーズも、「青と銀色のノクターン」はじめ油彩だけでなく、版画作品にも観るべきものがあったと思う。また、「チェルシーの通り」など、水彩で描かれた一連の風景画はか... ...続きを見る

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2015/02/04 23:20
仁阿弥道八展
「仁阿弥道八展」を観た(サントりー美術館)。個人的に、道八と言えば茶道具と短絡的に理解していたのだが、仁阿弥道八(1783〜1855)は、仁清、乾山の流れをくみ、茶道具、煎茶器、食器のほか、彫塑的な置物まで多彩な作品を手がけた人だという。今回の展覧会のチラシにおいても茶道具などではなく、彫塑的作品の「色絵寿星立像」が前面に出ておりやや違和感はあった。 http://www.suntory.co.jp/sma/exhibit/2014_6/index.html さて、展示では道八の茶道具と... ...続きを見る

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2015/01/21 21:51
「川瀬巴水展〜郷愁の日本風景〜」
川瀬巴水展を観た(日本橋高島屋)。「昭和の広重」とも言われる版画家、川瀬巴水(1883〜1957)の回顧展で、木版作品のほか写生帖や原画など約250点というひじょうに見応えのある展示だった。これまでテレビなどではその作品を観たことはあったが、実際に観るのは今回が初めて。 巴水は大正から昭和にかけて活躍し、日本全国におよぶ旅を通じて多くの風景画/版画を残したが、それらは本当に懐かしく郷愁を呼び起こさせる作品ばかりだった。作品/時代ごとに多少の作風の違いがあるとはいえ、特に雪/雨や月明かり、水... ...続きを見る

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2015/01/07 23:04
仁清・乾山と京の工芸〜風雅のうつわ
「仁清・乾山と京の工芸〜風雅のうつわ」展を観た(出光美術館)。野々村仁清と尾形乾山の作品を中心とした100点あまりの展示。 尾形乾山のオランダのデルフト焼を写した「八角向付」や、仁清のモノクロームのうつわ(色絵が大名家の注文品であったのに対して、白釉や銹絵は京都御所の公家屋敷跡から多く発見されているという)なども興味深かったが、仁清といえばやはり色絵。「色絵芥子文茶壺」に加え、私が最も心惹かれたのは「色絵熨斗文茶碗」。 ...続きを見る

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2014/12/10 21:49
清宮質文版画優品展
銀座のミウラ・アーツで開催中(12/6〜20)の清宮展を観た。 http://homepage1.nifty.com/miuraarts/ 今回は「蝶」、「さまよう蝶」、「ただよう蝶」、「行く手の花火」、2種類の「夢の中へ」など十数点。清宮の作品はどれも内省的で静謐、詩的で儚く、そして美しい。 ...続きを見る

ナイス ブログ気持玉 1 / トラックバック 0 / コメント 0

2014/12/09 23:12
フェルディナント・ホドラー
11/30放送の「日曜美術館」(NHK Eテレ) http://www.nhk.or.jp/nichibi/weekly/2014/1130/index.html 11/28放送の「ぶらぶら美術・博物館」(BS日テレ) http://www.bs4.jp/burabi/onair/157/index.html 両番組とも今回はホドラー特集。 後者が開催中の特定の展覧会会場からのレポートなのに対し、前者は開催中の展覧会を機に、会場も訪ねつつ、当該芸術家の生い立ち、作品、周辺情報などを織り... ...続きを見る

なるほど(納得、参考になった、ヘー) ブログ気持玉 4 / トラックバック 0 / コメント 0

2014/11/30 17:09
ウフィツイ美術館展
ウフィツィ美術館展を観た(東京都美術館)。今回は「パラスとケンタウロス」をはじめとするボッティチェリの作品9点を中心に、16世紀フィレンツェ美術を牽引した画家たちの計80点あまりの展示。ボッティチェリ以外で私が名前を知っていたのはフィリッポ・リッピくらい。そのほとんどが宗教画で様式的には統一されていたが、かなり濃密な世界ではあった・・・。 ボッティチェリの作品、「パラスとケンタウロス」は「春」に通じるものが感じられたが、時代によって(かどうか)ずいぶん画風の異なる作品も少なくなく、なかなか... ...続きを見る

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2014/11/28 22:17
夢みるフランス絵画展
「夢みるフランス絵画〜印象派からエコール・ド・パリへ〜」展を観た(Bunkamura ザ・ミュージアム)。「フランス近代美術のオールスターの競演!」というキャッチフレーズ通り、モネ、ルノワール、セザンヌ、デュフィ、モディリアーニ、藤田、シャガールなど、有名作家16名、71点の展示で、日本の個人コレクションから厳選されたものだという。 モネ4点(「エトルタ、夕日のアヴァル断崖」、「睡蓮のある池」ほか)、セザンヌ2点(「大きな松と赤い大地」ほか)ルノワール7点、モディリアーニ2点(「小さなルイ... ...続きを見る

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2014/11/23 20:44
ミレー展
「ボストン美術館ミレー展」を観た(三菱一号館美術館)。今年はミレー生誕200年とのこと。ボストン美術館所蔵の「種をまく人」、「羊飼いの娘」などミレーの作品25点、コロー、ルソーなどバルビゾン派の画家の作品など合わせて64点の展示。数点の作品を除き、どれも暗いトーンの地味な展示ではあったが、自然、農村、動物などへの温かく落ち着いた眼差しが伝わってくるような作品が多かった。 <フォンテーヌブローの森>を描いた作品は、コロー、クールベ、(テオドール)ルソー、ペーニャといった画家たち。ふと、明るい... ...続きを見る

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2014/11/07 23:10
ホドラー展
「フェルディナント・ホドラー展〜脈動する生命のリズム〜」を観た(西洋美術館)。ホドラー(1853〜1918)はスイスでは国民的画家らしいが、私にとっては最近知った人。先日のチューリヒ美術館展でも数点が展示されていた。 http://zauberfloete.at.webry.info/201410/article_7.html 今回は油彩、素描など約100点の作品が展示され、国内最大級の回顧展とのこと。ひじょうに充実しており見応えがあった。 ホドラーといえば、リズムの絵画(身体の動きに... ...続きを見る

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2014/11/04 21:11
チューリヒ美術館展
チューリヒ美術館展を観た(国立新美術館)。日本初というチューリヒ美術館所蔵のコレクション70数点の展示。印象派からシュルレアリスムまでというサブタイトルの通り、幅6メートルのモネの大作を始めゴッホ、セザンヌ、ルソー、マティス、ピカソ、さらにスイス出身のクレー、ホドラー、ジャコメッティなど大変充実した素晴らしい内容。 展示の仕方も、セガンティーニ、モネ、ポスト印象派、ホドラー、ナビ派、ムンク、表現主義、ココシュカ、フォービズムとキュビズム、クレー、抽象絵画、シャガール、シュルレアリスム、ジャ... ...続きを見る

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2014/10/12 20:35
ボストン美術館浮世絵名品展 北斎
「ボストン美術館浮世絵名品展 北斎」を観た(上野の森美術館)。ボストン美術館が所蔵する北斎の作品、約140の展示。 ○「稀品と優品でたどる浮世絵版画70年 ○華麗な摺物と稀覯本 ○肉筆画と版下絵・父娘の作品 という3章構成でなかなか見応えがあった。初期の作品で珍しいものもあったが、やはり充実していたのは風景版画。富嶽三十六景からは21点、諸国瀧廻りは全点(このシリーズは観るたびにいつも不思議な作品だと思う)、諸国名橋奇覧から5点など、どれも刷りも美しい。そして、今回あらためて最も惹か... ...続きを見る

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2014/09/28 10:57
芹沢_介の世界展
先日、「日曜美術館」を観てこの人のことを初めて知り、その素晴らしさに衝撃を受け、とにかく実物を観ておこうと思い早速展覧会に出かけてみた(日本橋高島屋)。 そのデザインの見事さはテレビでも観た通りではあったが、特に着物、帯、のれんなどの生地と一体になったその質感/微妙な色彩は、やはり映像では表現しきれないものがあり、実物はまことに素晴らしいものだった。 文字のデザイン化(画像は「天」の文字)の見事な着想とその具現化、大胆でかつ緻密な着物のデザイン、沖縄の紅型に刺激されたというデザイン/色彩... ...続きを見る

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2014/09/17 21:04
「美術、応答せよ!〜小学生から大人まで、芸術と美の問答集〜」
著者は森村泰昌、月刊「ちくま」に2012年1月号〜2014年2月号に連載されたもの。2014年7月に筑摩書房から単行本として出版された。 美術に関する問答集で、質問者は大学や高校の先生、美術家、美術に興味のある人、そうでもないが聞きたいことのある人、大学生、小学生と多彩。そして森村が多くの難問に「応答」する。 とにかくひじょうに面白い。美術に関する入門書/解説書としては、他にはないユニークで、わかりやすく、納得できる内容であり、美術という領域にとどまらず、物事に対する新しい見方や考え方をも示... ...続きを見る

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2014/09/15 21:18
ノルマンディー展
「印象派のふるさと ノルマンディー展〜近代風景画のはじまり〜」を観た(損保ジャパン日本興亜美術館)。ノルマンディー地方はイギリス海峡に臨むフランス北西部、セーヌ川沿いにはルーアン、ジュミエージュ、河口にはオンフルール、ル・アーブル、サン=タドレスなど印象派関係のゆかりの地がある。今回は19世紀後半から20世紀初頭にかけて、ノルマンディー地方が描かれた風景画を中心とした展示。 まずブーダン、「モネに屋外で絵を描くことを教えた」くらいの知識しかなかったが、オンフルール出身とのことで今回かなりの... ...続きを見る

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2014/09/13 12:27
「木版ぞめき〜日本でなにが起こったか〜」展
第2回国際木版画会議 特別企画展「木版ぞめき〜日本でなにが起こったか〜」展を観た(東京藝大美術館)。「ぞめき」とは「騒」と書き、動詞形は「騒(ぞめ)く」、古い江戸言葉で、大勢でわいわい騒ぎながら歩くこと、賑わうことの意味らしい(「ひやかし」の意味にも使われることもあるようだ)。紹介文の中では下記のように使われている。 日本の水性絵具による伝統木版は、極東の地で和紙と共に成熟を重ね独自な形で発展を遂げました。いつしか「日本の文化」と言われるようになり、伝統として今に繋がっています。和紙と水性... ...続きを見る

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2014/09/04 22:07
オルセー美術館展
東京でもオルセー展は何年かに一度開かれているし、昨年は現地にも行っている。とはいえ、開催されると聞けば行ってみたくなるのはいつものこと。今回もやっと観ることができた(国立新美術館)。 http://zauberfloete.at.webry.info/200703/article_18.html http://zauberfloete.at.webry.info/201006/article_12.html http://zauberfloete.at.webry.info/20130... ...続きを見る

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2014/08/20 23:08
松岡美術館
松岡美術館は白金台から外苑西通りを少し行った自然教育園のウラ、東大医科研の向かいくらいにあるのだが、開館したのは2000年とのことでまだ新しい。私は以前に行ったことがあったとはいえずいぶん久しぶりの再訪問。 今回は「松岡清次郎生誕120年 巴里をいのちを謳歌しよう」というテーマの展示。点数はそれほど多くはないものの、シニャック、ローランサン、ピカソ(「ドラ・マールの肖像」、「パイプを持つ男」)、モディリアーニ、シャガール、藤田嗣治、キスリング、ドンゲン、さらに、ヴラマンクも3点、デュフィ、... ...続きを見る

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2014/08/07 22:38
柿右衛門展
柿右衛門(様式)の磁器をまとめて観たのは戸栗美術館だったと思うが、その洗練されたデザイン、控えめだが絶妙な色調に魅了され続けている。その後、NHK-BSの「100年インタビュー」で十四代酒井田柿右衛門のひじょうに興味深い話を聞けたのだが、昨年、亡くなられてしまった。「ななつ星in九州」の洗面所に使用されている洗面鉢が遺作となったという。 そして今回、十五代襲名記念としての酒井田柿右衛門展を観た(日本橋三越 美術特選画廊)。十五代は1968年佐賀県有田町生まれ。1994年より十四代柿右衛門に... ...続きを見る

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2014/07/25 19:16
古代エジプト展 女王と女神
「古代エジプト展 女王と女神」を観た(東京都美術館)。メトロポリタン美術館が所蔵するエジプト・コレクションから「女性」をテーマにした約200点の展示。 会場入り口に展示されている「ハトシェプスト女王像の頭部」は石灰岩で作られた50cmほどのひじょうに美しい像で、もとは高さ3メートル以上の全身像だったという。 ハトシェプスト女王の像、レリーフ、まつわる品々などに続き、ハトホル女神をはじめとするさまざまな女神、王妃、王女たちの像、石碑、装飾品、護符、シストラム(宗教的な楽器)など、そして、王... ...続きを見る

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2014/07/24 23:53
デュフィ展
「デュフィ展〜絵筆が奏でる色彩のメロディー〜」を観た(Bunkamura ザ・ミュージアム)。デュフィは大好きな画家。これまで何回か展覧会を観ているが、今回は「回顧展」のかたちで点数も多く内容も充実しており観応えがあった。 http://zauberfloete.at.webry.info/200609/article_15.html http://zauberfloete.at.webry.info/200707/article_18.html 初期の油彩による風景画・人物画などは、... ...続きを見る

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2014/07/09 22:55
ハーグ派展
「オランダ・ハーグ派展」を観た(損保ジャパン東郷青児美術館)。私は「ハーグ派」という言葉も知らなかったのだが、「ゴッホの原点/近代自然主義絵画の成立」というサブタイトル通り、 バルビゾン派からゴッホへ至る流れがわかるテーマ性の高い一貫性のある展示だったと思う。 コロー、ミレー、テオドール・ルソー、ドービニーなどの風景画に始まり、肝心のハーグ派。ルーロフス、ヴァイセンブルフ、マリス、イスラエルスなど未知の画家たちの初めて観る作品ばかりではあったが、農民を描いたものや風景画には明らかにバルビゾ... ...続きを見る

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2014/06/23 23:35
バルテュス展
バルテュス展を観た(東京都美術館)。バルテュスは1908年パリ生まれ(カラヤンと同年)、2001年没。美術学校に通うことなく、ヨーロッパ絵画の伝統に触れながら、20世紀美術の流派のどれにも属することなく独特な具象絵画の世界を築き上げていったとのこと。1967年に日本人女性と結婚、今回の展示も節子夫人の全面的な協力を得て開催されたという。油彩が40点以上、素描・習作や挿画など約50点というかなり充実した内容で、スイスの住居に残るアトリエを再現したセットも展示されていた。 私はこの画家について... ...続きを見る

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2014/05/15 23:03
栄西と建仁寺展
「栄西と建仁寺展」を観た(東京国立博物館平成館)。混雑しているのではないかと思ったが、それほどでもなく比較的ゆっくり観ることができた。一方、隣(本館)で開催されている「キトラ古墳壁画」展は長蛇の列で、帰るときに見たら70分待ちとのことだった。 2014年は、日本に禅宗(臨済宗)を広め、京都最古の禅寺「建仁寺」を開創した栄西禅師(1141〜1215)の800 年遠忌にあたるとのことで、今回はそれを機に建仁寺所蔵の名宝、栄西ゆかりの諸寺の宝物などが展示されている。 目玉は何といっても俵屋宗達... ...続きを見る

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2014/05/06 23:25
のぞいてびっくり江戸絵画〜科学の眼、視覚のふしぎ〜展
「のぞいてびっくり江戸絵画〜科学の眼、視覚のふしぎ〜展」を観た(サントリー美術館)。江戸時代後期、蘭学の振興とともに生まれた西洋の遠近法を用いた風景図や、顕微鏡による知見を取り入れた拡大図、博物学の知識を踏まえた写生図など、新しい「視覚文化」を紹介する展示。 第1章 〈遠近法〉との出会い 第2章 〈鳥の眼〉を得た絵師たち 第3章 〈顕微鏡〉でのぞくミクロの世界 第4章 〈博物学〉で観察する 第5章 〈光〉と〈影〉を描く―影絵・鞘絵(さやえ)・鏡・水面 という構成で、第5章の影絵、... ...続きを見る

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2014/05/01 22:13
ブルージュ→ゲント
旅行四日目。アムステルダムのホテルを出発し、再び国境を越えてブルージュへ向かう。ブルージュまでは約270q、お昼前には到着する。ブルージュはベルギー北西部の北海に近い街で、13〜14世紀にハンザ同盟の主要都市として栄えたという。街を縦横に走る運河には50以上の橋(Brugge:橋の意)がかかっている。 ...続きを見る

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2014/04/28 23:29
アムステルダム市内観光
旅行三日目の午後はアムステルダム市内観光。 空港近くを経由して南西側から市の中心部に入り、コンセルトヘボウの前を通ってまず国立美術館前で下車。 ...続きを見る

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2014/04/28 23:23
The Power of Images 〜イメージの力〜
「イメージの力――国立民俗学博物館コレクションにさぐる」展を観た(国立新美術館)。 ○世界各地から集められたくさんの仮面 ○さまざまな土地で作られた神や精霊、祖先の像や人形 ○箱型祭壇、玉座、イコン、曼荼羅など ○羽根の髪飾り、胸飾りなどの装飾品、祭服、衣装・装束、お守り、帽子 ○「高みとつながる」墓標、柱状棺、神像、トーテム・ポール、葬送用の柱 などの展示(なお、このあとにも現代アートのような、棺桶、玩具、彫像、魚網、農具などの展示もあったがあまりピンとこなかった)で、特に... ...続きを見る

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2014/04/02 19:24
魅惑のニッポン木版画展
浮世絵は別として、私が版画という芸術に目覚めた(?)のは、2000年に今は無き小田急美術館で開かれた清宮質文の展覧会を観たときだった。 http://zauberfloete.at.webry.info/200906/article_15.html ほぼ同じ頃に駒井哲郎、その後、浜口陽三、長谷川潔などを知り、版画作品の魅力に惹き込まれて行くことになる。 ...続きを見る

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2014/03/17 21:42
有元利夫展2014/2
2月24日は有元の命日(今年で29年になる)。昨年は行けなかったが、例年この時期に開かれる有元利夫展を観た(小川美術館)。半蔵門駅を出た交差点の角にあった花屋はなくなっていたし、途中のガソリンスタンドもなくなり、その先の道沿いには新しい大きなマンションも建設中で、辺りの景色も少しずつ変わっていく。それにしても「ぴあ」はいつ移転したのだろうか・・・。 http://zauberfloete.at.webry.info/200602/article_19.html http://zauber... ...続きを見る

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2014/02/27 21:48
シャヴァンヌ展
「シャヴァンヌ展〜水辺のアルカディア〜」を観た(Bunkamura ザ・ミュージアム)。実はシャヴァンヌという画家について、西洋美術館の「貧しき漁夫」くらいしか私は知らなかったのだが、「諸芸術とミューズたちの集う聖なる森」はじめ、フレスコ画を思わせる淡く落ち着いた色調はなかなか好ましいものだった。また、「瞑想」、「気球」&「伝書鳩」なども優れた作品だったと思う。 美術史的には象徴主義の先駆とされているようで、スーラ、マティス、ピカソなどに影響を与えたと言われているが、個人的にはモーリス・ド... ...続きを見る

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2014/02/19 23:21
「ザ・ビューティフル 英国の唯美主義1860-1900」展
「ラファエル前派展」も現在開催中だが、それに先立って(?)「ザ・ビューティフル 英国の唯美主義1860-1900 ART FOR ART'S SAKE」展を観た(三菱一号館美術館)。 19世紀後半の英国では、唯美主義者と呼ばれる前衛芸術家たちが追い求めた「新たな美」が大衆にまで広がって、壮大なムーヴメントへと発展したという。本展は、ロンドン、パリなどで好評を博した国際巡回展(「カルト・オブ・ビューティー」展)をもとに、新たに構成した日本初の唯美主義展とのこと。ヴィクトリア・アンド・アルバー... ...続きを見る

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2014/02/10 23:41
「板谷波山の夢みたもの」展
「板谷波山の夢みたもの/没後50年・大回顧」展を観た(出光美術館)。私が初めて波山の作品を観たのが2001年だったので10年ぶり以上となる。今回は出光コレクションの波山陶芸約180点と素描約120点の展示。 波山の作品には青磁、白磁、彩磁(多色を用いた磁器)などがあるが、特に、波山独自の手法である葆光彩磁(ほこうさいじ)による淡い光沢、パステルカラーのような色彩の柔らかさは、言葉では言い尽くせないほど素晴らしい。主に草花を素材にしたデザインも秀逸なもので、その斬新さ、完成度の高さ、気品、格... ...続きを見る

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2014/02/07 21:56
クリーブランド美術館展/人間国宝展
「クリーブランド美術館展〜名画でたどる日本の美〜」、「人間国宝展〜生み出された美、伝えゆくわざ〜」を観た(東京国立博物館 平成館)。 両美術展とも期待を上回る優れた展示で、良い作品と巡りあうことができた。 全米でも屈指の日本美術コレクションを有するというクリーブランド美術館、GHQの美術顧問を勤め、東洋美術研究者として名高いシャーマン・リー(1918〜2008/1958年から館長)がその土台づくりに貢献したという。 まず、雷神図屏風「伊年」印、 ...続きを見る

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2014/02/05 22:41
大浮世絵展
「大浮世絵展」を観た(江戸東京博物館)。国際浮世絵学会創立50周年を記念しての展覧会とのことで、有名な名品が揃っていた。江戸時代初期の風俗図屏風、菱川師宣の初期浮世絵から、歌麿・写楽が登場した「黄金期」、北斎・広重・国芳が活躍した「展開期」、そして文明開化に沸く明治時代の作品まで、その時代を追って鑑賞でき、ひじょうに見応えがあった。 写楽、北斎、広重などの超有名な作品は別として、それ以外で印象に残った作品は、鈴木春信「雪中相合傘」、喜多川歌麿「当時三美人」、川瀬巴水「日本橋」など。 今回... ...続きを見る

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2014/01/20 22:49
フランケンワイン
年末年始ということで、普段ではあまり飲めないフランケンワインを数本開けた。以前は高級(?)スーパーには置いてあったのだが、最近は店頭ではほとんど見かけなくなってしまったため今回は一部ネットで購入した。 ○Volkacher Kirchberg Mueller-Thurgau KABINETT Halbtrocken 2012 冷やし過ぎなかったせいもあり、フルーティな香りとすっきりした味わいでなかなか美味しかった。 ...続きを見る

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2014/01/09 20:23
モネ、風景をみる眼
「モネ、風景をみる眼〜19世紀フランス風景画の革新〜」展を観た(国立西洋美術館)。 国立西洋美術館とポーラ美術館の共同企画であり、35点のモネを中心とし、セザンヌ、ゴーギャン、ルノワール、ゴッホ、シスレー、シニャック、ルドン、ピカソなどにロダンの彫刻やガレの花器も加えた約100点の展示。西洋美術館の常設展で普段見慣れている作品も少なくなかったが、全般的にはかなり充実した内容で、二つの美術館がこれだけの作品を所蔵しているということにも驚かされた。 数点あったセザンヌやゴッホも優れたものだっ... ...続きを見る

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2013/12/19 23:09
ターナー展
閉幕が迫ったターナー展をやっと観た(東京都美術館)。まず、ターナーという人、最近まで私は比較的最近の(?)人と思っていたのだが、1775年生まれ(1851年没)とのこと。18世紀後半生まれの有名な画家というのは、アングル(1780〜1867)、コロー(1796〜1875)、ドラクロワ(1798〜1863)くらいしかおらず、ミレーやクールベなどはずっと後の生まれとなる。さらに、作曲家で言えばベートーヴェン(1770〜1827)とほぼ同時代、モーツァルトは存命中、ハイドンのイギリス訪問とも重... ...続きを見る

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2013/12/16 22:59
天上の舞 飛天の美
「天上の舞 飛天の美」展を観た(サントリー美術館)。平等院鳳凰堂は昨年9月より屋根葺き替え及び塗装事業を行っており、来年春に落慶するとのこと。その修理完成記念としての展覧会であり、平等院鳳凰堂の国宝はじめ、インドや中国などの飛天像、飛天図、さらには曼荼羅、来迎図など、飛天をテーマにした作品80点あまりの展示。 http://www.suntory.co.jp/sma/exhibit/2013_5/index.html 私は仏像/宗教美術などはあまり観ない方なのだが、先日の興福寺仏頭展と並... ...続きを見る

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2013/12/04 23:22
岡山→羽田/まとめ
帰りの便は12:45岡山空港発のJAL1684便。帰るにはいやに早い時間の便なのだがツアーのため仕方がない・・・。使用機材はボーイング737‐800(165席)。行きの便(徳島行き)はボーイング767‐300(219席)だったので機内はやはり狭く感じる。行きの便はほぼ満席に近かったが、後方部数列と途中にも空席が少し目立つ。 東京‐岡山は356マイル、東京‐徳島は329マイルと岡山の方が若干距離はあるが、時刻表上の所要時間はどちらも1時間20分と変わらない。いずれにしても約一時間少しなので新... ...続きを見る

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2013/11/29 12:56
倉敷/大原美術館
お昼過ぎのフェリーで宮浦港を離れ、再び宇野港へ戻り、そこから倉敷へ向かい一時間もかからず到着。ホテルにチェックインしてから、美観地区と言われるあたりを散策に出かける。月曜日ということで美術館はじめ休みの店も多く、人出もあまり多くない。倉敷川に沿って続く白壁の街並みが美しい。紅葉もちょうど見頃。 ...続きを見る

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2013/11/28 23:58
直島/家プロジェクト
二日目は、直島内の民家を修復/改築して現代アート作品を設置、あるいは家全体をアート化しようという試みである「家プロジェクト」の島内見学ツアー。明け方まで降っていた雨も上がり絶好の観光日和と思っていた矢先、再び雨が降り始める・・・。 最初に訪れたのは「南寺」。安藤忠雄が建物を設計し、ジェームズ・タレルの作品が設置されている。建物に入ると初めは真っ暗な闇。しかし、しばらく経つと次第に眼が慣れてきて少しずつあたりが見えるようになってくる・・・。そして正面の壁にはスクリーンのような面があることが見... ...続きを見る

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2013/11/28 23:50
ベネッセ・ハウス/ミュージアム
ベネッセハウスには、「ミュージアム」棟を始めとする4つの宿泊施設があるが、今回宿泊したのは「パーク」棟というところ。美術館こそ併設されていないが、入り口、ロビー周辺、廊下/通路や屋外にも少なくない作品が展示されている。 http://www.benesse-artsite.jp/benessehouse/ ...続きを見る

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2013/11/27 22:59
地中美術館
宇野港からバスのままフェリーに乗って直島へ向かう。瀬戸内というところは初めて来たが、本当に大小の島が点在している。 ...続きを見る

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2013/11/27 22:50
瀬戸内アート・ツアー〜大塚国際美術館〜
瀬戸内海の直島は、これまで何回かテレビや本で紹介されており、個人的には特にモネの絵をはじめ興味を持っていたのだが、それだけのために行く決心はなかなかできないでいた。 http://zauberfloete.at.webry.info/201306/article_1.html 今回たまたま、「直島と瀬戸内3つの美術館めぐり3日間」というツアーがあり、直島はじめ、大塚国際美術館、大原美術館を回るというコースで、さらに一日目はベネッセハウス http://www.benesse-artsi... ...続きを見る

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2013/11/26 23:20
三菱一号館美術館名品選〜近代への眼差し 印象派と世紀末美術〜
「三菱一号館美術館名品選2013」展を観た。19〜20世紀初頭パリで活躍したルノワール、モネ、ルドン、ロートレックらを始め、その後の芸術に影響を与えたとされる画家たちの作品149点(当館所蔵品)の展示。 ルノワールの4点、モネ2点、セザンヌ、ドガ、ピサロ、シスレーなど印象派の油彩はなかなか見応えがあった。特に、ルノワールの「長い髪をした若い娘(麦藁帽子の若い娘)」は優れた作品だと思う。 あとはロートレック。有名な「ムーラン・ルージュ、ラ・グリュール」、「悦楽の女王」ほか20点以上はほぼ期... ...続きを見る

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2013/11/13 23:08
ホノルル美術館
今回、私がぜひ行ってみたかったところの一つ。当初は路線バスかトロリーを使う予定だったが、JALパックの場合、専用無料バスが多く走っていたためそれを利用(JTB、近畿日本ツーリスト、HISなども専用バスがある)。 ハワイ最大の美術館として知られるホノルル美術館は1927年に設立、5つのコートヤード(中庭)を囲んで約30のギャラリーがある。 ...続きを見る

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2013/11/05 22:40
日曜美術館「永遠に強く 美しく〜奈良・興福寺の国宝仏像〜」
「日曜美術館」(NHK-Eテレ)は奈良・興福寺の国宝仏像の特集。BS日テレの「ぶらぶら美術・博物館」が特定の美術展について紹介/レポートするのに対し、 http://www.bs4.jp/guide/entame/burabura_art/onair/119/index.html 「日曜美術館」は、特定の美術展を対象にしている場合でも、その周辺情報を織り交ぜて番組が構成されている点が特徴。 http://www.nhk.or.jp/nichibi/weekly/2013/1027/inde... ...続きを見る

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2013/10/27 20:51
印象派を超えて 点描の画家たち
「印象派を超えて―点描の画家たち ゴッホ、スーラからモンドリアンまで DIVISIONISM」展を観た(国立新美術館)。オランダのクレラー=ミュラー美術館所蔵作品を中心にした油彩画、水彩画、素描など93点の展示。 スーラ、シニャック、ピサロらの作品を中心に、ゴッホの9点始め、モネ、シスレー、ゴーギャン、それに、ヴラマンクとドランも1点ずつ、さらに、ベルギーとオランダの分割主義という章は初めて観る作品ばかりではあったがどれもなかなか充実しており、全体としても期待以上の展示内容だったと思う。 ... ...続きを見る

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2013/10/24 23:09
「トスカーナと近代絵画」展
「もうひとつのルネサンス トスカーナと近代絵画」展を観た(損保ジャパン東郷青児美術館)。フィレンツェのピッティ宮近代美術館が所蔵する絵画約70点によって、フィレンツェとトスカーナに焦点を当てたイタリア近代絵画の展開を紹介するという企画。 フォンタネージ、シニョリーニ、セルネージ、ロザイなど、私が初めて接する画家ばかり。わずかな例外はキリコとファットーリ。 ファットーリ(1825〜1908)はイタリアのマッキアイオーリ(マッキア派)と称される画家グループを代表する作家とのことで、今回も8点... ...続きを見る

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2013/10/22 22:45
興福寺仏頭展
「国宝 興福寺仏頭展」を観た(東京藝術大学大学美術館)。創建1300年という興福寺は、全国の国宝仏像彫刻のおよそ15%を所蔵している(数年前の「阿修羅展」は記憶に新しい)とのことで、今回は仏像彫刻をはじめとする国宝25点、重要文化財31点など約70点の展示。 私自身、仏教美術への関心はあまり高くはなかったのだが、9月初旬から開催されているこの展覧会、ちょっと気になっていたので行ってみることにした。会場内はかなり混雑していたが、予想をはるかに上回るひじょうに素晴らしい展示内容だった。 会場... ...続きを見る

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2013/10/15 20:40
好きな西洋人画家ランキング
朝日新聞日曜版(2013/10/5)に好きな西洋人画家ランキングが載っていた。朝日新聞デジタルのウェブサイトで、会員登録者を対象に9月上旬にアンケート調査(編集部が約100人を提示)を実施、回答者数は1796人とのこと。集計結果は下記の通り。 1.モネ(567) 2.レオナルド・ダ・ビンチ(511) 3.ルノワール(362) 4.ゴッホ(328) 5.ミケランジェロ(299) 6.レンブラント(286) 7.フェルメール(275) 8.ピカソ(217) 9.ラファエロ(212)... ...続きを見る

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2013/10/10 23:53
ミケランジェロ展
「ミケランジェロ展〜天才の軌跡〜」を観た(国立西洋美術館)。システィーナ礼拝堂500年祭記念ということで、フィレンツェにあるカーサ・ブオナローティの所蔵品(素描中心)の展示。 天井画や壁画は持ってくることはできないため、どのような展覧会なのか期待していたが、確かに、「階段の聖母」(大理石浮彫)、「クレオパトラ」などは素晴らしかったとはいえ、手紙や天井画の習作、建築のスケッチなどが展示の大半(ほとんど)ではやはり欲求不満になる・・・。 時間があったので、久しぶりに常設展の会場にも足を運ぶが、何... ...続きを見る

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2013/09/11 22:52
管楽器と弦楽器
学生オーケストラの時から、一般的に弦は上品、管は下品と言われてきた。弦楽器、特にヴァイオリンなどは金持ちのご子息/ご令嬢が幼い時からレッスンに明け暮れてきたというイメージ、また極めて繊細で正確な技術が必要とされる楽器の性格などから、必然的に、それを演奏する人はノーブルで洗練された上品な人ということになっていく。 一方、管楽器(特に金管)は、変人、体育会系、直感/感情的、大雑把、野蛮/粗野、目立ちたがり、派手好き、楽観的、酒飲み、などなどロクなイメージはない。 茂木大輔著「オーケストラ楽器別人... ...続きを見る

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2013/08/20 23:27
アングルのヴァイオリン
ヴァイオリンを弾く画家といえば、パウル・クレーやモーリス・ド・ヴラマンクなどが有名だが、(実はこれまで私は知らなかったが)ジャン=オーギュスト=ドミニク・アングルもヴァイオリンの名手だったらしい。 1780年、フランス南西部のモントーバン近郊に生まれたアングルは、装飾美術家の父から絵画とヴァイオリンを仕込まれて育った。幼い頃から勤勉で何でもよくこなしたアングルは、ヴァイオリンの腕も相当で、(中略)今でもフランスでは「アングルのヴァイオリン」といえば、巧すぎる余技のことを意味している(木村泰... ...続きを見る

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2013/08/15 21:11
プーシキン美術館展
プーシキン美術館展を観た(横浜美術館)。みなとみらい駅から地上に出たところ、「MARK IS」という大型商業施設(つい最近オープンしたばかりらしい)ができており、あたりの風景がまったく変わってしまっていることに驚く。 今回の展示は、フランス絵画300年というサブタイトルが示す通り、プッサン、モネ、セザンヌ、ゴッホ、ピカソ、マティスまで、フランス絵画の名品が66点揃ったもの。 ○第1章 17〜18世紀:古典主義、ロココ ○第2章 19世紀後半:新古典主義、ロマン主義、自然主義 ○第3章... ...続きを見る

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2013/08/12 21:41
浮世絵Floating World
「浮世絵Floating World〜珠玉の斎藤コレクション〜」展を観た(三菱一号館美術館)。 「はかない世の中であるならば、せめて浮かれて暮らしたい」という江戸の人々の気分を反映し、現実とも享楽の世界とも思える"Floating World"を鮮やかに描いた浮世絵、その名品の数々、川崎・砂子の里資料館長 斎藤文夫氏のコレクション。 http://kawasaki-isagonosato.jimdo.com/ 期間中に2回の展示替えが行われ、今回観たのはその第2期。北斎・広重の登場〜ツ... ...続きを見る

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2013/07/25 21:43
エミール・クラウスとベルギーの印象派/東京ステーションギャラリー
昨年秋、改修後再オープンした東京ステーションギャラリーに初めて行ってみた。以前は丸の内中央口近くに入口があったと思ったのだが、改修後は丸の内北口改札を出てすぐ右側が入口となり、北口ホールの左上部側2〜3階が展示室となっている。2階の展示室や階段周りには煉瓦壁が一部残されており、昔の東京駅の雰囲気を残している。また、ミュージアムショップ(TRAINIART/トレニアートという)は、東京駅関連グッズや車両がデザインされたグリーティング・カードなどユニークな品揃えとなっている。 さて、ハコの方の... ...続きを見る

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2013/06/18 22:39
清宮質文木版画展
銀座のミウラ・アーツで開かれている清宮質文木版画展を観た。 http://homepage1.nifty.com/miuraarts/ ミウラ・アーツでは年一回はこのような展示があるので必ず出かけることにしている。 今回は、「キリコ」はじめ「蝶」、「さまよう蝶」、「黒夜の鳥」など名品二十数点の展示。画集で観ても十分美しい清宮の作品だが、やはり実物は格別に素晴らしい。私の大好きな「夢の中へ」もあったので一応価格を訊いてみたところ55万円とのこと。多少値下がり傾向とはいえ、昔まだそれほど高... ...続きを見る

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2013/06/11 22:44
貴婦人と一角獣展
貴婦人と一角獣展を観た(国立新美術館)。 「貴婦人と一角獣」は、フランス国立クリュニー中世美術館が所蔵する、西暦1500年頃の制作とされる6面の連作タピスリー(室内装飾用の織物)。6枚の織物だけで展覧会を企画するというのもずいぶん大胆(?)にも思え、特に観る予定もなかったのだが、先日の「日曜美術館」での原田マハさんの話を聞いて、やはり観ておかなくてはと思い直して出かけてみた。 6枚のタピスリーはそれぞれ少しずつサイズが異なるが、約3m〜4m四方のひじょうに大きなもの。保存状態も良く色彩も... ...続きを見る

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2013/06/07 22:53
「モネ、ゴッホ、ピカソも治療した絵のお医者さん 修復家・岩井希久子の仕事」
(株)美術出版社より2013年6月に出版されたばかりの本。岩井さんは絵画修復家の草分け的な存在で、私も名前は知っていたが、実際の仕事に関する話はひじょうに興味深い内容だった。 昨年、ウフィツィ美術館で、修復されたラファエロの「ひわの聖母」を観た時、その色彩の鮮やかさに目を奪われたものだったが、その時以来、絵画の修復方法については関心を持っている(塗り直したのではないかという疑問もあったのは事実)。 http://zauberfloete.at.webry.info/201211/articl... ...続きを見る

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2013/06/02 23:28
ラファエロ展
「ラファエロ展」をやっと観た(西洋美術館)。ルネサンス三大巨匠と呼ばれ、画家にとって絶対的な手本とされ続けてきたラファエロだが、日本においてはそれほどの人気もなく(?)本格的な展覧会は今回が初めてという。私も海外で初めてラファエロに目覚めたのがつい最近のこと・・・。今回はパラティーナ美術館、ウフツィ美術館、ルーヴル美術館ほかから23点のラファエロ作品が集められたという。 ラファエロといえば聖母子像で今回の目玉が「大公の聖母」。背景があとから塗りつぶされたかどうかは別として、やはり見事な作品... ...続きを見る

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2013/05/25 13:05
ルドン展
「オディロン・ルドン展〜夢の起源〜」を観た(損保ジャパン東郷青児美術館)。 ルドン展は昨年も観ているが、 http://zauberfloete.at.webry.info/201201/article_26.html 今回は、ボルドー美術館、岐阜県美術館などが所蔵する木炭画、リトグラフ、油彩、パステル画など約150点の展示。 実を言うと、私はルドンの「黒」の作品(頭部の気球、輝く眼玉、人間の顔をした花や蜘蛛など)はあまり好きではない。とはいえ、油彩には惹かれるものがある。神話や宗教... ...続きを見る

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2013/05/17 21:48
レオナルド・ダ・ヴィンチ展
「ダ・ヴィンチ展〜天才の肖像〜」を観た(東京都美術館)。今回は、ミラノのアンブロジアーナ図書館・絵画館が所蔵する、レオナルド・ダ・ヴィンチの油彩画「音楽家の肖像」と、素描やメモを編纂した「アトランティコ手稿」、さらに、レオナルドの影響を受けた「レオナルデスキ」と呼ばれる画家たちの油彩画、素描など約100点の展示。 レオナルド唯一の男性肖像画であり日本初公開という「音楽家の肖像」は、確かにひじょうに優れた作品で一見の価値は十分にあると思えた。また、ソラーリオ、ルイーニといった人たちのレオナル... ...続きを見る

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2013/05/10 23:05
「ゴッホ全油彩画」
TASCHEN25周年スペシャル・エディションとしてタッシェン・ジャパンから2010年に発売されたもの(解説はインゴ・F.ヴァルタ−)。店頭で見つけて価格も手頃(約4000円)だったため、すぐ購入したのだが絵の方は一通り眺めたものの、解説は未だすべて読んでいない。ゴッホが描いた油彩は873点と言われているが、本書はデッサン等を含めたゴッホの全作品を観ることができる。 ゴッホは1888年2月にアルルに移って、その後1889年6月〜1890年5月サン・レミ、その後亡くなる(1890.7.29)... ...続きを見る

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2013/05/07 23:04
ミュシャ展〜パリの夢 モラヴィアの祈り〜
ミュシャ展を観た(森アーツセンターギャラリー)。この展覧会を紹介していたテレビ番組を観なければ実際に足を運ぶこともなかったとは思う・・・。 http://zauberfloete.at.webry.info/201304/article_14.html 今回の展示は、ミュシャ財団の協力のもと、ポスターはじめ、油彩、パステル、素描、宝飾品、立体物、写真など、全部でおよそ240点という充実した内容。 ミュシャの作品というとサラ・ベルナールをはじめとする各種ポスターが有名だが、今回、商品/企業広... ...続きを見る

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2013/04/30 23:22
オルセー美術館・オランジュリー美術館
Operaから8番のメトロに乗り、Concordで降りてオルセーまで歩こうとも思ったのだが、せっかくなので未だ乗ったことのなかったRER(高速郊外鉄道)C線で行ってみることにする。Invalides駅で乗り換えたのだが、行き先を十分確認したにもかかわらず反対方向(!)に乗ってしまい、次の駅であわてて引き返し、やっとMusee d'Orsayで下車する。それにしてもRERというのは初めて見たが二階建てのいやに仰々しい車両だった。 オルセーは約20年前(1991年)に来ているが、リニューアル後... ...続きを見る

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2013/04/22 22:16
ミュシャ展
現在六本木ヒルズ/森アーツセンターギャラリーで開催されている「ミュシャ展〜パリの夢 モラヴィアの祈り〜」を採り上げた二つの番組の録画を観た。 ●日曜美術館「パリをとりこにした女神の微笑み」(NHK Eテレ4/7放送) 4月から井浦新と伊東敏恵アナが案内役。ゲストはクリエイティブディレクター箭内道彦で、さすがに第一線のクリエイターらしい、鋭い視点とわかりやすい解説で興味深いコメントが聞けた。 ●ぶらぶら美術・博物館/アール・ヌーヴォーの巨匠「ミュシャ展」〜世紀末パリを彩った「美」と、秘められ... ...続きを見る

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2013/04/20 23:37
パリ市内観光
パリは今回が3回目。1回目は30年以上前のツアー旅行、2回目は約20年前、会社の出張でルクセンブルクに行ったついでのパリ滞在。この時は時間も十分あり、美術館、街歩き、食事、買い物など一人で十二分に楽しんだ。 http://zauberfloete.at.webry.info/201202/article_23.html そして今回の観光も五日目(4/14)、最終日となる。午前中は市内観光。 ホテルは市の東南部だったため、セーヌ川沿いにノートルダム寺院、対岸のルーヴルなどを見ながらオルセ... ...続きを見る

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2013/04/19 23:25
モナコ→ニース→アルル
観光一日目(4/10)、ニースのホテルを出発し、まずモナコへ。 モナコ公国は広さ約2㎢、バチカン市国に次ぐ世界第2の小国。他国からの多くの億万長者が移住しており、豊かな国として知られている。治安も良く(人口67人に一人の割合で警察官が配置されているとのこと)、街並みも美しく、そして掃除もひじょうに行き届いている。 ...続きを見る

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2013/04/18 21:41
ルーベンス展
「ルーベンス展〜栄光のアントワープ工房と原点のイタリア〜」を観た(Bunkamura ザ・ミュージアム)。 http://www.bunkamura.co.jp/museum/exhibition/13_rubens/works.html ペーテル・パウル・ルーベンス(1577〜1640)のイタリア時代(1600〜1608頃)の作品と、アントワープ工房での活躍に焦点を当て、自身の作はじめ、その工房作品、共同制作作品、彼が直接指導して制作させたという版画、そして 彼の工房で活躍した画家た... ...続きを見る

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2013/03/14 23:17
ポール・デルヴォー展
「ポール・デルヴォー展〜夢を巡る旅〜」を観た(埼玉県立近代美術館)。 デルヴォー自身が所蔵していた鉄道模型やオイルランプなども展示し、絵画に登場するモティーフの起源を探り、彼が生涯に渡って追い求めた夢の探求を紹介するもの。ポール・デルヴォー財団が所有する油彩、水彩、デッサンなど約80点の展示。 「私は現実をある種の<夢>として描き表そうとしてきました」という言葉どおり、デルヴォーの絵画は白昼夢のような情景というイメージが強いが、初期の頃は印象派風の風景画など普通(とは言えそれなりの水準... ...続きを見る

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2013/02/27 20:43
奇跡のクラーク・コレクション
「奇跡のクラーク・コレクション〜ルノワールとフランス絵画の傑作〜」展を観た(三菱一号館美術館)。 クラーク美術館(アメリカ マサチューセッツ州)は、シンガー・ミシンの共同設立者であったエドワード・クラークの孫、ロバート・スターリング・クラークと、パリの舞台女優であった妻フランシーヌにより1955年に開館、そのコレクションは印象派の油彩画をはじめとするフランス絵画のほか、彫刻、絵画、素描、写真、銀器・磁器などにおよぶという。今回はその中から、ルノワール22点はじめ、モネ6点、コロー5点、ミレ... ...続きを見る

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2013/02/20 22:43
オリエントの美術展
近くまで行く用事があったのでついでに出光美術館に寄り、「オリエントの美術」展を観た。 出光美術館のオリエントコレクションは、エジプト・イラン・トルコ・地中海地域を中心に、多岐にわたる考古美術品で構成されており、それらは1979年秋以降は中近東文化センター(東京三鷹市)で常時公開されてきたが、今回34年ぶりに出光美術館で展示されたとのこと。石製品・土器・陶器・金属器・細密画など約140点の展示。 古代エジプト王朝時代の木棺蓋や朱鷺のミイラ、オシリスやイシスなどの神々青銅像、墓の副葬品なども... ...続きを見る

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2013/02/08 20:54
エル・グレコ展
エル・グレコ展を観た(東京都美術館)。 日本では約25年ぶりになるというエル・グレコの大回顧展で、プラド美術館、ボストン美術館などの美術館やトレドの教会などから集められた油彩、テンペラ画51点の展示。 これだけまとまったグレコ作品を観るのは私も初めて。天使やキリストなど「目に見えない世界」や聖人たちを描いた宗教画、さらに高さ3メートルを超える大作「無原罪のお宿り」に代表される祭壇画などは、どれも一瞥しただけでグレコの作とわかる独特の色彩と特徴的人物(衣服の質感に特徴がある)で描かれている... ...続きを見る

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2013/01/30 22:58
飛騨の円空
「飛騨の円空」展を観た(東京国立博物館)。今回は飛騨・千光寺所蔵の円空仏を中心に岐阜県高山市所在の100体の展示とのこと。 これまで、円空の作品は単独では観たことはあったがこれだけまとまった多くの作品を一度に観たのは初めてのこと。なかなか存在感があり見応えのある素晴らしい作品ばかりで感動した。 護法神立像のような力強いものから、弁財天坐像、薬師如来立像のような柔和な表情の作品、一体一体が微妙に異なるものの全体が見事に統一された三十三観音立像、そして地面から生えたままの立木に彫刻されたとい... ...続きを見る

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2013/01/16 23:50
日曜美術館「アートと音楽 坂本龍一×日比野克彦」
日曜美術館は、坂本龍一が監修を務めたという「アートと音楽」が開催されている東京都現代美術館の会場において、さまざまな作品を紹介しながら坂本龍一と日比野克彦が語り合う企画。 坂本によれば、 「アートと音楽は、2つの異なるジャンルということになっているが、音をもってするアート、あるいは視覚表現による音楽というものもあるのではないか。また、アートとも音楽とも、どちらとも言えず、どちらとも言える表現というものもあるのではないか。アートと音楽による共感覚、またその境界領域を探ることで、ヒトの芸術表現の... ...続きを見る

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2013/01/13 14:01
冨嶽三十六景
「日曜美術館」の新年第1回目の放送は、「冨嶽三十六景 北斎が見た富士を探せ」。 テーマ自体は真新しいものではないが、パソコン等を駆使したアプローチはなかなか面白かった。 まず、私も知らなかったのだが「尾州不二見原」、この絵は現在の名古屋市中区富士見町から描かれたとされているが、実際に富士山が見えるのかどうかというテーマ。 富士山から名古屋までの間の山々の高さを表した断面図、それを地表(地球)の丸さに対応してシミュレートするやり方は一目瞭然、ひじょうに説得力のあるものだった。結論としては... ...続きを見る

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2013/01/06 13:45
松本竣介展
松本竣介展を観た(世田谷美術館)。生誕100年ということで、油彩約120点、素描約120点、スケッチ帖・書簡等の資料約180点という大規模な展示。 松本の作品というと、後半期の東京や横浜を描いた市街の風景画ばかりが有名だが、若い頃の風景画、自画像、女性像、少年像、そしてクレーやミロを彷彿とさせる抽象画など、松本の短い生涯を通したさまざまな作品、画風の変化などに触れることができた。 「日曜美術館」でも紹介された一連の「Y市の橋」を始め、ニコライ堂や議事堂、運河、鉄橋、工場などの風景を描いた... ...続きを見る

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2012/12/21 22:09
ローマ
旅行五日目、8時前にはホテルを出発し一路ローマへ向かう。フィレンツェからローマまでは約300km。 ...続きを見る

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2012/11/15 22:24
ピサ→フィレンツェ
旅行四日目、8時にはホテルを出発しピサに向かう。 ...続きを見る

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2012/11/15 21:52
メトロポリタン美術館展〜大地、海、空――4000年の美への旅〜
メトロポリタン美術館展を観た(東京都美術館)。テーマは「自然」、古代から現代までの絵画、工芸品、彫刻、写真など133点の作品をたどり、「自然とは何か」に迫る企画。理想化された自然、自然のなかの人々、動物たち、草花と庭、カメラが捉えた自然、大地と空、水の世界、といった構成で組み立てられていた。 有名なフランソワ・ポンポンの「シロクマ」、古代エジプトの「猫の小像」などや、壺、皿、タペストリーなどにも観るべき作品はあったが、やはり本命は絵画。 日本初公開というゴッホ「糸杉」を始め、ゴーギャン、... ...続きを見る

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2012/10/11 22:24
アンソール展〜写実と幻想の系譜〜
アンソール展を観た(損保ジャパン東郷青児美術館)。ジェームズ・アンソール(1860〜1949)はベルギー近代美術を代表する画家の一人とされ、「仮面」や「骸骨」などグロテスクなモティーフとした作品で知られている。今回は、アンソールの作品を多く所蔵するアントワープ王立美術館のコレクションから、素描を含む約50点のアンソール作品と、フランドルや同時代の画家(ルーベンス、ブリューゲル、クールベ、ヴァン・ダイクほか)の作品約80点の展示。 「仮面」や「骸骨」的作品は確かにアンソールの代表作品ではある... ...続きを見る

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2012/10/04 22:13
シャルダン展〜静寂の巨匠〜
シャルダン展を観た(三菱一号館美術館)。Jean Simeon Chardin(1699〜1779)はフランスを代表する静物・風俗画の巨匠で、マネ、セザンヌ、マティスらに多大な影響を与えた人らしい。私はその名前も知らなかったのだが、そのポスター(「木いちごの籠」1761年頃)を見て行ってみようと思った。 今回は日本では初めての展覧会ということで、静物画、風俗画など38点の展示に加え、三菱一号館美術館が所蔵する、シャルダンの影響を受けた画家たち(ミレー、セザンヌ、ルドンなど)の作品の展示。 ... ...続きを見る

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2012/10/02 20:54
バーナード・リーチ展
先日の日曜美術館に刺激されて、「バーナード・リーチ展」を観に行った(横浜高島屋)。今年生誕125周年とのこと。私も名前だけは知ってはいたが、生い立ちを知り、その作品をちゃんと見たのは番組が初めて。自然で大胆かつ伸びやかな造形/デザインはなかなか私好みだったので、実際はどうなのだろうと出かけてみた。 今回の展示は、陶芸作品約100点、素描・版画作品約20点とかなりの点数。イギリスの古い様式を再現したという大皿もなかなかの存在感がある立派な作品だったのを始め、リーチが目指した「東洋と西洋の美の... ...続きを見る

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2012/09/21 22:34
マウリッツハイス美術館展
月曜は休館のところ、8/13は特別に臨時開館ということで思い切って出かけてみた。上野駅から久しぶりに東京都美術館に向かうが、途中スターバックスが新しくできており驚く。8:45には到着するが既に200人くらいの列が・・・。しかし、予定より30分早く9:00に開館となり、かつ少しずつ入場を区切って制限していたため、比較的ゆっくりと観ることができた。 ○風景画:ライスダールを始め、どの作品も緻密で素晴らしかった。 ○歴史画:ルーベンス:「聖母被昇天(下絵)」、フェルメール:「ディアナとニンフた... ...続きを見る

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2012/08/13 21:49
最近観たテレビ番組
●「フィレンツェ・ラビリンス〜15世紀の私を探して」(BSジャパン 7/31放送) 昨年9月に放送された番組の再放送。実体験をもとに綴られたノンフィクション(森下典子著「前世への冒険―ルネサンスの天才彫刻家を追って」/2006/光文社知恵の森文庫)を原作にテレビマンユニオンが制作したドキュメンタリータッチのドラマ。結局、フィクションなのかノンフィクションなのかわからなかったが、ひじょうに良くできた番組でフィレンツェの街も美しく見応えがあった。 「あなたの前世は、15世紀のルネサンス期に活躍し... ...続きを見る

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2012/08/07 22:43
ドビュッシー、音楽と美術
「ドビュッシー、音楽と美術〜印象派と象徴派のあいだで〜」展を観た(ブリヂストン美術館)。 ドビュッシーと印象派や象徴派、ジャポニズム等に焦点をあて、19世紀フランス美術の新たな魅力を紹介するというもの。オルセー美術館、オランジュリー美術館との共同企画で全約150点の展示。 ドビュッシーの肖像画として有名なマルセル・バシェの作品に始まり、「選ばれし乙女の時代」では、ドニやバーン=ジョーンズ、ロセッティの作品、「美術愛好家との交流」の章では、ルノワール、ルロール、ドニ、ドガらの作品、そして、... ...続きを見る

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2012/08/03 22:02
南桂子展 船の旅
7/22に放送された「日曜美術館 瞳の奥の限りない物語〜銅版画家・南桂子〜」(NHK-Eテレ)はひじょうに興味深い内容だった。南桂子という版画家は以前から知ってはいたが、番組ではその生い立ちやさまざまな作品が紹介され、山本容子の優れた解説、そして谷川俊太郎による南の作品に寄せた詩とその朗読は圧倒的に素晴らしいものだった。 それに刺激され、開催は今月末までという「南桂子展」に行ってきた(ミュゼ浜口陽三・ヤマサコレクション)。南桂子の詩と童話、銅版画約50点の展示。 あの不思議な表情の少女を... ...続きを見る

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2012/07/25 21:04
最近見たテレビ番組
●スーパープレゼンテーション(NHK Eテレ・7/2放送) 4月から始まった番組で、アメリカのプレゼンイベント「TED(Technology Entertainment Design)カンファレンス」でのプレゼンテーションを素材に、MITメディアラボ所長伊藤穰一氏が解説するという番組。結構面白い内容のものがある。 今回は「死後のデジタルライフ」というテーマ。膨大なブログやツイートが残されていくデジタルアーカイブ、もし使っていた本人が死んでしまったらその情報はどうなるのか。本人の死後にそれらの... ...続きを見る

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2012/07/09 23:48
クラインマイスター:16世紀前半ドイツにおける小画面の版画家たち
先日、ベルリン国立美術館展(国立西洋美術館)を観たとき多少時間があったので、常設展内にある版画素描展示室で開かれている「クラインマイスター」展のぞいてみた。 http://www.nmwa.go.jp/jp/exhibitions/2012klein.html 版画制作が興隆した16世紀前半のドイツに登場した、葉書大からときに切手大の小さな版画をつくる作家たち(バルテルとゼーバルトのベーハム兄弟やゲオルク・ペンツ、ハインリヒ・アルデグレーファーら)が、「クライン(小さい)マイスター」と呼... ...続きを見る

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2012/06/25 21:38
ベルリン国立美術館展
ベルリン国立美術館展を観た(国立西洋美術館)。 今回が初来日というフェルメール:「真珠の首飾りの少女」を目玉に、「学べるヨーロッパ美術の400年」というサブタイトルがついている。今回の展示は、ベルリン国立美術館群 http://zauberfloete.at.webry.info/201206/article_17.html に属する、絵画館、ボーデ博物館(彫刻コレクション)および素描版画館から、イタリアや北方の絵画と彫刻、さらには優れたイタリア・ルネサンスの素描・板絵の傑作を集めたも... ...続きを見る

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2012/06/23 13:04
ベルリン国立美術館
ベルリン国立美術館 (Staatliche Museen zu Berlin) は、Museen(複数形)でわかる通り、ベルリンにある美術館・博物館群を意味している。ベルリン国立美術館群は、プロイセン文化財団の組織として、1957年に当時のドイツ議会により、プロイセン帝国時代の文化財とコレクションの保護を目的として設立された。 http://www.smb.museum/smb/standorte/index.php?p=2&objID=29&n=1 1830年に発足した「旧博物館」がその発... ...続きを見る

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2012/06/22 22:15
駒井哲郎展
駒井哲郎展を観た(世田谷美術館)。世田谷美術館にはこれまでいつも用賀から歩いていたが、結構な距離であることもあり、今回は初めて大井町線上野毛駅から千歳船橋行きの東急バスを利用した。美術館入口で降りると4〜5分もかからず美術館へ。このルートの方がはるかにラクであることがわかる。 2000年に初めて駒井哲郎展を観たのはやはり世田谷美術館だった。今回も福原コレクションから約500点を総入替え2部構成の展示、今回行ったのは1961〜1976年の作品を中心とした後半の部。 有名な「束の間の幻影」や... ...続きを見る

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2012/06/15 23:03
大エルミタージュ美術館展
「大エルミタージュ美術館展」を観た(国立新美術館)。「世紀の顔・西欧絵画の400年」とサブタイトルにある通り、16世紀から20世紀の各時代を代表する「顔」ともいうべき優れた作品が展示され、400年の西洋絵画の流れが一望できるひじょうに見応えのある展示だった。なお点数は全89点だが作家数は83人(複数の作品が展示されていたのはルーベンス、ヴァン・ダイク、マティスなど限られた人のみ)。私の知らない人の作品も少なくなかったが、各作品は時代の流れに沿ったまったく違和感のないものだったと思う。 また... ...続きを見る

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2012/06/12 22:11
物語絵画
録画しておいた「ぶらぶら美術・博物館/ロシアの至宝<大エルミタージュ美術館展>前編〜名画で巡る400年 ルネサンスからロココヘ〜」(BS日テレ 5/29放送)をやっと観た。 いつもながら、山田五郎の解説はひじょうにわかりやすいが、さらに特別ゲストに中野京子先生の登場。今回は前編ということで、ルネサンス、バロック(ルーベンス、ヴァン・ダイクなど)、ロココ(ブーシェ、ルブランなど)、そして新古典主義(ゲラン、ヴィンターハルターなど)まで、ここまででも十分面白くためになる解説が聞けたのだが、最後... ...続きを見る

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2012/06/04 23:28
神田神保町
ずいぶん久しぶりに神保町に行った。夜、飲みに行ったことは何回かあるのだが、すずらん通りを始め、あの界隈を歩いたのは十年ぶり以上ではないかと思う。 以前、会社が神田錦町にあったせいで、神田神保町周辺(一ツ橋、神田錦町、神田駿河台、神田小川町、神田淡路町あたりまで)は、私にとって忘れられない街となっている。約20年間、最初はJRお茶の水駅から、都営地下鉄開業後は神保町駅から通っていた。その後、会社が移転したため、神保町から離れてもうかなりの年月が経ってしまっている。 さて、今回の目的の一つは額装... ...続きを見る

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2012/06/01 22:55
フェルメール 光の王国展
「フェルメール 光の王国展」を観た(フェルメール・センター銀座)。フェルメール全作品37点の実物大の複製画を、制作年代順に展示した展覧会。 複製画といっても、最新のデジタルマスタリング技術によって、フェルメールが描いた当時の色調と材質感覚を推測して制作されたもの。そして所蔵美術館と同じ額装を施してあるという念の入れよう。 仕上がりは、さすがにディーテールは本物と比べるレベルに達してはいないとはいえ、やや遠目で観る限り、色調もコントラストが上手く調整され、質感もそれらしく再現されていた。小... ...続きを見る

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2012/05/19 23:54
セザンヌ展
セザンヌ〜パリとプロヴァンス展〜を観た(国立新美術館)。 セザンヌの画業をパリとプロヴァンスという二つの場所に注目して振り返るもので、オルセー美術館を始めとする世界8ヶ国、約40館からの88点の展示。構成としては、初期/風景/身体/肖像/静物/晩年、という初期と晩年以外はジャンル別になっており、素晴らしい作品も多く、全般的に充実した見応えのあるものだった。 初期の作品の中には、一見するとセザンヌらしからぬものも数点あったとはいえ、それ以外はどの作品もセザンヌらしさに溢れていた。そして晩年... ...続きを見る

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2012/05/10 22:07
バルビエ×ラブルール展
「バルビエ×ラブルール展〜アール・デコ、色彩と線描のイラストレーション〜」を観た(練馬美術館)。 http://www.city.nerima.tokyo.jp/manabu/bunka/museum/tenrankai/kashima2.html すべてフランス文学者鹿島茂氏のコレクションとのことで、J.J.クランヴィル展に続く第二回の展示という。 そもそも、5/1に放送されたBS日テレ「ぶらぶら美術・博物館」(本展を紹介)を観るまで、恥ずかしながら私はジョルジュ・バルビエの作品始め... ...続きを見る

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2012/05/09 22:19
ホノルル美術館所蔵「北斎展」
「北斎展」を観た(三井記念美術館)。まとまった北斎作品を観るのは2005年に上野で開かれた大規模な展覧会以来ではないだろうか。 ホノルル美術館というと、浮世絵版画の所蔵の多さ(約10,000点)と、そのクオリティの高さには定評がある。そして、私も知らなかったのだがそのコレクションは、ミュージカル「南太平洋」の作者であるジェームス・A・ミッチェナー氏の寄贈による約5,400点を核に構成されているとのことである。 これまで、歌川広重の里帰り展は何回か開催されたらしいが、北斎は初めての展示だと... ...続きを見る

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2012/04/24 23:40
ベルリン市内・ポツダム観光
旅行も八日目に入り、実質的に最終日となる。天候は晴れ、気温もほどほどで寒くはない。 宿泊しているポツダム広場近くのホテルはひじょうに新しく、旧ベルリンの壁があったのではないかと思われる場所に建っている。市内観光に出発するのは9時だったため、早起きして近くにあるベルリン・フィルハーモニーまで行ってみる。 ...続きを見る

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2012/04/18 21:40
ヴァイマール→ドレスデン→マイセン→ベルリン
旅行も七日目となる。天気は曇り、それほど寒くはない。 朝7時にはホテルを出発しドレスデンへ向かう。ヴァイマールから東へ約200kmの長い道のり。 ドレスデンの街も第二次世界大戦の空襲で一夜にして破壊されたが、その後の復旧はなかなか進まず、ゼンパーオペラが再建されたのは1985年、フラウエン教会が復元されたのは2005年のことという。「芸術と文化の都」の姿がよみがえるにはかなりの時間が必要だったことになる。 さて、ドレスデン国立歌劇場管弦楽団は、私にとってこれまでいろいろな機会でかかわりがあ... ...続きを見る

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2012/04/17 22:01
「2時間で回る大英博物館〜究極の完全ガイド〜」
「2時間で回る大英博物館」を観た(NHK BSプレミアム)。 今年の6〜7月に放送が予定されている「NHKスペシャル 知られざる大英博物館」のプロローグとしての番組らしい。 http://www.nhk.or.jp/britishmuseum/#greece 大英博物館の名前だけは知っていていも、展示内容についてはほとんど知らなかったので大変興味深く観ることができた。ロゼッタストーン、ミイラなどを始めとするエジプト美術、パルテノン神殿の彫刻などのギリシア・ローマ美術、アステカ/マヤ/インカ... ...続きを見る

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2012/03/22 23:55
有元利夫展
毎年この時期になると小川美術館(千代田区三番町)で有元利夫展が開かれる(今年は2/27〜3/10)。http://zauberfloete.at.webry.info/200602/article_19.html 昨年は来ることができなかったので2年ぶり。とはいえ、その後2010年8月に庭園美術館で没後25年の展示を観たのでそれ以来の再会となる。http://zauberfloete.at.webry.info/201008/article_22.html 私が初めて有元の作品をまとめて... ...続きを見る

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2012/03/08 23:27
松井冬子展
「松井冬子展〜世界中の子と友達になれる〜」(横浜美術館)を観た。昨年12月に始まった時から気になっていたのだが、やっと行くことができた(3/18まで)。 「世界中の子と友達になれる」というのは、松井の東京藝大美術学部卒業制作のタイトルで、解説によれば、 芸術表現が呼び起こす精神的肉体的な「痛み」を始点として、恐怖、狂気、ナルシシズム、性、生と死などをテーマに挑発的とも言える作品を制作してきた松井冬子の原点と言える作品 とのこと。今回は、その代表的な作品、試行錯誤の軌跡を伝える下絵、厳密に描... ...続きを見る

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2012/02/28 22:56
「天海祐希 パリと女と・・・〜魅惑の新オルセー〜」
「天海祐希 パリと女と・・・〜魅惑の新オルセー〜」を観た(NHK-BSプレミアム)。 二夜にわたり、延べ3時間という枠に対してはやや内容的に冗長な感じではあったが、「新オルセー」という意味では大変参考になった番組だった。それにしても、閉館後だか休館日だかわからないが、「オルセー独り占め」というのもすごいもので、さらに、展示されていないドガの「エトワール」をわざわざ倉庫から出してもらうというのも、特別番組のためとはいえ普段ではありえない特別サービスと思う。 さて、まず壁の色の一新について。頭で... ...続きを見る

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2012/02/27 22:41
今週観た美術番組
●極上美の饗宴「瞳のない美女の謎〜モディリアーニ〜」(NHK-BSプレミアム) モディリアー二は私も大好きな画家。茂木健一郎が、ちょっと変わった(科学的)アプローチでモディリアー二の作品分析を行っていた。一つは、実際に瞳を書き入れるとどうなるか、それに伴う視線の動きなどの分析。また、ジャンヌの写真をモディリアーニが描いたような面長の顔に引き延ばし、それについての印象をリサーチするというもの。いずれもこれまで行われたことのない新しい試みで興味深かった。なお、番組で放映された原寸大のレプリカ群とい... ...続きを見る

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2012/02/09 23:02
フェルメールからのラブレター展
「フェルメールからのラブレター展〜コミュニケーション:17世紀オランダ絵画から読み解く人々のメッセージ〜」を観た(Bunkamura ザ・ミュージアム)。フェルメールの3作品が一堂に会するという画期的な展覧会。 今回の展示は、フェルメール「手紙を読む青衣の女」(アムステルダム国立美術館)、「手紙を書く女」(ワシントン・ナショナルギャラリー)、「手紙を書く女と召使い」(アイルランド・ナショナルギャラリー)の三点に加え、同時代オランダの作家たち(ヤン・ステーン、ピーテル・デ・ホーホなど)の作品... ...続きを見る

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2012/02/03 23:05
ルドンとその周辺〜夢見る世紀末〜
「ルドンとその周辺〜夢見る世紀末〜」展を観た(三菱一号館美術館)。 ルドンの黒/色彩のルドン/ルドンの周辺という三部構成で、岐阜県美術館所蔵の作品に加え、三菱一号館美術館が新たに収蔵したという初公開の「グラン・ブーケ」および周辺の画家たちの作品など、計約140点の展示。 ○ルドンの黒 ルドンといえばまず黒。頭部が浮かぶ気球、輝く眼玉、人間の顔をした花や蜘蛛などなど・・夢幻的な作品の数々。内面を語るかのような黒は果てしなく暗く重い。とはいえ、「光の横顔」、「パルジファル」などは惹かれるものが... ...続きを見る

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2012/01/26 22:54
博物館に初もうで
東京国立博物館(本館)の総合文化展〜博物館に初もうで〜を観た。本館をリニューアルした昨年からの企画と思うが、1/2からの新春特別展示として29日まで開催とのこと(ただし特別公開の一部は15日まで)。 http://zauberfloete.at.webry.info/201101/article_7.html 特別展「北京故宮博物院200選」(平成館)の方はすごい行列、信じられない待ち時間のようだったが、本館の方は人も少なく、ゆっくり落ち着いて観ることができた。 「日本美術の流れ」という(... ...続きを見る

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2012/01/11 22:34
セガンティーニ展〜光と山〜
セガンティーニ展を観た(損保ジャパン東郷青児美術館)。 今回は、スイスのセガンティーニ美術館ほか内外のコレクションから油彩を中心とした約60点の展示。もう終了間近ではあったが、先日、日曜美術館の再放送を観てやはり観ておこうと思った。 セガンティーニというと、アルプスの風景を描いた印象派風の絵を思い浮かべるが、イタリア時代の作品は、ミレーの影響が感じられる暗い色調のもの。大作「羊たちへの祝福」はなかなか良い絵だったと思う。 スイスに引っ越してからの作品は、他の画家のものと見紛うほど画面は... ...続きを見る

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2011/12/22 21:32
ゴヤ展
「ゴヤ展〜光と影〜」を観た(国立西洋美術館)。 プラド美術館所蔵の名作「着衣のマハ」(40年ぶりの来日とのこと)など油彩25点、素描40点、版画6点に加え、国立西洋美術館など国内で所蔵されている版画51点を加えた計123点の展示。 今回の展示は、自画像に始まり、タピストリー用原画、「着衣のマハ」に代表される女性たち、社会風刺/批判、宮廷画家としての肖像画、戦争の惨禍、幻想世界への接近などなど、基本的には制作年代に準じながら、ジャンルやテーマに焦点を当てた優れた企画/構成と言えると思う。油... ...続きを見る

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2011/12/08 23:07
オーストリア美術館
「世界の名画」(BS朝日)、「黄金の画家 クリムトと世紀末の女たち オーストリア美術館」を観た。 クリムトの生涯をたどりながらその作品がたっぷり紹介されており、なかなか見応えがあった。そして、大画面で観る作品のクローズアップは、実際の鑑賞よりもそのディテールを明らかにし得ることをあらためて実感する。 さて、このオーストリア美術館というのはベルヴェデーレ宮殿内にある美術館のことなのだが、オーストリア政府観光局のHP/資料や、各種ガイドブックなどを見ても、「オーストリア美術館」という名称は見当た... ...続きを見る

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2011/12/07 22:34
ウィーン美術館巡り
今回の旅行で最も悩んだのが、最終日:終日自由行動日の過ごし方。 せっかくウィーンに来たので美術館にはできるだけ行きたかったのだが、時間的な制約もあり、結局ベルヴェデーレ宮殿、美術史博物館、ミュージアムクォーター、分離派会館だけにすることにした。 とはいえ、日本にいても美術展に行くのはせいぜい一日二ヶ所が限度。とりあえず行くだけ行ってみても、観るコーナー/絵画を徹底的に絞り込まないと時間はいくらあっても足りない。ということで事前に計画したのは下記の通り。 ●ベルヴェデーレ宮殿 通常であれば... ...続きを見る

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2011/12/02 23:17
ウィーン市内観光
旅行五日目はウィーン市内観光、天候は曇りでかなり寒い。バスに乗り、まずシェーンブルン宮殿へ。ずっと以前から写真でしか見たことのなかった風景が眼前に広がる・・・。広大な敷地、そしてひじょうに美しい建物。 ガイドさんによれば館内の見学は団体毎に分刻みの予約制とのこと。代表的な部屋(全部で1441室あるらしい)を回ってから庭園へ。ここでもクリスマス・マーケットが開かれており、店を見ているうちに何とファゴットを吹く天使を発見。安くはなかったが滅多に手に入らないものだけに即座に購入した。 ...続きを見る

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2011/12/01 23:08
ザルツブルク
旅行三日目、午前中はザルツブルク市内観光。 気温は低かったがミラベル宮殿/庭園にはまだ花が残っておりひじょうに美しい。 マカルト橋近くのカラヤンの生家の前には銅像が。 ...続きを見る

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2011/11/30 22:43
トゥールーズ=ロートレック展
トゥールーズ=ロートレック展を観た(三菱一号館美術館)。三菱一号館美術館が所蔵するロートレックによるポスターおよびリトグラフは、ロートレック自身がアトリエに残し、親友で画商のモーリス・ジョワイヤンに引き継がれたコレクションであるとのこと。今回はそれらにアルビのロートレック美術館所蔵の作品等を加えた約180点の展示。 「ムーラン・ルージュ:ラ・グーリュ」、「アリスティド・ブリュアン」、「ディヴァン・ジャポネ」、「エグランティーヌ嬢一座」などの有名作品を始め、ポスター、リトグラフ、油彩など、静... ...続きを見る

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2011/11/16 23:06
「ウィーン工房 1903‐1932 〜モダニズムの装飾的精神〜」
ウィーン工房展を観た(パナソニック電工汐留ミュージアム)。 ウィーン工房は1903年にヨーゼフ・ホフマンとコロマン・モーザーらが始めた会社。建築から、インテリア、家具、照明や食器にいたるまでの生活芸術のあらゆる装飾を一貫したスタイルで統一する「総合芸術」を標榜し、制作から販売までを一手に引き受けることとなる。 今回の展示は、ウィーン工房の初期から解散までの約30年間の全活動を、年代を追って作品とともに紹介したもので、椅子、テーブル、食器棚、ベッドなどの家具、花器、トレイ、籠、小箱、さらに、服... ...続きを見る

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2011/11/07 21:56
ベネツィア展〜魅惑の芸術、千年の都〜
ベネツィア展を観た(江戸東京博物館)。 ベネツィアに因んだ絵画、グラス、皿、瓶、ドレス、バッグ、通貨など、宮廷や人々の生活を彩った品々、約150点の展示。中でも絵画はなかなか充実しており、ティントレット、ロンギなどの作品から、初めて聞く名前の画家の作品などかなりの点数だったが、ベネツィアにおける同時代の作品ばかりであり統一感は十分にあった。絵画、建築、彫刻などの文化の舞台の中心であった18世紀のベネツィアにあらためて触れる機会になったと思う。 ...続きを見る

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2011/10/27 21:20
モーリス・ドニ展〜いのちの輝き、子どものいる風景〜
モーリス・ドニ展を観た(損保ジャパン東郷青児美術館)。開催されていることは知っていたのだが、何週間か前の日曜美術館を見て刺激を受け、行ってみようと思っていた展覧会。やはり何事も情報があると理解が深まることは事実であり、テレビというのはその意味で簡単に情報を得ることができる優れたメディアであると思う。 ドニといえば、以前、展覧会で観た「天国」が印象的だったが、あまり特徴のない画家のようなイメージではあった。今回は主に家族や子どもたちを描いた作品が中心の約100点の展示。平面的で単純な様式や、... ...続きを見る

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2011/10/26 19:00
犬塚勉展〜純粋なる静寂〜
犬塚勉展を観た(日本橋高島屋)。日曜美術館で観て以来、ずっと気になっていた作者。 スーパーリアリズムで描く風景画や山々といった予備知識しかなかったが、期待以上に素晴らしい作品ばかりだった。 1949年に川崎市に生まれた犬塚勉は、東京学芸大学を卒業後、小学校や中学校の美術教師をしながら、画家となることを目指していた。独自の画風を確立した矢先の1988年に谷川岳で遭難、38歳の短い生涯を終える。 初期のカンディンスキーの色遣いにも似た風景画(個人的にはかなり気に入った)、シャガールを思わせ... ...続きを見る

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2011/09/13 21:24
青木繁展〜よみがえる神話と芸術〜
青木繁展、開催中であることは知っていたもののあまりその気にはならなかったのだが、何週間か前に日曜美術館で放送された「朝日」がどうしても観たくて出かけた(ブリヂストン美術館)。わざわざ平日の午前中に行ったのだが、会期末(9/4まで)が近いせいか何と建物の外までチケットを買う人の列が並んでいるのには驚く。館内もブリヂストン美術館にしては信じられないくらいの混雑・・・。 没後100年、39年ぶりというこの展示は、油彩約70点、水彩・素描約170点、手紙などの資料約30点という大変充実したものだっ... ...続きを見る

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2011/08/31 21:53
「後のための目印」
先日のクレー展で見た「後のための目印」という作品が忘れられない。 http://zauberfloete.at.webry.info/201107/article_12.html ...続きを見る

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2011/07/28 22:10
パウル・クレー〜おわらないアトリエ〜
クレー展を観た(東京国立近代美術館)。 今回は、クレーの作品の「制作プロセス、具体的な技法」およびその制作の場であった「アトリエ」をテーマとした企画で、スイスのパウル・クレー・センターが所蔵する作品を中心に、ヨーロッパ・アメリカ・国内所蔵の日本初公開作品を数多く含む約170点の展示。 ○現在/進行形(アトリエの中の作品たち) ○プロセス1 写して/塗って/写して(油彩転写の作品) ○プロセス2 切って/回して/貼って(切断・再構成の作品) ○プロセス3 切って/分けて/貼って(切断... ...続きを見る

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2011/07/24 00:13
大英博物館 古代ギリシャ展
「大英博物館 古代ギリシャ展」を観た(国立西洋美術館)。 「究極の身体、完全なる美」というサブタイトルの通り、ほとんどが人間の「身体」を表現した古代ギリシアの彫像、レリーフ、壺絵など、大英博物館所蔵の135点の展示。 T神々、英雄、別世界の者たち/U人のかたち/Vオリンピアとアスリート/W人々のくらし という構成で、各章に共通して展示されていた陶器(壺、水甕、酒杯、水差しなど)の色というか質感が、この時代の通底したトーンを形づくっているように思えた。 まず、「スフィンクス像」。ライオ... ...続きを見る

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2011/07/12 22:20
不滅のシンボル 鳳凰と獅子
「鳳凰と獅子展」を観た(サントリー美術館)。 古代中国の遺品から、日本の古代から中世へ受け継がれた仏画や彫刻、さらには近代における屏風や陶磁器、染織に至るまで、各時代を代表する鳳凰と獅子が一堂に集結した約80点、両者を織り交ぜ、時代を追った展示。 シーサー・マニアとしては待ち望んでいた企画である。 http://zauberfloete.at.webry.info/201006/article_9.html まず、紙幣や銀貨にも描かれ、また、神輿の屋根の上に飾られている鳥として馴染み... ...続きを見る

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2011/06/23 22:37
「森と芸術」
「森と芸術」展を観た(東京都庭園美術館)。 「私たちの中にひそむ森の記憶をたどってみよう」というサブタイトルがついており、「森」そのものを新しい視点からとらえ直し、その美と悦び、その意味と重要性について考えるというコンセプト。油彩、版画、ガラス工芸、絵本、写真など約180点の展示。章構成は下記の通り。 ○楽園としての森 アンリ・ルソー:「エデンの園のエヴァ」は初めて観たがなかなか印象的な作品。他には、デューラーやゴーギャンの版画など ○神話と伝説の森 ラトゥール:「二人のオンディー... ...続きを見る

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2011/06/16 22:27
ワシントン ナショナル・ギャラリー展
始まったばかりのワシントン ナショナル・ギャラリー展を観た(国立新美術館)。 アメリカ、ワシントンD.C.にあるワシントン ナショナル・ギャラリーの所蔵作品の中でも、特に質が高いことで知られる印象派とポスト印象派の作品から、日本初公開作品約50点を含む全83点の展示。なお、この中には「常設コレクション作品」9点も含まれているとのこと。なお、「これを見ずに、印象派は語れない」のキャッチフレーズが付けられている通り、かなり充実した展示であったと思う。 ●印象派登場まで マネ5点に加え、コロ... ...続きを見る

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2011/06/10 21:25
ルオーと風景展&清宮質文木版画展
久しぶりにパナソニック電工汐留ミュージアムに行った。現在開催されているのは「ルオーと風景」展。 ルオーといえば、宗教画や道化師を描いた作品しか思い浮かばないのだが、風景画ということで期待して出かけてみた。 最初期の水彩、パステルによる絵はなかなか優れた作品だったが、ちょっとルオーとは感じられなかったものの、1915年作の「ブルターニュの風景」になってくると、これはもうルオー以外の誰の作品でもないことを感じさせる。他にもヴェルサイユやパリ下町の風景など初めて観る作品も少なくなく興味深かった... ...続きを見る

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2011/05/20 20:35
写楽展
写楽展を観た(東京国立博物館平成館)。 東京国立博物館の所蔵作品に加え、日本国内、アメリカ、フランス、イギリス、ドイツ、ベルギー、オランダなど各国から集めたコレクションによる、写楽のほぼ全作品を観ることができるという滅多にない展示。 第一期から第四期までの作品の展示に加え、同じ芝居の同じ役者に取材した歌川豊国や勝川春草などの作品との比較、さらには、国内外に現存する作品の調査を通じ、摺った当時の姿に近い色の残る希少な作品、また版の一部が異なる「異版」も展示されておりひじょうに興味深かった。... ...続きを見る

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2011/05/12 22:50
フェルメール<地理学者>とオランダ・フランドル絵画展
(以下、2011.03.09記) フランクフルトにあるシュテーデル美術館所蔵のフェルメール「地理学者」を始めとする、オランダ・フランドル絵画展を観た(Bunkamura ザ・ミュージアム)。 平日の午前中に行こうかとも思ったが、世の中にはヒマな人たちも意外に多いので平日といっても油断できないと思い、あえて金曜ではなく平日の閉館直前に行ってみることにした。案内を見ると平日は19:00、入館は18:30までとあるので急いで会社を出て、18時少しすぎには会場に着いた。 中はひじょうに空いてお... ...続きを見る

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2011/05/02 23:00
「光と、闇と、レンブラント」
(以下、2011.04.06記) 大震災以来、初めて展覧会を観た(国立西洋美術館)。 アムステルダムのレンブラントハイス美術館などが所蔵する、初期から最晩年に至る約110点の版画、約15点の絵画と素描などの展示。一部同時代の作者の作品もあるが大半はレンブラント・ファン・レインによるもの。油彩はもちろん、版画作品にしても光と影を巧みに扱った明暗表現がその見どころとなる。 宗教作品、肖像画、風景画などのジャンルを超えて、どの作品にも統一されたトーンが感じられつつ、同時にその多様性にも感心さ... ...続きを見る

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2011/05/01 21:55
琳派芸術〜光悦・宗達から江戸琳派〜
琳派芸術展を観た(出光美術館)。「酒井抱一生誕250年/光悦・宗達から江戸琳派」というサブタイトルがついている。入館終了時刻の30分前に美術館に着いたのだが予想以上の大混雑・・。とはいえだんだん空いてきたのでゆっくり観ることができた。 第一部は2月の初旬に終了しており、現在は第二部「転生する美の世界」という展示。予想以上にひじょうに充実した内容だった。俵屋宗達による源氏物語や伊勢物語図屏風に始まり、酒井抱一の「風神雷神図屏風」、「八ツ橋図屏風」はじゅうぶん見応えがあったし、後半は酒井抱一と... ...続きを見る

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2011/03/04 22:19
東京国立博物館 総合文化展
上野の東京国立博物館の平成館には時々出かけるが、本館というのは大人になってから初めて入館した。 先週の夕刊に、本館リニューアルオープン特別展示(1/16まで)という案内が出ていたため、何はともあれ出かけてみた。 「平常展」を「総合文化展」とリニューアルし、日本文化を体系的にとらえ、さらに東洋の美術を概観できる博物館を目指すという。そして、リニューアルオープンの特別展示としての今回の展示。 「これは特別展か?!」というサブタイトルにあるように、国宝(雪舟:秋冬山水図、狩野永徳:檜図屏風ほ... ...続きを見る

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2011/01/15 15:09
日曜美術館「レオナルド・ダ・ヴィンチ 驚異の技を解剖する」
日比谷公園ダ・ヴィンチミュージアムというところで、「特別展 ダ・ヴィンチ 〜モナ・リザ 25の秘密〜」という展示が行われているようだが、日曜美術館もダ・ヴィンチ特集。 今回の企画はテレビならではのもので、実際の美術館では得られない情報が多く、ひじょうに見応えがあり興味深かった。 まず、「白貂を抱く貴婦人」。数年前、実物を観たことがあるが、今回は最新の科学分析によって500年前のオリジナルの姿を復元する試み。経年変化によりあせた色の復元だけではく、後年に修正、加筆された箇所を特定しその本来の姿... ...続きを見る

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2011/01/09 17:55
モネとジヴェルニーの画家たち
「モネとジヴェルニーの画家たち」展を観た(Bunkamura ザ・ミュージアム)。 ジヴェルニーはパリから約80キロほど北西に位置するセーヌ川沿いの村。モネは1883年、42歳頃からここに住み、近隣の風景を描いたという。今回はこのジヴェルニーに住んだモネやモネの義理の娘、そしてアメリカ人画家たちの作品に焦点を当てた全部で約75点の展示。 モネの作品は、有名な「積みわら(日没)」や一連の「睡蓮」のシリーズ、「ジヴェルニーの冬」など計14点。他にはボナールの作品が一点だけ、あとはジョン・レス... ...続きを見る

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2011/01/04 22:05
カンディンスキーと青騎士展
「カンディンスキーと青騎士展」を観た(三菱一号館美術館)。 サントリー美術館や三菱一号館美術館は、金曜だけでなく水・木曜も夜8時まで開館しているので、会社の帰りに寄ることができるし、何よりあまり混んでおらずゆっくり観られるのが嬉しい。 カンディンスキーといえば、中学校の美術の教科書の影響(?)で私はずっと抽象画を描く人だと思っていたのだが、10年くらい前に(府中美術館だったか)その風景画に巡り合って以来、認識をあらためることとなった。 「青騎士」とは、20世紀初頭にカンディンスキーが中... ...続きを見る

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2010/12/09 23:40
清宮質文ガラス絵展
「清宮質文ガラス絵展」を観た(銀座ミウラ・アーツ)。 清宮による初期(1953年)から最晩年(1991年)までの20点余りの展示(個人コレクションを特別に集めたとのこと)。ガラス絵ばかりこれだけまとまって観られる展示はそうないのではないかと思う。初めて観る作品も少なくなく、版画とはまた異なった質感の仕上げではあるが、しかしあくまでも清宮のものと分かるアイデンティティ/雰囲気を持ったどれも素晴らしい作品ばかりだった。 ...続きを見る

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2010/12/06 23:08
蔦屋重三郎展
「歌麿・写楽の仕掛け人 その名は蔦屋重三郎」展を観た(サントリー美術館)。 18世紀後半の江戸時代、歌麿・写楽の名作を次々と世に送り出した蔦屋重三郎。彼は版元、出版人であると同時に、企画・製作・流通・販売まで手がける名プロデューサーであったという。 「蔦重とは何者か?」の章に始まり、「蔦重を生んだ<吉原>」、歌麿、写楽と続くのだが、今回、その良さをあらためて再認識することになったのが歌麿の美人画。<美人大首絵>という、人物の上半身をクローズアップして描く大首絵を売り出したのも蔦重とのこと... ...続きを見る

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2010/12/01 22:52
ゴッホ展
没後120年 ゴッホ展〜こうして私はゴッホになった〜を観た(国立新美術館)。 今回はオランダのファン・ゴッホ美術館とクレラー=ミュラー美術館の協力によるゴッホの油彩画36点、版画・素描32点、その他、モネ、ロートレック、ゴーギャン、スーラなどの油彩画31点、版画8点(この中にはゴッホ自身が保有していたという広重や国芳の作品も含まれている)、その他関連資料16点、計123点というひじょうに充実した展示だった。 私自身、これだけゴッホの作品をまとめて観たのは初めてで、今まで知らなかった(あま... ...続きを見る

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2010/11/15 20:28
S氏コレクション駒井哲郎PARTU展
ずいぶん久しぶりに南青山の画廊「ときの忘れもの」へ行った。外苑前から青山通りを表参道方向へ歩き、南青山三丁目の交差点から外苑西通りを西麻布方面へ少し行った裏の方にあり、相変わらず分かり難いロケーションではあった。が、あたりの雰囲気はなかなか良いところと思う。 某コレクターが30数年かけて蒐集したという駒井のコレクション約100点の中から、「生命あるものへ」という視点での約30点の展示。先日の資生堂ギャラリーでの展示 http://zauberfloete.at.webry.info/2010... ...続きを見る

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2010/11/01 23:30
駒井哲郎展〜生誕90周年―闇と光のあわいに〜
会社の帰りに駒井哲郎展を観た(銀座 資生堂ギャラリー)。 これだけいっぺんに駒井の作品をまとめて観たのは何年ぶりになるのだろうか?  私が初めて駒井の作品に出会ったのは、たしか2000年の世田谷美術館での展覧会においてだったと思う。それ以降、折にふれて駒井の作品を観てきたが、最近はずいぶん遠ざかっていた・・。 今回は、福原コレクションのうちモノタイプを中心としたカラー作品約100点の展示。私自身初めて観る作品もあり、ひじょうに充実した展示だった。どの作品も素晴らしく見応えがあったと思う... ...続きを見る

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2010/10/26 22:49
ドガ展
ドガ展を観た(横浜美術館)。 ドガの回顧展は国内では21年ぶりとなるという。今回はオルセー美術館所蔵のドガの名品45点に、国内外のコレクションを加えた、初期から晩年にわたる油彩、パステル、木炭、リトグラフ、エッチング、さらに彫刻など約130点の展示。 私自身、これだけまとまったドガの作品を観るのは初めて。 今回の展示を観て、やはりドガの本領は踊り子、馬、裸婦の三つの領域に顕著に表れていると思った。何はともあれ素晴らしかったのは「エトワール」。想像していたよりかなり小さな作品であり、構図... ...続きを見る

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2010/10/22 23:04
最近見たテレビ番組
●世界ふれあい街歩き「ベルゲン」(NHK総合) ベルゲンは私が訪れたことのある数少ない北欧の街の一つ。しかし、ストックホルムやヘルシンキ、オスロ以上に印象的でぜひもう一度行ってみたいと思わせるところだった。番組では、普通の観光では触れることのできなかった地元の人たちの暮らしぶりなども紹介され興味深かった。撮影されたのは夏場だったが、冬はどのような顔を見せてくれる街なのだろうか・・。 ●SONGS「山口百惠 part2」(NHK総合) 先週から続く第二部。武道館での最後のコンサートの模様はと... ...続きを見る

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2010/10/11 22:46
「フランダースの光」展
「ベルギーの美しき村を描いて」というサブタイトルが付けられた「フランダースの光」展を観た(Bunkamuraザ・ミュージアム)。 特に目玉作品もなく、何となくフランドルの村を描いた風景画が見られるのではと出かけてみたのだが、期待値が低かったせいか予想以上に満足した。 19世紀末から20世紀初頭にかけて、ベルギー北部のフランダース(フランドル)地方にある村シント・マルテンス・ラーテムには、フランダースの芸術家が移り住み、質の高い豊かな創作活動を展開したという。今回はラーテム村で制作した芸術... ...続きを見る

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2010/10/10 20:48
清宮質文木版画展〜灯りの記憶〜
会社の帰りにミウラ・アーツ(銀座)に寄った。 今回は個人コレクションによる木版画展。「火を運ぶ女」始め、「帰郷」、「行手の花火」、「深夜の蝋燭」、「葬送の花火」、「夢の中へ」など馴染み深い名作ばかり十数点の展示。版木、年賀状などもあり、久しぶりに清宮の作品を堪能した。今回特に気づいたのは、蝋燭の本体に滴る蝋の描写。印刷で見るとあまりはっきりとはわからないが、実物を見ると、周りの描写に比べて蝋の滴は結構リアルに表現されている・・。 たまたま、今年の5〜6月に倉敷美術館で開催された清宮展の図... ...続きを見る

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2010/10/06 21:10
ウフィツィ美術館展〜自画像コレクション〜
ウフィツィ美術館展を観た(損保ジャパン東郷青児美術館)。自画像コレクション:巨匠たちの「秘めた素顔」1664〜2010、という副題がついている。ウフィツィ美術館は、フィレンツェにあるヨーロッパで最も古い(1581年開館)美術館のひとつであるという。今回はその自画像コレクション(約1700点もあるとのこと)から約60点の展示。17世紀から現代まで時代順に並べられており、レンブラント、アングル、アンソール、ドニ、藤田嗣治、シャガールなどの作品を除き、ほとんどが私も初めて観る画家たちによる作品。 ... ...続きを見る

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2010/10/03 17:19
誇り高きデザイン 鍋島
やっと涼しくなってきたので、会社の帰りにミッドタウンまで歩き、「誇り高きデザイン 鍋島」展を観た(サントリー美術館)。 鍋島は、江戸時代に佐賀藩から徳川将軍家や諸大名への贈り物として作られた最高級の磁器であるとのこと。 とにかく、その優れた/多様なデザインの素晴らしさ、色彩の豊かさ/鮮やかさ/美しさ、そして限られたスペースの中に見事に凝縮された小宇宙、に魅了された。 染付の青色に上絵の赤・緑・黄を加えた4色以内で構成されるという色鍋島が、もっとも華やかで見応えはあったが、シンプルな染付... ...続きを見る

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2010/09/09 22:46
アール・ヌーヴォーのポスター芸術展
「アール・ヌーヴォーのポスター芸術展」を観た(松屋銀座)。 「日曜美術館」でこの展覧会の一部が紹介されており、ロートレックやミュシャらによる、カフェ、劇場、化粧品、サービスなどのポスターの展示ということで、とりあえず軽い気持ちで出かけたのだが、行ってみてびっくり・・、とんでもなく充実した展示に驚く。 会場に入っていきなり、ウィーン分離派展のポスターが20点くらい展示されていたのには狂喜した。個人的にはロートレックやミュシャも好きではあるが、ウィーン分離派による一連の作品は私にとって別格の... ...続きを見る

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2010/09/06 23:19
ブリューゲル 版画の世界
「ブリューゲル 版画の世界」展を観た(Bunkamuraザ・ミュージアム 8/29で終了)。 ベルギー王立図書館の協力を得て、ブリューゲルだけでなく、同時代の版画も合わせた約150点の展示。 私にとってブリューゲルと言えば、やはり小学校の美術の教科書で見た「雪中の狩人」。他にも農民の生活を描いた油彩画家の印象が強かったのだが、版画という形式の方が有名と知ったのはずいぶん後になってからのこと。 ブリューゲルの版画は、浮世絵ではないが不特定多数の購買層のために制作されたとのことで、当時の人... ...続きを見る

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2010/08/31 21:41
有元利夫展〜天空の音楽〜
有元利夫展を観た(東京都庭園美術館)。 絵画約60点、版画23点(「7つの音楽」、「12 pieces of BAROQUE MUSIC」、「Les QUATRES SAISONS」)、立体(塑造、乾漆、木彫、陶芸)23点という展示内容。 各作品は、小川美術館はじめ、過去何回かの有元の展覧会で観たことのあるものばかりではあったが、機会があれば何回でも観たくなるのが有元の作品。どの作品も、静謐で、優しく、温かく、そして時間が止まっていながらそれでいてひそやかな音楽が流れてくるようだった。 ... ...続きを見る

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2010/08/28 23:43
印象派とエコール・ド・パリ〜ポーラ美術館コレクション展〜
箱根仙石原のポーラ美術館から、印象派とエコール・ド・パリの名品74点が横浜美術館にやってきているというので、観に行ってきた。 ポーラ美術館は、2002年9月神奈川県箱根仙石原に開館。総数約9,500点に及ぶというコレクションは、ポーラ・オルビスグループのオーナー鈴木常司が40年余をかけて収集したものという。 会場の最初からモネが何点も並ぶという豪華な展示に圧倒される。それに、平日の閉館一時間前だったせいか空いており、名画を独り占め、ひじょうにゆっくり観ることができた。 モネは全部で8点... ...続きを見る

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2010/08/21 23:38
菅野圭介展図録
横須賀美術館で6月上旬まで開かれていた菅野圭介展の図録が届いた。 日曜美術館のアートシーンで海の諸相を描いた数点が紹介され、その展覧会に行ってみたかったのだが、どうしても都合をつけられず行けなかった。先日、思いだして図録だけミュージアムショップに注文しておいたもの。 菅野圭介は風景画・静物画に独特の個性を発揮した洋画家。1909年生まれ、1932年京都帝国大学中退、1935年渡欧、フランドランに師事。1936年第6回独立美術協会展入選、1952年2度目の外遊、サンパウロで個展開催。1... ...続きを見る

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2010/08/01 22:28
MASKS〜仮の面
「MASKS〜仮の面(かりのおもて)」展を観た(千葉市美術館)。日曜美術館でも紹介されていたが、個人的にぜひとも行ってみたかった展覧会。 にらみ、わらい/いかり、おかしみ、けもの/とり、まつり・いのり・とむらい、ゆがみ、ととのい といったテーマに分けられ、日本、アジア、オセアニア、アフリカの面を中心にした約150点の展示。外見上、地域毎の違いはもちろんあるものの、信仰、喜怒哀楽、心象などの具現化としての作品は、国境や民族を超えて訴えかけてくるものを感じる。 最も印象的だったのは日本の鬼... ...続きを見る

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2010/07/31 23:40
カポディモンテ美術館展
カポディモンテ美術館展を観た(国立西洋美術館)。 「カポディモンテ」とは「山の上」という意味だそうで、この美術館はナポリを見下ろす丘の上に建っているとのこと。 今回の展示は、ファルネーゼ家が収集したルネサンス、バロック美術の作品と、ブルボン家が収集したナポリ・バロック美術の作品、素描を含む油彩など全80点。 ポスターにもなっているパルミジャニーノ:「貴婦人の肖像(アンテア)」に惹かれて行ってみたが、確かに魅力的な作品だった。1535〜37年、パルミジャニーノ晩年の作品であり、イタリア美... ...続きを見る

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2010/07/19 22:38
「能の雅(エレガンス)、狂言の妙(エスプリ)」
サントリー美術館は水〜土曜は20:00まで開館しているとのことなので会社の帰りに寄ってみた。 TBSを右手に見ながら乃木坂方面へ歩き、赤坂五丁目交番前の次の信号(赤坂小前)を左折し、突き当たりを右に折れればすぐ檜町公園というかミッドタウンガーデンの入り口の階段。前回は赤坂中学を越えてから左折したためいやに寂しい道だったが、今回の道の方が明るくそして近い・・。会社から10分と少し、やはり赤坂は便利なところだと思う。 サントリー美術館では、国立能楽堂コレクション展「能の雅(エレガンス)、狂言... ...続きを見る

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2010/07/15 22:49
オルセー美術館展2010「ポスト印象派」
オルセー美術館展2010を観た(国立新美術館)。 オルセー美術館改装工事に伴う美術展とのことで、「これらの絵画がまとめてフランスを離れることは2度とない」(ニコラ・サルコジ大統領)とのこと。確かに、モネ、セザンヌ、ゴッホ、ゴーギャン、ルソーなど115点の展示は大変充実したものだった。 いきなりモネの「日傘の女性」他4点が並び、ドガ、シスレー、ピサロなど。(第一章1886年‐最後の印象派) 続いて、第2章スーラと新印象主義。有名な「ポーズする女」があれほど小さい絵だったとは・・。 第3... ...続きを見る

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2010/06/20 15:07
ボストン美術館展
終了間近(6/20まで)のボストン美術館展を観た(森アーツセンターギャラリー)。「名画のフルコース」というコピー通り、ミレー、ドガ、セザンヌ、モネ、ルノワール、ゴッホ、ピカソなど80点の展示で大変見応えがあった。超混雑を予想して出かけたが開館直後だったせいかそれほどでもなく幸運だったと思う。 肖像画、宗教画、日常生活、風景画、静物など8つのテーマに分けての展示だったが、圧巻だったのは「モネの冒険」と題された6番目の一室。 「アルジャントゥイユの雪」、「積みわら(日没)」、「ルーアン大聖堂... ...続きを見る

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2010/06/19 23:40
マネ展
会場である三菱一号館美術館はこの4月にオープンしたばかり。明治期の重厚な外観の建物に近代的な内装を施した斬新なもの。日本橋の三井記念美術館や庭園美術館に通じるものがある。ちょっと小部屋が多すぎて、またガラス製のドアの開閉が鬱陶しくも感じたが、平日の夕方で比較的空いており、鑑賞するには良いタイミングだったと思う。 「オランピア」、「笛を吹く少年」、「草上の昼食」などの著名な作品は出展されてはいなかったものの、当時のパリが都市として変貌していく様子と結びつけながらマネの芸術の全貌に迫るという企... ...続きを見る

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2010/06/18 22:40
シーサー/「金丸悠児」展
シーサー・マニアである。Turnberryの上には4組のシーサーが置いてあり、玄関には面シーサーも飾ってある。一番大きな一組を除き、私が国際通りや壺屋あたりの店をずいぶん探して買い求めたものばかりで、今となってはおそらく手に入らないであろうと思われるものもある。 ...続きを見る

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2010/06/17 21:19
「再発見! クレパス画〜身近な画材の可能性〜」
クレパスは、クレヨンとパステルの両方の長所を備え、使いやすく身近な描画材料として、1925年に日本で開発されたという。このクレパスを使って描かれた絵の展示ということで、ちょっと興味をおぼえ浦和美術館まで出かけてみた。サクラアートミュージアムと笠間日動美術館のコレクションから146点の展示。 梅原龍三郎、岡本太郎、加山又造、絹谷幸二、須田国太郎、三岸節子、山下清といった著名な方々の作品に加え、私が特に好んでいる難波田龍起、舟越桂といった方々の作品も観ることができた。 人物、風景、花、抽象画等の... ...続きを見る

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2010/06/15 21:47
「マネは見た 都市生活者の秘密」
日曜美術館はマネ特集。 今回もテレビならではの企画・構成に感心した。 まず、「笛を吹く少年」。どこが手法として新しいのかを具体的に示すために、現代の画家に当時の様式で同じ絵を描いてもらう。背景の描き方、生地の描写の仕方など、実際に描かれたものを見せられるとその違いがはっきりとわかってくる・・。 さらに、「フォリー・ベルジェールのバー」。描かれたものと同じようなカウンターを製作し、大きな鏡を後ろに据え、男女のモデルを立たせて実際にはどのように見えるかを検証する。習作、レントゲン分析などを... ...続きを見る

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2010/06/08 22:13
ポンペイ展
桜木町に出かける用事があったので、ついでに横浜美術館に寄って「ポンペイ展」を観た。 休日のせいか予想以上のひじょうな混雑で閉口。さらに、私が帰る頃には入場制限まで行われていた。 今回の展示は、ナポリ国立考古学博物館の協力によるポンペイからの出土品を中心にした壁画、彫刻、工芸品、日用品など約250点。 「2000年前の人々の暮らしはどのようなものだったのか?」という問いに対しては、宝飾品、装身具、食器類、家具や調度品、さらには給湯システムなどなかなか興味深いものがあったと言えると思う。 ... ...続きを見る

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2010/06/06 22:52
「語りかける風景」
「語りかける風景〜コロー、モネ、シスレーからピカソまで〜」展を観た(Bunkamuraザ・ミュージアム)。フランス、アルザス地方のストラスブール美術館所蔵の風景画約80点の展示。 「窓、人物、都市、水辺、田園、木」という6つのテーマに分けられており、副題にある通り一部有名な人の作品も含まれていたが、ストラスブール出身の画家による作品、あるいはストラスブールとその近郊を描いた作品がその大部分を占めており、なかなかコンセプトのはっきりした展示と思った。 私にとって初めて聞く名前の画家(ブリオ... ...続きを見る

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2010/05/30 18:27
木曽街道六十九次
豊洲に行く用事があったので、ららぽーと内にある平木浮世絵美術館に寄った。 http://www.ukiyoe-tokyo.or.jp/ 現在開催中の「木曽街道六十九次」を観る。「木曽街道(中山道)六十九次」というのは、日本橋を起点として、浦和、大宮、高崎、軽井沢、下諏訪、福島、中津川、伏見、太田、関ヶ原、草津などを通り、京都に至る71の宿場。歌川広重の作(1835〜1837年頃)が有名だが、今回の展示は歌川国芳による作品群で、1852〜1853年頃に制作されたという。 この作品は単なる... ...続きを見る

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2010/05/28 21:49
燕子花図屏風
昨年の秋にリニューアル・オープンした根津美術館、現在、特別展「国宝燕子花図屏風〜琳派コレクション一挙公開〜」が開催中だったので初めて行ってみた。 「燕子花図屏風」は何回目かの対面ではあったが、いつ観てもその構図の完璧さと見事な色彩は本当に素晴らしい。それほど混んではいなかったためゆっくり鑑賞することができた。 他にも「夏草図屏風」など光琳の作品が数点、野々村仁清「色絵山寺図茶壺」なども展示されていたが、私が思わず見惚れたのは、尾形宗謙筆「新古今和歌集抄」という作品。達筆という概念を通り越... ...続きを見る

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2010/05/14 22:43
モーリス・ユトリロ展〜パリを愛した孤独な画家〜
ユトリロという画家は中学校の美術の教科書で見て以来、パリ、モンマルトルの街を描く画家というイメージが強いが、久しぶりに(と言うか初めて)ユトリロだけの作品の展覧会を観た(損保ジャパン東郷青児美術館)。90点余りの展示でそのすべてが日本初公開とのこと。 「モンマニーの時代」、「白の時代」、「色彩の時代」、「晩年」、と歳を重ねていく順の展示。 20歳代前半の初期の作品は結構私好みの地味な色調のものが多く、なかなか充実していた。白の時代は典型的なユトリロの風景画、パリの街並みを描いた作品が多い... ...続きを見る

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2010/05/05 22:36
北斎復刻版画展
日曜夜の「日曜美術館」の再放送で「「夢の北斎 傑作10選」を観た。 先週朝もテレビはつけていたのだが、何かと忙しくて集中して観ることができなかったためで、やはり「ながら視聴」というのはその内容の半分も観ていないということがわかる。 それにしてもこの北斎特集は、最近では出色の構成/内容だったと思う。人工的に起こした波がしらを1/5000秒のシャッター・スピードで撮影したり(北斎が描いた鉤づめのような形をしている!)、ベロ藍と通常の藍で刷った「凱風快晴」の比較とか普段見ることのできない映像が多く... ...続きを見る

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2010/05/04 20:43
清宮質文全版画集
玲風書房からやっと発売された画集がお金を払込む前に届いた。 ミウラ・アーツで試し刷りを見ているとはいえ、あらためて手に取るとかなり立派な本であるということを感じる。 まず、本編である作品図版。約60ページに渡って作品がほぼ制作年代順に並べられている。が、あえてその順序をやや崩しても、「夏の終り」と「九月の海辺」、「夕日と猫」と「夢の中へ」、「野の果てに」と「夕日のとり」、のようにそれぞれを見開きで配置しようという意図には大いに共感できる。 約70ページの解説&評伝をはさんで、続く章は「全版... ...続きを見る

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2010/04/28 23:49
春陽展〜清宮質文作品特別展示〜
清宮の特別展示が観たくて春陽展(国立新美術館)に出かけた。 http://zauberfloete.at.webry.info/201004/article_7.html 春陽会とは国内で最も歴史のある公募展の一つ。国立新美術館で現在第87回春陽展が開かれている。 期間は4/26(月)まで、開館時間が10:00〜18:00ということで土日にはもう行けないし、会社が終わってからでは間に合わない、とはいえ午前中休むほど余裕もないのでどうしようか迷っていたのだが、思い切って昼休みに行ってみること... ...続きを見る

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2010/04/23 23:03
「清宮質文 木版画とガラス絵」展
開催中の「清宮質文 木版画とガラス絵」展を観るために久しぶりに銀座ミウラ・アーツに寄った。。ガラス絵4〜5点に加え、「蝶」の二つのバージョン(青&緑)、「夢の中へ」の2バージョン、「キリコ」、「深夜の蝋燭」など名作揃い。閉館直前だったせいか客は私一人でゆっくり観ることができて十分満足した。 帰ろうとしたところ、ちょうど「清宮質文全版画集」の見本刷りが出版社から届けられたためついでに見せてもらう。 この本は、全128作品、264点がカラーで掲載され、制作された未発表作品を含め、版画の全貌が... ...続きを見る

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2010/04/16 21:25
没後400年 特別展「長谷川等伯」
昼休みにインターネットの混雑状況を調べてみると入場制限実施中、70分待ちの表示。平日の昼間でそんなに混んでいるのでは休日の昼間はもっと混んでいると思われたため、会社終了後会場(上野 東京国立博物館平成館)に向かった。 先日、日曜美術館を観てやはり行ってみようと思い直し、出かけて見たものの入場制限こそされていなかったが、会場内は大混雑で閉口する。まあ、以前の北斎展ほどではなかったが、とてもゆっくり鑑賞できる雰囲気ではなかった。2/23〜3/22という短期間の展示のせいなのか、それとも無料入場... ...続きを見る

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2010/03/12 23:14
ボルゲーゼ美術館展
ボルゲーゼ美術館は、ローマ市内にあるイタリアルネサンス・バロック美術が中心の美術館であり、ボルゲーゼ家歴代の美術コレクションが展示されているという。 http://www.galleriaborghese.it/default.htm 今回の展覧会はボルゲーゼ美術館のコレクションを日本で初めて紹介するという企画(上野 東京都美術館)。「ルネサンスからバロックへ 美の饗宴」というサブタイトルが付いている。なお、東京都美術館はこの展覧会を最後に改修のため2年間休館するとのこと。 目玉はラ... ...続きを見る

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2010/03/06 23:48
有元利夫展2010/2
例年、この季節に開催される「有元利夫展」を観た(三番町 小川美術館)。 今回は、他館(郡山市立美術館)での有元利夫展出品中のため素描・立体を中心とした8日間(2/28で終了)の開催。なお、この展覧会はこのあと東京に巡回し、2010年7月から庭園美術館で開かれる。 http://www.teien-art-museum.ne.jp/exhibition/2010/arimoto.html 今からひじょうに楽しみである。 小川美術館は、東京のど真ん中とはとても思えない閑静な立地にある。私は何... ...続きを見る

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2010/03/01 22:23
ルノワール〜伝統と革新〜
ルノワール展を観た(国立新美術館)。 ボストン美術館、ワシントン・ナショナル・ギャラリー、オルセー美術館、他国内外の主要コレクションから約80点の展示。かなり充実した内容だったと思う。 私は、ルノアールの描く下半身の大きな裸婦はあまり好きではないが、それ以外の風景画、花や静物、一部肖像画ではかなり私好みの作品が多く、個人的には十分満足した。構成と印象的だった作品は下記の通り。 ...続きを見る

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2010/02/13 12:55
愛のヴィクトリアン・ジュエリー展〜華麗なる英国のライフスタイル〜
英国、ヴィクトリア女王にまつわるジュエリー展を観た(Bunkamura ザ・ミュージアム)。 プロローグ ヴィクトリア女王の愛 T アンティーク・ジュエリー U 歓びのウェディングから哀しみのモーニングへ V 優雅なひととき〜アフターヌーンティー〜 という構成。とはいえ中心になるのは、もちろんアンティーク・ジュエリーの世界。 ダイヤモンド、エメラルド、トパーズ、パール、ガーネット、ルビ-、ゴールド、シルバーなどの素材を用いた、ブローチ、イヤリング、ブレスレット、ティアラ、ネックレ... ...続きを見る

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2010/02/10 22:35
2010年展覧会スケジュール
今年、行ってみようと思っている展覧会は下記の通り。現時点では未発表のものもあるかも知れないが、普段から目を配り見落としのないよう注意したい。 ●「ターナーから印象派へ 光の中の自然セザンヌ主義」 〜2/14 (府中市美術館) ●「江戸の彩 -珠玉の浮世絵コレクション-」 〜2/24(太田記念美術館) ●「ボルゲーゼ美術館展 一角獣を抱く貴婦人」 1/16〜4/4 (東京都美術館) ●「ルノワール―伝統と革新」 1/20〜4/5(国立新美術館) ●「所蔵水彩・素描展―松方コレク... ...続きを見る

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2010/01/05 22:26
「夢と追憶の江戸(後期)」
「夢と追憶の江戸〜高橋誠一郎 浮世絵コレクション名品展〜」の後期(総展示替え制の第三期)を観た。 http://zauberfloete.at.webry.info/200911/article_2.html 今回の最大の目玉(?)は写楽の「市川鰕蔵の竹村定之進」。 この作品、私は今回初めて観たのだが、簡潔な線と淡い色彩、構図やバランスも秀逸で大変見事なもの。やや保存状態に難があったがさすがに名作と言われる風格も感じられた。よく観ると画面下の方で組んだ両指が何とも不思議な形をしていると... ...続きを見る

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2009/11/18 20:33
ロートレック コネクション〜愛すべき画家をめぐる物語〜
「ロートレック コネクション」展を観た(Bunkamura ザ・ミュージアム)。 今回は、ロートレックを巡る交友関係に焦点を当てつつ、その作品を位置づけるという企画。モンマルトルの画塾でドニ、ゴッホ、ベルナール、さらにゴーギャンと出合い、その後のヴァラドンとの同棲、ドガとの出会いを経て、スタンラン、シェレ(ポスター・挿絵分野での先駆者)らとの交流、「ルヴュ・ブランシュ」誌の仕事を通じた、ボナール、ヴュイヤールらとの出会いまで(画家ロートレックの出身地、南仏アルビのトゥールーズ=ロートレック... ...続きを見る

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2009/11/15 18:32
聖地チベット〜ポタラ宮と天空の至宝〜
チベット展を観た(上野の森美術館)。 私にとってチベットとは、青海チベット鉄道の終点ラサというくらいのイメージしかなかったが、 http://zauberfloete.at.webry.info/200701/article_3.html 実際に作品を観てみるとなかなか神秘的、不思議な世界に圧倒された。 日本の密教は、6〜7世紀頃インドから中国に伝わり、9世紀に空海、最澄らによって日本へと伝えられ、「中期密教」と呼ばれるのに対し、チベットの密教は8世紀以降にインドからチベットに伝わり... ...続きを見る

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2009/11/10 21:13
「夢と追憶の江戸〜高橋誠一郎浮世絵コレクション名品展〜」
高橋誠一郎浮世絵コレクション名品展を観た(三井記念美術館)。 慶應義塾創立150年記念ということで、菱川師宣、鈴木春信、喜多川歌麿、東洲斎写楽、葛飾北斎、歌川広重など、さらに明治期の作品まで含めかなり充実した展示だった。 三井記念美術館は、もともと中野にあった三井文庫別館が2005年10月、日本橋(三越前)に移転して開設されたとのこと。私は初めて行ったのだが、国の重要文化財に指定されているというビルはなかなか立派で風格を感じさせる。内部も決して新しいものではないが、展示の仕方や照明も... ...続きを見る

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2009/11/03 16:59
THE ハプスブルク〜華麗なる王家と美の巨匠たち〜
「THE ハプスブルク」展を観た(国立新美術館)。 ウィーン美術史美術館とブダペスト国立西洋美術館の所蔵品から、ハプスブルク家ゆかりの絵画75点と工芸品等約120点の展示。 最初の<ハプスブルク家の肖像画>の展示でいきなり目を奪われたのは「オーストリア王妃エリザベート」(1865)という作品。フランツ・クサファー・ヴィンターハルターという人の作品で、やや憂いを持った上品な表情、白いドレスの質感の描き方が見事だった。他にも、アンドレアス・メラーという人による「11歳の女帝マリア・テレジア」... ...続きを見る

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2009/10/24 14:41
パウル・クレー〜東洋への夢〜
クレーと日本美術の関係を探る珍しい展覧会ということで、何はともあれ出かけてみた(横須賀美術館)。パウル・クレー・センター(スイス・ベルン)所蔵のデッサンや水彩画など約90点と国内所蔵のクレー作品に加え、関連する浮世絵版画やクレー旧蔵書籍を併せた展示。 20世紀初頭、クレーは北斎漫画を始めとする浮世絵をモデルにした作画上の試みを手掛けており、線描による造形を探求していた初期のクレーにとって、北斎漫画の巧みなスケッチが格好の手本になったのではないかという仮説に基づく企画。実際にクレーの作品と北... ...続きを見る

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2009/10/13 21:30
ベルギー幻想美術館
「ベルギー幻想美術館〜クノップフからデルヴォー、マグリットまで〜」を観た(Bunkamura ザ・ミュージアム)。 先日も「ベルギー近代絵画のあゆみ」展を観たが、 http://zauberfloete.at.webry.info/200909/article_15.html 今回はもう少し新しい19世紀後半から20世紀前半にかけてのベルギー美術、特に象徴主義、シュルレアリスム、表現主義などの「内向的な芸術家」たちの作品群を中心にしている。姫路市立美術館所蔵の作品を中心とした、油彩・水... ...続きを見る

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2009/09/25 22:51
ベルギー近代絵画のあゆみ
9/12に始まったばかりの展覧会に行った(損保ジャパン東郷青児美術館)。ベルギー国立美術館コレクション、油彩画約70点の展示で、特にこれといった目玉はないものの、主に風景画を中心とした優れた作品が多く展示されている。そして何より混んでいない(金曜の夜)のがポイントで、ひじょうにゆっくり自分のペースで鑑賞することができた。 私が初めてその名を聞く画家たちの作品が多かったが、著名な画家たちの作品と比べても遜色のない作品も多く、その認識を新たにした。中でも最も印象に残ったのは、アンナ・ボックとい... ...続きを見る

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2009/09/19 12:51
ウィーン世紀末展
始まったばかりのウィーン世紀末展を観た(日本橋高島屋)。 窓口で入場料1200円を払おうとしたところ、「600円です。」、「?・・・」、すると、「18時以降は半額です。」とのこと。どこにもそのような記述はなかったので何ともトクをしたような気分になる。おまけに会場内はかなり空いており、ゆっくりと観ることができた。普通の美術館では18時以降半額など考えられないし、遅くまで開催している日は決まって混んでいる・・。 さて、今回の展示はウィーン・ミュージアム(旧ウィーン市立歴史博物館)のコレクショ... ...続きを見る

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2009/09/17 21:40
ルネ・ラリック展
前売券はずいぶん前に買ってあったのだが、気がつけば終了まであと4日となってしまったため、やっと出かけることとなった(国立新美術館)。 第T部 華やぎのジュエリー  1.目覚め  2.愛の美神アリス  3.花開くジュエリー:モティーフの展開  4.グルベンキアンの愛したラリック  5.透明の世界へ 第U部 煌めきのガラス  1.ガラスへの扉  2.ふたつの時代、ふたつの顔  3.創作の舞台裏  4.シール・ペルデュ  5.1925年アール・デコ博覧会  6.皇族・... ...続きを見る

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2009/09/03 22:29
トリノ・エジプト展
エジプト美術の展覧会はほとんど観るようにしているのだが、今回は特に、案内を見ていて「オシリス神をかたどった王の巨像頭部」をどうしても観たくて出かけることとなった(東京都美術館)。 今回のトリノのコレクションは、19世紀、ナポレオンのエジプト遠征に従軍し、フランスのエジプト総領事となった外交官でエジプト学者のベルナルディーノ・ドロヴェッティの収集品を中心に創設されたとのこと。 下記の構成、大型彫像、ミイラ、彩色木棺、パピルス文書、ステラ(石碑)など120点の展示。ひじょうに見応えがあった。... ...続きを見る

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2009/08/16 21:53
子ども手帳 ARTISTES EN HERBE
美術展に行き、正式な(?)図録ではなく、ジュニア向けブックレットを買うことが最近は少なくない。 2004年秋の損保ジャパン東郷青児美術館での「ピカソ展〜幻のジャクリーヌ・コレクション」の時に、このような小冊子を買ったのが最初だったと思う。ここでは、ピカソの生涯がその作品とともに、簡潔に大変分かりやすくまとめられていた。 その後も何冊かこのような子供向けブックレットを買ったのだが、 「ルーブル美術館展」(2009/国立西洋美術館) http://zauberfloete.at.webry.... ...続きを見る

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2009/08/03 21:04
小林かいちの世界
何回か前の「日曜美術館」のアートシーンで観たその作品が忘れられず、ニューオータニ美術館に行って来た。 開館時間は10:00〜18:00とのことなので帰りに寄るには時間がないと思っていたのだが、ちょうど今日は涼しかったこともあり、昼休みに弁慶橋を渡って紀尾井町側へ足をのばした。とはいっても、会社からニューオータニまでは歩いて10分少し・・。 小林かいち、といっても知っている人は多くはないだろう。私もテレビで観るまではまったく知らない存在だった。 本名は嘉一郎(1896〜1968)、京都の... ...続きを見る

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2009/07/31 22:33
ゴーギャン展
ゴーギャン展を観た(東京国立近代美術館)。 以下の3部構成で、ブルターニュからタヒチへ、そしてパリへ戻り再びタヒチへ向かったゴーギャンの足跡を辿る。 第1章 野生の開放 第2章 タヒチへ 第3章 漂泊のさだめ 今回の目玉は、初来日という「我々はどこから来たのか 我々は何者か 我々はどこへ行くのか」。幅は4メートル近い大作で、ゴーギャンの最高傑作とされている作品だが、このようなタイトルがついているからこそ一生懸命その絵の中からメッセージを読み解こうとする訳で、その意味で大変優れた表題... ...続きを見る

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2009/07/21 21:25
写楽 幻の肉筆画〜ギリシャに眠る日本美術 マノスコレクションより〜
写楽 幻の肉筆画展を観た(江戸東京博物館)。今回の目玉である写楽の扇面画は別として、それ以外はあまり期待しないで出かけたのだが、想像をはるかに超えた素晴らしく充実した展示だった。日本美術に関心のある人は必見の展覧会と思う。 T日本絵画 U初期版画 V中期版画 W摺物・絵本 X後期版画 という五部構成。江戸時代の版画の流れを概観することができる。 第一部の屏風絵はあまりピンとくるものではなかったが、第二部では鳥居清信、奥村政信、鳥居清忠などの優れた作品が多数・・。中でも印象的だったのは、... ...続きを見る

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2009/07/10 23:29
フランス絵画の19世紀
「美をめぐる100年のドラマ」というサブタイトルがついた「フランス絵画の19世紀」展を観た(横浜美術館)。 Tアカデミズムの基盤―新古典主義の確立 Uアカデミズム第一世代とロマン主義の台頭 Vアカデミズム第二世代とレアリスムの広がり Wアカデミスム第三世代と印象派以後の展開 という四部構成。世界各地の40の美術館から集めた約80点の絵画。 今回の展示の狙いは、19世紀フランス絵画=印象派というだけでなく、その誕生の礎を築いた「アカデミズム」の画家たちに注目し、その保守と革新の相互... ...続きを見る

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2009/07/04 23:51
日曜美術館「素敵な悲しみ 版画家・清宮質文」
私が初めて清宮の作品を観たのは、2000年2月に今はなくなってしまった新宿の小田急美術館で開かれた展覧会でのことだった。あるきっかけでこの美術展のことを知り、清宮のことももちろん知らなかったのだが、初めて観た瞬間からたちまちその魅力に取りつかれてしまった。 当日は図録を買わないで帰ったのだが、次の日から買わずに帰ったことを後悔し、翌週にはもういちど会場に出かけて買い求めたものだった。この図録はずっと私の宝物となっている。 その後、大川美術館、横須賀美術館、ミウラアーツなどの展覧会を観てきたが... ...続きを見る

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2009/06/21 11:53
日本の美術館名品展
特定の画家、およびその同時代の作品群、あるいは特定のテーマの元に集められた作品群の展示ではなく、今回は全国の公立美術館の膨大なコレクションの中から選りすぐりの名品を一挙に公開するという企画(東京都美術館)。 西洋絵画50点、日本近・現代洋画70点、日本画50点、版画・彫刻50点、計220点というボリュームのある展示。一部、各館のNo.1の所蔵品は出展されていないという批判(?)もあったようだがそれは仕方がないこと。それにしても、これだけ充実した作品をまとめて観ることができる機会というのは滅... ...続きを見る

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2009/06/18 23:34
清宮質文作品展〜或る存在・いとしきもの〜
会社の帰りに開催中の清宮展を観に銀座に寄った。 久しぶりにミウラ・アーツに行ったが、周りの景色が一変してしまっており驚く。 今回の展示は、「夢の中へ」(2つのバージョン)、「夕日と猫」、「夕日のとり」、「蝶」など私の大好きな作品を始めとする十数点の展示。久しぶりに観る清宮作品はやはりとても素晴らしい。静謐と憂愁、孤独と哀しみ・・。 そして今回は販売もされており、おそるおそる価格を訊いてみると、「夕日と猫」、「夢の中へ」とも60万円台。以前よりは安くなっている感じで思わず衝動買いして... ...続きを見る

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2009/06/15 21:32
ルーヴル美術館展〜17世紀ヨーロッパ絵画〜
終了間近のルーヴル美術館展をやっと観た。 あと10日あまりということで連日大混雑しているとのことなので早めに出かけた。国立西洋美術館は9:30開館とのことなので、9時に上野に着き、階段を上がったすぐ左手にある窓口でチケットを買おうとしたところ、何と100人以上(!)の列。構内のチケット売場がこんなに混雑しているのは初めてで、連休中や春休み中であればともかく、なぜこんなに混んでいるのか不思議に思う。チケットを買う人を見ていると、必ずしもルーヴル展に限らず「阿修羅展」を買っている人も結構いた。... ...続きを見る

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2009/06/03 20:51
パウル・クレー
先々週の日曜は普段の日より早起きして出かける用事があったため、日曜美術館も録画しておいたのだがやっと観ることができた。 私の大好きなパウル・クレー(1879〜1940)特集で、主にBunkamuraでの展覧会で展示された作品を辿る内容のもの。 http://zauberfloete.at.webry.info/200901/article_15.html 音楽にしても美術にしても芸術/文化とは言え、政治、時代背景とは切り離せない部分があるのは紛れもない事実であり、クレーもその生きた時代がも... ...続きを見る

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2009/05/22 23:22
岸田劉生〜肖像画をこえて〜
「没後80年 岸田劉生〜肖像画をこえて〜」を観た(損保ジャパン東郷青児美術館)。 岸田というと、「麗子」始め一部の作品のみが有名だが、私の知らない他の作品も観てみたいと思い出かけてみた。この展覧会は、自身の自画像と肖像画だけを約80点集め、人の顔を描くことを通して深化していく岸田の「写実の道」を辿るという企画。 なかなかインパクトがあるというか、「濃い」作品が多く、その芸術の深さが感じられた。 20代前半の自画像から展示は始まるが、その作品群を観ただけで、ある意味で既に確立されたその作... ...続きを見る

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2009/05/15 22:12
柿右衛門展
リードを買いに渋谷まで行ったので、ついでに戸栗美術館というところへ初めて行って「柿右衛門展」を観た。 Bunkamuraのウラというか松涛地区の中にある立派な建物。実はあまり期待しないで行ったのだが、「ヨーロッパを魅了した東洋の華」というサブタイトルの通り、展示内容、展示点数、雰囲気など、どれも素晴らしかった。 私はあまり陶磁器は詳しくはないのだが、柿右衛門様式というのは乳白色の生地に上品な赤を主調とし、余白を生かした絵画的な文様を描いたものであるとのことである。今回は歴史的にそれ以前と... ...続きを見る

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2009/05/04 18:22
忘れえぬロシア
「忘れえぬロシア/国立トレチャコフ美術館展」を観た(Bunkamura ザ・ミュージアム)。 目玉の作品は、クラムスコイの「忘れえぬ女」。私自身、この作者の名前も知らなかったのだが、この作品自体はなぜか知っていたのでぜひ実物を観てみたかった。ロマノフ朝・帝政ロシアの末期に描かれた絵画で、ロシアのモナリザとも言われているらしい。原題は英語では「Unknown」とのことなので、直訳すれば「見知らぬ女」になるのだろうが、「忘れえぬ女」というのはなかなか名訳だと思う。 想像以上に大きな絵で、馬車... ...続きを見る

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2009/05/01 23:29
アングル〜革命の裸婦〜
日曜美術館、今回はアングル。 「グランドオダリスク」の、アンバランスな身体の線、腕の長さを例に、なぜアングルがこのような絵を描いたのかという話や、「パフォスのヴィーナス」のモデルのポーズの秘密について、実験を交えたアプローチはひじょうに面白いものだった。アングルにとっての理想の美、また、アングルの目を通して見た美しさを描いたという意味でそれ自身がまた真実となるという内容も説得力があったと思う。 「泉」についても、解説を聞くと、私自身今まで持っていたこの作品に対するイメージがちょっと違うも... ...続きを見る

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2009/04/26 18:03
ルーヴル美術館展〜美の宮殿の子どもたち〜
国立新美術館のルーヴル展を観た。 「子ども」をテーマに、古代エジプト美術部門、古代ギリシャ・エトルリア・ローマ美術部門、絵画部門別に「誕生と幼い日々」、「子どもの日常生活」、「死をめぐって」など7つの章から構成される絵画、彫刻、美術工芸品、素描・版画など約200点の展示。特にこれといった目玉作品はなかったものの、統一テーマのもとによく練られた企画だったように思う。通常は特定の作者あるいは同時代の作者たちによる展示が多い中、今回のようなあるコンセプトに基づいた作品が集められるということ自体か... ...続きを見る

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2009/04/10 22:20
アーツ&クラフト展〜ウィリアム・モリスから民芸まで〜
アーツ&クラフツ展(東京都美術館)を観た。 アーツ&クラフツ(Arts and Crafts Movement)は、イギリスの詩人、思想家、デザイナーであるウィリアム・モリス(1834〜1896)が主導したデザイン運動(アーツ・アンド・クラフツ運動:美術工芸運動ともいわれる)とのこと。産業革命の結果、大量生産による安価な、しかし粗悪な商品が溢れていた状況を批判して、中世の手仕事にに帰り生活と芸術を統合することを目指した運動という。 今回の企画は、ロンドンのヴィクトリア&アルバート美術館と... ...続きを見る

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2009/03/22 18:16
有元利夫展
有元利夫展(小川美術館)を観た。 毎年、春の訪れ前に開かれるこの展覧会。今日が最終日だったせいか、今まで私が行った中では最も混雑していた。とはいえ普通の美術館とは違い来場者の絶対数は少ないので、ゆっくり観ることができた。 「花降る日」始め、「花咲く頃」、「春」、「厳格なカノン」、「ロンド」、「出現」など、馴染み深い作品ばかりで久しぶりの再開で懐かしかった。いつものように、会場内は有元自身の作曲した曲が静かに流れ、作品から漂う静謐さに満ちあふれていた。 今回(以前もあったかも知れないが)... ...続きを見る

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2009/03/07 23:57
江戸のデザイン・千社札
以前豊洲に来た時は、ゆりかもめの駅が突然できていたことに驚いたが、今回は、公園だったところがバス乗り場になっており驚いた。周りの景色も来るたびに変わりつつある。 平木浮世絵美術館というところで千社札展をやっているという情報を先日の新日曜美術館で知り、今月末までということもあり万障繰り合わせて観に行ってきた。「アーバンドック ららぽーと豊洲」の中にあるとのことで入り口で案内板を探すが発見できず。インフォメーションセンターで訊いてやっとたどり着く(あとでもう一度見たら表示は、UKIYO-e TOK... ...続きを見る

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2009/02/18 22:34
駒井哲郎展〜夢のカラーシリーズ〜
京橋の画廊で駒井の展覧会をやっているという情報を得たのだが、開館時間は11:00〜18:00とのこと。会社が終わってからでは間に合わないし、朝寄って行くには遅すぎる・・、仕方なく昼休みに行くことにした。が、さすがに赤坂、片道20分もかからず、何とか無事に行って来ることができた。 小さな画廊ではあったが作品は10数点。サブタイトル通り、すべてカラーの作品ばかり。今回初めて観る作品も多く、いっときの美術鑑賞にしてはなかなか充実していた。 今回初体験だったのは、<実験工房第5回発表会における「... ...続きを見る

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2009/01/29 22:07
「20世紀のはじまり ピカソとクレーの生きた時代」展
Bunkamura ザ・ミュージアムで今月始まったばかりの展覧会。 会場の最初に展示されているのが「表現主義的傾向の展開」というコーナーで、マティス、ドラン、ブラックという、私が好きな画家たちの作品を始め、ベックマン、シャガールらの作品もあり、なかなか充実していた。 続く、「キュビズム的傾向の展開」では、ピカソを中心にした展示、「シュルレアリスム的傾向の展開」ではマグリット、エルンスト、ミロといった人たちの作品。このあたりは個人的にはあまり関心は高くない・・。 そして最終章は「カンディ... ...続きを見る

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2009/01/18 18:46
「セザンヌ主義〜父と呼ばれる画家への礼賛〜」展
やっとセザンヌ主義展を観た(横浜美術館)。終了間近い休日だったせいか、会場内はかなり混雑していたが何とかゆっくり観ることができた。 「セザンヌ主義」という言葉について、セザンヌの絵画が20世紀初頭のフランスにおける革命的な芸術運動に与えた影響がとりわけ顕著であったということによる、と説明されている。今回もセザンヌを中心に、ベルナール、ドニ、マティス、ヴラマンク、ピカソ、ブラック、モディリアーニたちの作品も展示されていた。そして日本の画家たちへ与えた影響も大きかったということで、岸田劉生、安... ...続きを見る

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2009/01/12 19:20
2009年展覧会スケジュール
年明け早々、ぜひ行ってみようと思っている展覧会は下記の二つ。 ●「セザンヌ主義 〜父と呼ばれる画家への礼讃〜」 〜1/25 (横浜美術館) ●「20世紀のはじまり 〜ピカソとクレーの生きた時代〜」 〜3/22 (Bunkamura ザ・ミュージアム) また、各美術館の年間予定の詳細は未だ出揃っていないようだが現時点で発表されているもののうち、個人的に行ってみたいものをピックアップしてみた。 ●「ルーヴル美術館展〜17世紀ヨーロッパ絵画〜」 2/28〜6/14 (国立西洋美術館... ...続きを見る

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2009/01/09 22:33
竹取物語
江國香織による口語訳による現代版「竹取物語」(新潮社/2008.08)。 この本の構成は第一部が浮世絵版画家の立原位貫による「絵巻 竹取物語」、第二部が江國による「物語 竹取物語」という形になっている。絵巻には立原の版画が12点、対応する原文がそれぞれ数行添えられている。そして、この版画が実に素晴らしいもので大変美しい。この版画は江戸時代の浮世絵と同じ手法、絵の具、紙などを使って制作されたものだという。江國自身この作品を観て、「物言わぬ絵たちの語る物語を言葉にしたい」と思ったことが、この本... ...続きを見る

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2008/12/17 22:38
フェルメール展
フェルメール展をやっと観た(上野 東京都美術館)。 前売券は買ってあったもののなかなか行く機会がなかったが、やっと出かけることができた。が、ちょうど第三水曜のシルバー・デイと重なったこともあり、2時頃会場に着くが60分待ちという長蛇の列。仕方なく待つが入るまでにかなり消耗する・・。 人数制限をしているとはいえ、会場内はかなりの混雑。人の波をかき分けてやっと作品を観るという状況で、落ち着いて鑑賞できる感じではなかったのが残念だった。 今回、展示されていたフェルメールの作品は下記の7点。 ... ...続きを見る

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2008/11/19 21:40
大琳派展〜継承と変奏〜
大琳派展を観た。 六本木と違い、やはり上野は遠い。国立新美術館であれば10分もかからず着いてしまうのに対し、上野、それも最も奥の国立博物館・平成館までは45分もかかってしまった。これでは、ちょっと会社の帰りに寄るという感じではなくなってくる・・。北斎展の時は外で並ぶほどの大混雑(閉館時間を延長するほどたった)だったが、今日は雨ということもあり結構空いているのではないかという期待に反し、並んで待たされることはなかったものの、会場内はかなりの混雑で閉口する。 構成としては、 第1章:本阿弥... ...続きを見る

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2008/10/24 23:19
ボストン美術館 浮世絵名品展
この秋、期待していた展覧会の一つ。名古屋→新潟→福岡と巡って、やっと江戸東京博物館にやってきた。 東京会場では版画、肉筆、下絵画稿類、版本など137点の展示。とにかく、予想以上に大変見応えのある充実した 、かつ素晴らしい内容だった。特徴としては、そのほとんどが保存状態が良く素晴らしい色彩であったこと。これまでに何回か観ている北斎の「山下白雨」など、見事な刷りの色だった。 構成としては下記の通り。 第1章「浮世絵初期の大家たち」:初代鳥居清倍から西村重長、奥村政信など 第2章「春信様... ...続きを見る

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2008/10/17 21:56
「巨匠ピカソ 愛と創造の軌跡」展
こちらは国立新美術館での展示。油彩を始め、版画、ペン画、彫刻、そしていろいろな素材を貼り合わせた絵画風の作品、またその立体版など多彩な作品から構成され、総数約170点。ピカソの作風およびその変化を知る上で、かなり充実した展示と言えると思った。個人的には、クレーやマティスに通じる線描的な作品に惹かれるものがあった。 油彩のジャンルは、今回の展示は「肘掛椅子に座るオルガの肖像」他数点を除いてそのほとんどは、キュビズム、シュルレアリスムのいかにもピカソという作品ばかり。 それにしても、「ドラ・... ...続きを見る

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2008/10/12 23:23
「巨匠ピカソ 魂のポートレート」展
金曜以外の平日でも20時まで開館している美術館というのは、おそらくサントリー美術館くらいではないだろうか。 会社が移転して以来初めて、歩いてミッドタウンまで行ってみた。TBS横から乃木坂方面へ向かい、赤坂小の交差点を越えて赤坂中学校を回り込む細い道に入る。6時台だというのにまったく人通りはなく、坂を上りつめるまで都心とは思えないひじょうに寂しい風景だった。突然辺りが開けるともうミッドタウンガーデン、裏口から入ったため目の前がすぐサントリー美術館のある建物。会社を出てから約15分、やはり近い... ...続きを見る

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2008/10/10 22:59
ジョットとその遺産展
「西洋絵画の父 ジョットとその遺産展〜ジョットからルネサンス初めまでのフィレンツェ絵画〜」を観た(損保ジャパン東郷青児美術館)。 不勉強のせいでジョットという人を私は知らなかったのだが、下記のような人とのことである。 「ジョット・ディ・ボンドーネ(Giotto di Bondone, 1267頃〜1337)はゴシック期のイタリアの画家、彫刻家、建築家。平面的・装飾的なビザンティン絵画の描写法から、現実的・三次元的な空間表現や人物の自然な感情表現を行うことによりルネサンス絵画への先鞭をつけ... ...続きを見る

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2008/09/26 22:49
ヴァイオリニストの個展
オケの知人が個展を開いているというので観に行ってきた。 駅から5分ほどの画材店の2階にあるこじんまりとしたギャラリーでの20点あまりの展示。すべて水彩画で、主に風景、花、人形、猫などを描いた作品。緑を基調とした淡い色調の私好みの作品が多く、画家の性格を反映したかのような優しい表現に包まれていた。印象的だったのは「転生の途」と名づけられた一点。五重塔をバックに咲き乱れる蓮の花、全体を包む緑との対比が美しい。また、「自画像」というタイトルの猫の絵も何とも言えないユーモアと温かい雰囲気が満ち溢れてい... ...続きを見る

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2008/09/23 21:59
浜口陽三 「赤いパイプ」
箱崎のI社までに行ったので、帰りにミュゼ浜口陽三・ヤマサコレクションに寄った。現在開催されているのは、「Composition」と題された展覧会。浜口独特の構図:Compositionを持つ作品が約50点、南桂子の作品も10点余り展示されている。 さくらんぼ、くるみ、ぶどう、てんとう虫などを素材としたカラーメゾチントによる作品、いつもながらその色彩、構図の美しさに感嘆すると共に、独特の質感に魅了される。 http://zauberfloete.at.webry.info/200709... ...続きを見る

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2008/09/19 22:12
ミレイ展
始まったばかりの「ミレイ展〜オフィーリアよ、永遠に。〜」を観た(渋谷Bunkamura ザ・ミュージアム)。 「ラファエル前派」はもうだいぶ前に観たきりなのでずいぶん久しぶりとなる。今回の展示はミレイの芸術の全容を紹介するもの(約80点)で、ロンドンのテイト・ブリテンとアムステルダムのゴッホ美術館で開催された後の巡回展とのこと。初期のゴッホはミレイの作品から強い影響を受けたという。 構成としては下記の通り。印象に残った作品を付記。 Tラファエル前派 「オフィーリア」はあまりにも有名... ...続きを見る

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2008/09/05 22:28
舟越桂 夏の邸宅
東京都現代美術館で舟越桂展を観たのは何年前になるだろうか。あの時は初めて本物を観る新鮮な驚きと感動があったが、また舟越作品に会いたくて庭園美術館に出かけた。 今回の企画は通常のホワイト・キューブの中での彫刻の展示ではなく、「アール・デコ」建築の中に作品を置き、その空間と立体の融合を図ったもの。それが成功して素晴らしい雰囲気を創り出していた。料理やワインもお皿やグラスによってその味が変化するように、作品もそれを置く空間によって左右されるということを実感する。 朝香宮邸(庭園美術館)の各部屋... ...続きを見る

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2008/08/22 21:37
ルオー大回顧展
出光美術館はずいぶん前に行ったきり(板谷波山展だったか)で、久しぶりに出かけたが、千代田線日比谷駅でどこの出口から出たら良いのかわからず、ずいぶん時間を取られることとなった。地上に出てからも国際ビルと帝劇ビルが同じ建物なのかどうか最後までわからなかった・・。 やっと辿りついた会場は、金曜夕方にしてはまあまあ空いていた。ちょうど会場での解説が始まったところでちょっと気にはなったが混雑の中で聞くのもあまり気が進まず、マイペースで観る。 今回の企画は、ジョルジュ・ルオー(1871〜1958)の没後... ...続きを見る

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2008/08/08 22:02
マティスとボナール〜地中海の光の中へ〜
7/27までということで終了間際にやっと観に行くことができた。 マティスは私にとって大好きな画家。一方、ボナールは名前はもちろん知っていても、代表作は?とあらためて訊かれると答えられない・・。が、素晴らしい展覧会だった。 会場は神奈川県立近代美術館 葉山。逗子駅からバスで約20分、森戸海岸の少し先、大峰山の麓で海を臨む好立地にある。横須賀美術館をイメージしていたのだが似てはいるもののやや異なる雰囲気・・。 まず、途中の葉山の街並みが馬堀海岸あたりとは違いかなり賑やかなこと、そして建物も... ...続きを見る

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2008/07/27 22:20
コロー〜光と追憶の変奏曲〜
コロー展を観た(上野国立西洋美術館)。 金曜の夕方にしては比較的すいており、余裕を持ってゆっくり観ることができた。人波をかきわけながら観る展覧会はやはり避けたい。 一言で表現すればかなり充実した展示であり、また構成・演出も優れ、単に森の風景画家にとどまらないコローの素晴らしさを実感できたように思う。 今回は、ルーヴル美術館所蔵の代表作品群を中心に、ジャン=バティスト・カミーユ・コロー(1796〜1875)の初期から晩年までの作品、およびコローの芸術に深い影響を受けたモネ、ルノワール、ド... ...続きを見る

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2008/07/18 22:47
エミリー・ウングワレー展
金曜日、会社が終わったあとは、「一杯飲みに・・」というより、最近は美術展に寄ることが楽しみになってきた。 オフィスが赤坂に移転してからは、本当に短時間でどこへでも行けるので便利なことこの上ない・・。今日は当初、上野の「コロー展」に行こうかと思ったのだがやはり思い直して新国立美術館へ行くことにする。 乃木坂の6番出口を出たところで、「ウィーン美術史美術館所蔵 静物画の秘密展 7/2〜9/15」のポスターが目に入り、一瞬、エミリーの展覧会はもう終わってしまったのかと思ったが、結局、1階の展示... ...続きを見る

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2008/07/11 22:09
モディリアーニ展〜あの名作から、知られざる原点まで〜(新国立美術館)
オフィスのある赤坂は、東京の中心であることをあらためて実感している。 最寄り駅は千代田線の赤坂、銀座線/丸の内線の赤坂見附、銀座線の溜池山王なのだが、電車に乗ってしまえば、銀座、表参道は6分、渋谷は8分、新宿、麻布十番は10分、白金、六本木でも15分はかからないという便利さ。 先日も会社の帰りに竹橋、国立近代美術館に行った時も20分ちょっとで会場に着いてしまったし、今回は新国立美術館、会社を出てから、会場入り口まで何と10分少しで着いてしまった。 今まで、私は六本木から歩いていたのだが... ...続きを見る

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2008/05/24 14:01
モーリス・ド・ヴラマンク展
どこで観たのか思い出せないのだが、ドラン、ヴラマンク、そしてデュフィなどが展示されていた展覧会で観たヴラマンクの作品がずっと心の奥に残っており、それ以来モーリス・ド・ヴラマンクは私の好きな画家の一人になっている。 先日、現在開催中の没後50年「モーリス・ド・ヴラマンク展」(損保ジャパン東郷青児美術館)に行って来た。 東山魁夷展はあまりにも混んでいたが、この展覧会は日曜の午後にしては大して混んでおらず、ゆっくり思う存分鑑賞することができた。やはり展覧会というのは空いている時にゆっくり観たい... ...続きを見る

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2008/05/15 22:04
東山魁夷展〜生誕100年〜
先日の新日曜美術館(舘野泉氏の演奏に加え、「青」に焦点を当てた良い企画だった)を観て、「東山魁夷展」もあとわずかということを知り、会社の帰りに竹橋 国立近代美術館に寄った。生誕100年ということで、東山氏とカラヤンは同年(1908年)生まれだったということを初めて知る。 木、金、土曜は20時までということなのでそれほど混んでいないのでは、という楽観的な観測で会場に着いてびっくり。チケットを買うだけで長蛇の列。会場内も大変な混雑であまりゆっくり観ることはできず残念だった。客層(?)は大半が平... ...続きを見る

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2008/05/09 22:39
「名画の言い分」
木村泰司著(2007.7/集英社)、〜数百年の時を超えて、今、解き明かされる「秘められたメッセージ」〜というサブタイトルがついている。著者は西洋美術史家、「エンターテインメントとしての西洋美術史」をめざし、講演会、セミナー、イベント、エッセイ執筆などで活躍中という。 前書きの中で著者は、「美術は見るものではなく、読むものです」、「感性で近代以前の西洋美術を見ることなど不可能」、と言い切る。また、「画家が自由に自分の好きな絵を描くようになったのは18世紀以降のことで、それ以前の作品は、古代ギリシ... ...続きを見る

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2008/05/07 20:53
ルオーとマティス
久しぶりに松下電工汐留ミュージアムに行った。 汐留エリアの開発が始まった最初の頃にオープンしたこのビルだったが、その後周辺の開発が進み、まわりの景色も一変してしまった。 今回は開館5周年、ルオー没後50年特別展とのこと。何週間か前の新日曜美術館で紹介されていたこともあり、ある程度の前提知識を持って臨むことができた。モローの元で知り合ったマティスとルオーは、お互いに尊敬し合いつつ友好関係を持ち続けたという。 「モローのアトリエ」、「アトリエのモデル/田園風景」、「サーカス」などのテーマ毎... ...続きを見る

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2008/05/05 18:01
「モディリアーニ〜仮面に秘めた人生〜」
国立新美術館で開催中のモディリアーニ展(〜6/9)にはぜひ出かけたいと思っている。 昨年のBunkamuraでの展覧会は妻ジャンヌに焦点を当てたものだったが、 http://zauberfloete.at.webry.info/200706/article_2.html 今回は、名作から知られざる原点まで、油彩、素描など約150点の展示で、国内では過去最大規模とのこと。 今日の新日曜美術館はモディリアーニ。 当初モディリアーニは彫刻家を目指したが、不治の病のせいでやむなく画家へ転進した... ...続きを見る

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2008/04/20 23:57
好きな画家
会社の近くの書店で洋書バーゲンをやっており、ちょっとのぞいてみると、ドガ、セザンヌ、モネ、クリムト、ロートレック、ムンクなどの画集がすべて半額だった。Grange Booksという出版社から出ている本で、比較的小型ながらなかなか装丁も立派で美しい本。どれも美しくて欲しかったのだが、しばらく立ち読みしていて結局購入したのはクリムトの画集。 ○Island on the Attersee(1901) ○Forest of Beech Trees I (1902) ○Garden with ... ...続きを見る

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2008/03/13 22:18
「ロートレック展 パリ、美しき時代を生きて」
サントリー美術館は2回目なので大江戸線の駅を降りてからも迷わず着けるハズだったが、ガレリアまではすぐたどり着いたものの、エレベーターの乗り場がわからず結局エスカレータで3階まで上がることとなった。 金曜の夕方にしては比較的空いておりゆっくり観ることができる。先日の新日曜美術館で得た情報も鑑賞の助けとなった。 http://zauberfloete.at.webry.info/200802/article_1.html 入ってすぐに展示されていたのは「黒いボアの女」。油彩ではあるが比較的... ...続きを見る

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2008/02/08 22:42
「素顔のロートレック〜親友が語るモンマルトル青春記〜」
現在開催されているロートレック展にはぜひ行こうと思っている。 http://www.suntory.co.jp/sma/exhibition/08vol01lautrec/index.html 今回の新日曜美術館は、「素顔のロートレック〜親友が語るモンマルトル青春記〜」というテーマで、ロートレックの生涯に迫る内容。番組としては、最近では飛び抜けて秀逸な企画だったと思う。 ロートレックの親友だったフランソワ・ゴージが書いた「LAUTREC MON AMI(我が友、ロートレック)」を台本に... ...続きを見る

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2008/02/03 11:05
北斎〜ヨーロッパを魅了した江戸の絵師〜
新春はまず「北斎」からスタート(両国 江戸東京博物館)。 2005年冬に上野で開かれた「北斎展」ほど大規模ではないものの、点数も多く充実していた。今回の展示は、オランダ民族学博物館とフランス国立図書館が所蔵する、北斎とその弟子たちが描いた肉筆による風俗画の里帰り、ということで、第1部<北斎とシーボルト>でそれらをたっぷり観ることができた。保存状態が良かったのか極めて美しい色彩(鮮やか過ぎて違和感すら持つ)、西洋画の遠近法や陰影法を駆使したと思われる肉筆画で、北斎の新しい一面を見ることができ、特... ...続きを見る

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2008/01/08 21:51
ムンク展
小雨のパラつく肌寒い、ちょうど7月のオスロの気候を連想させるような午前中、上野の西洋美術館に行った。開館5分前に着いたのだが並んでいる人は予想に反して10人あまり・・。中へ入ってもかなりの人口密度の低さで、久しぶりにゆっくり思う存分鑑賞することができた。やはり、展覧会というのは、周りの人は数人くらいの環境で静かに観たい。 それにしても、何ごとも予習というものはより理解を深めるものだということをあらためて実感した。先日の新日曜美術館を見てからこの美術展を観るのと、何の知識もなく初めてこの展示... ...続きを見る

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2007/12/27 21:54
フェルメール 「牛乳を注ぐ女」とオランダ風俗画展
クリスマス前の金曜ということで、東京ミッドタウンあたりは大変な混雑で人であふれていた。昼間、急に思い立ち、会社の帰りに六本木に行くことにするが、新国立美術館は夏に一度行っていることもあり迷わずに着く。展示期間中、最後の金曜ということで超混雑を予想していたが、意外に(想像よりは)空いており比較的ゆっくり観ることができた。混雑という意味では「モネ展」やダ・ヴィンチの時の方がもっと混んでいたと思う。 今回は、アムステルダム国立美術館所蔵の、フェルメール「牛乳を注ぐ女」を中心としたオランダ美術コレ... ...続きを見る

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2007/12/14 22:35
清宮質文展
京急の額面広告でその開催を知り、突然のことに狂喜した。そして会場は開館以来一度は行ってみたかった横須賀美術館・・。 今はなき新宿の小田急美術館で2000年に開かれた展示が最後、その後銀座のミウラアーツなどで数点は観ていたが、久々のまとまった展示でありひじょうに期待して出かけた。 横須賀美術館は、木版画のほかガラス絵、水彩などを含む90点の清宮作品を所蔵しているとのこと。今回の展覧会では、これらの所蔵作品を中心に初期の油彩画や絶筆となったガラス絵なども交えた約110点の作品が公開されていた... ...続きを見る

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2007/12/10 20:54
ムンク ひびきあう絵と絵
上野で開かれている「ムンク展」、絶対に観に行こうと決めてはいるもののまだ実現できていない。 ムンクの「叫び」他の作品は、この夏にオスロの国立美術館で観ているとはいえ、今回の展示は何としても観ておかなければならないと思っている。 新日曜美術展でムンク特集が放送された。ゲストは佐伯一麦さん(作家)と田中正之さん(武蔵野美術大学准教授)。 生、死、不安、愛というテーマを通じ、「生きるとは何か」という問いに生涯をかけたムンクの人生を追っていくという構成。作品のテーマが「死」から「生の肯定」へ... ...続きを見る

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2007/11/25 23:13
フェルメール
前回フェルメールを観たのは確か2000年、上野での「恋文」だったと思う。その時は平日の午前中に観たのだが大変空いており、ほとんど人がいない中でじっくりと鑑賞できたことを今でも覚えている。 現在開催中の新国立美術館はHPで見てもすごい混雑らしい・・。私も今回はあきらめていたのだが、先日の新日曜美術館を見てやはり行ってみようかという気になってきた。 「フェルメール つきぬ魔法の秘密〜“牛乳を注ぐ女”〜」というテーマで、有吉玉青、大橋巨泉両氏、そして檀ふみさんも今回はゲストとしてフェルメールの... ...続きを見る

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2007/11/21 22:26
浜口陽三名品選〜光の果物たち〜
久しぶりに「ミュゼ浜口陽三・ヤマサコレクション」(日本橋蛎殻町)に行った。 浜口の得意としたモチーフである果物。レモン、とうもろこし、アスパラガス、ぶどう、そしてさくらんぼ・・。 カラーメゾチントによる独特の質感は、やはり本物と画集では、実演と録音以上に違う。画集の写真でもそれなりの美しさは再現できるのだが、実際の作品に接してみると、そのディテールのきめ細かさというか繊細さまでは再現できていないことがわかる。 それにしてもいつも感じることだが、浜口の作品は本当に静謐というか独自の世界に... ...続きを見る

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2007/11/20 21:11
有元利夫氏
「美の巨人 謎満ちた有元利夫のフレスコ!? 舞う人と花」(テレビ東京)を後半だけ観た。 有元は私の大好きな画家。「美の巨人」で採り上げられることはだいぶ前に知ったのだが、すっかり忘れており中途半端な視聴となってしまった・・。作品自体は何度も観ているし、画集も持っているのだが、さすがにテレビと感じたのは有元のアトリエの様子、彫刻家舟越桂氏のインタビュー、そして容子夫人の話。有元が亡くなってからまた絵を描き始めたという容子さん。爽やかでふっ切れたような笑顔は残されたものたちを優しく包み込んでくれる... ...続きを見る

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2007/11/10 23:08
フィラデルフィア美術館展
           ルノワール:「ルグラン嬢の肖像」(1875) 久しぶりに上野・東京都美術館まで出かけた。 「印象派と20世紀の美術」とサブタイトルがついた、アメリカ・フィラデルフィア美術館のコレクションから、47人の作品、77点の展示。 1.写実主義と近代市民生活:コロー、クールベ、ブーダン、マネ 2.印象派とポスト印象派:ドガ、ピサロ、モネ、ルノワール、ゴッホ、ゴーガン、セザンヌ他 3.キュビズムとエコール・ド・パリ:ピカソ、ブラック、カンディンスキー、デュシャン他 4.... ...続きを見る

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2007/11/08 21:44
「セザンヌ 4つの魅力」展
会社帰りに京橋・ブリヂストン美術館に寄ってセザンヌを観た。 T.自画像と妻の肖像:「帽子をかぶった自画像」ほか U.静物画:「鉢と牛乳入れ」、「砂糖壺、梨とテーブルクロス」 V.風景画:「サント=ヴィクトワール山とシャトー・ノワール」ほか W.水浴画:「水浴」、「三人の水浴の女たち」ほか の4つのテーマに沿って、ブリヂストン美術館が所蔵するセザンヌの作品を中心に、ピカソ、ブラック、ルノワール、安井曾太郎、梅原龍三郎などの作品を織り交ぜた展示。 セザンヌといえばまず静物画とは思... ...続きを見る

なるほど(納得、参考になった、ヘー) ブログ気持玉 2 / トラックバック 0 / コメント 0

2007/10/19 22:35
東京ミッドタウン
遅ればせながら、やっと東京ミッドタウンに行った。外苑東通り側を通ったことはあるのだが、中へ入ったのは今回が初めて。 目的はサントリー美術館、「BIOMBO/屏風、日本の美」を観た。土曜の午後にしては比較的空いており、ゆっくり観ることができた。「ビオンボ」とはポルトガル語やスペイン語で「屏風」のことで、日本の屏風が南蛮貿易で輸出品として盛んに海を渡り、西欧にもたらされたことを示している言葉とのこと。今回は、平安時代の作品から東山魁夷の作品まで、また、海外からこの展覧会のために里帰りした作品も... ...続きを見る

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2007/10/13 23:41
浜口陽三氏
さくらんぼ、蝶、レモン、西瓜、てんとう虫、という言葉から浜口陽三を連想する人はどれくらいいるのだろうか・・。 新日曜美術館は山田太一氏がゲスト、浜口陽三の魅力を熱っぽく語っていたが、氏もおっしゃっていたように、一熱狂的ファンとしては確かにもっと知られても良い、多くの人たちにその素晴らしさを知って欲しいと思う反面、他の人には知られずにそれを独り占めしていたい気もしたりする。 浜口が使ったメゾチントとは銅版画の技法の1つで、銅板の表面に一面に微細な点を打ち、微妙な黒の濃淡を作成する。こうして... ...続きを見る

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2007/09/10 22:01
ETV特集「日本人と自画像〜東京芸術大学 4800枚の証言〜」
もうだいぶ時間が経ってしまったが、8/19放送のETV特集「日本人と自画像〜東京芸術大学 4800枚の証言〜」(NHK教育22:00〜)について。 東京芸術大学では、黒田清輝の提唱により、4年生が卒業制作に自画像を描く伝統が110年続いているという。作品はすべて大学が買い上げるため、作者本人もその後はその絵を観る機会はない。 現在、東京藝術大学大学美術館で開かれている卒業生たち自画像作品展を機に、その作品と描いた本人へのインタビューで構成した番組が制作された。 黒田清輝、青木繁、藤田嗣治、... ...続きを見る

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2007/08/25 13:34
パルマ―イタリア美術、もう一つの都
最終日(8/26)直前になってしまったが、やっとPARMA(国立西洋美術館)に行った。 新日曜美術館で放送していた、パルミジャニーノの「ルクレティア」をどうしても観たかったのだが、他にも優れた作品が多く、見応えがあった。 パルマというと、ジュゼッペ・ヴェルディ、アルトゥーロ・トスカニーニ以外に思い浮かぶ対象がなかったし、コレッジョ、パルミジャニーノといった人たちについても私自身、これまで未知の画家だった。 今回、16〜17世紀にかけての美術をまとめて観て、やはりヨーロッパ(イタリア)に... ...続きを見る

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2007/08/24 22:47
「(もっと知りたい) クリムト〜生涯と作品〜」
東京美術社/NEO企画編集によるABCアート・ビギナーズ・コレクションの一冊。著者は成城大学の千足伸行教授(2006.12刊)。この「もっと知りたい」シリーズは、北斎、ピカソ、ダ・ヴィンチ、若冲などが既に出版されており、他に「すぐわかる」シリーズというのもあるらしい。 私はクリムトを始めとするウィーン分離派ファンであり、この本、書店の店頭で手に取って少し立ち読みしていたのだが、なかなか良くできていた(?)ので思わず衝動買いしてしまった。オールカラーで約80ページ。代表作はほぼ網羅されており、価... ...続きを見る

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2007/08/01 23:57
デュフィ展(鎌倉大谷記念美術館)
鎌倉大谷記念美術館で「デュフィ展」を観た。 去年の秋、大丸ミュージアム以来のデュフィ。 http://zauberfloete.at.webry.info/200609/article_15.html 鎌倉駅から西へ約10分ほど歩くと、閑静な住宅街、というより大邸宅が並ぶ林の中に大谷記念美術館がある。故大谷米一氏の個人コレクションを、遺族の意思で自身が居住した邸で公開することにしたという。アットホームな雰囲気で洒落た美術館だった。 入館者もほとんどいない静かで落ち着いた時間が流れ... ...続きを見る

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2007/07/26 18:58
インカ マヤ アステカ展
「失われた文明〜インカ マヤ アステカ展」(上野・国立科学博物館)を観た。 私は以前から、エジプト文明以外では特に、マヤ文明に興味を持っており(造形、デザイン面で)、その種の展示は結構観てきた。前回もそう昔ではなく、やはり上野で観た記憶があるが、同じような展覧会が何度も行われるということは、やはりそれだけ日本での人気(?)が高いとも言えるのかも知れない。 私が最初にマヤ文明に興味を持ったきっかけは、パレンケのピラミッド内部の石棺に描かれたロケットのような乗り物に乗った人物(パカル王と言われる... ...続きを見る

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2007/07/25 18:47
オスロ
旅の最後の街はオスロ。 雨が降ったり止んだりという不安定な気候の中、まずヴァイキング船博物館へ。 館内は観光客で超満員!20世紀になってから発掘され復元されたというヴァイキング船が展示されているのだが、その機能性、造船技術の高さはもちろん、それ以上に造形美、芸術的な美しさに魅了される。 続いてヴィーゲラン公園。グスタフ・ヴィーゲラン作の彫刻で埋め尽くされており、彫刻の数は200以上と言われる。表情や造形は何となく、有元利夫や舟越桂の作品を連想させる。 ...続きを見る

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2007/07/20 10:49
ねむの木のこどもたちとまり子美術展
六本木ヒルズ/森アーツセンターギャラリーで6/1から7/1まで開催されている。 http://roppongihills.com/jp/events/nemunoki.html まだ観ていない方々はこの機会にぜひご覧いただきたいと思う。 モネ展も素晴らしかったが、この展覧会もそれと同じくらい、ある意味でそれ以上に心に残るものだった。 作品の一部は以下のギャラリーでも見ることができる。 http://www.nemunoki.or.jp/gallery/index.html 数週間... ...続きを見る

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2007/06/19 22:00
大回顧展モネ
Palazzo Contarini(1908) ...続きを見る

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2007/06/16 11:59
モディリアーニと妻ジャンヌの物語展
         <大きな帽子を被ったジャンヌ・エピュテルヌ>1918年 ...続きを見る

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2007/06/03 19:38
レオナルド・ダ・ヴィンチ〜天才の実像〜
東京国立博物館「レオナルド・ダ・ヴィンチ−−天才の実像」を観た。 平日の開館時間(9:30)に行ったのだが、すでに長蛇の列。それでも入場制限まではされずに何とか入れる。入り口では厳しい持ち物チェックが行われており物々しい。 目玉の「受胎告知」。想像していたよりはやや小さい作品だったが、さすがに緻密というか密度の高い作品で素晴らしかった。人込みに押され気味でゆっくりとは観られなかったが、予想よりは少しゆとりがあったのでまあ仕方がない・・。 作品の部分的なズームの画像が併せて展示されていたが、... ...続きを見る

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2007/05/23 22:06
「パウル・クレーと愛の詩集」
プチグラパブリッシング社刊による世界の名詩集T(2007.1)。 ヘルマン・ヘッセやゲーテ、リルケ、ハイネ、アポリネール、ブレヒト、イェイツなど、それに高村光太郎、北原白秋、島崎藤村などによる詩、計28編がクレーの「天使」他の作品とともに収められている。装丁も美しかったのでつい購入してしまった。 私は、詩集というものをあまり読まない。この数年間で買ったのは宮沢賢治、イェイツの詩集くらいである。今回、翻訳ものも含めたさまざまな詩をじっくり読んでいて、詩というものはある意味で楽譜に近いのではとい... ...続きを見る

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2007/04/18 22:09
HAZAN
板谷波山は、日本の近代陶芸の開拓者であり、陶芸家としては初めて文化勲章を受章している。波山の作品には青磁、白磁、彩磁(多色を用いた磁器)などがあるが、その創作にあたっては造形や色彩などに一切の妥協をせず、完璧を期したという。 私が、波山の作品を初めて観たのは2001年の出光美術館での展覧会だった。たしか新日曜美術館で紹介され、その美しさに惹かれて出かけて行ったのを覚えている。特に、波山独自の手法である葆光彩磁(ほこうさいじ)による淡い光沢、パステルカラーのような色彩の柔らかさは、言葉では言い尽... ...続きを見る

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2007/04/17 22:47
「受胎告知」
新日曜美術館、レオナルド特集ということで、珍しく「ながら」ではなく真剣に観た。 「受胎告知」はもちろん知っていたが、番組では詳細でわかりやすい解説・分析が行われ大変興味深い内容だった。 特に、聖母マリアの右手の不自然さについて。アナモルフォーズ(anamorphose: 歪像画)という概念は知っていたが、言葉は初めて聞くもので、さらにレオナルド自身が実際にその技法を使っスケッチを残しているということも初めて知った(一説では歴史上初ともされているようだ)。そして、コンピュータ・グラフィックス... ...続きを見る

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2007/04/02 22:38
オルセー美術館展
会期終了が迫っており、今までずっと忙しくてなかなか行けなかったのだが、やっと観ることができた。 オルセーには開館した数年後に行ったことはあるが、もう15年以上前のことで、ミレー、マネ、アングルらの作品くらいしか記憶に残っていない。当時は美術にそれほど詳しくなかったせいもあるが・・・。 さて、今回の展覧会、マネ:「すみれのブーケをつけたベルト・モリゾ」、ゴッホ:「アルルのゴッホの寝室」、モネ:「ルーアン大聖堂」、ゴーガン:「黄色いキリストのある自画像」など、著名な作品を始め、主に油彩を中心とし... ...続きを見る

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2007/03/21 20:18
「よみがえる源氏物語絵巻〜平成復元絵巻のすべて〜」展
以前、NHKの特別番組が放送されており、この平成復元絵巻の話は知っていたのだが、18日の新日曜美術館を見ていたら現在そごう美術館で開催中ということを知り、横浜に出かけたついでがあったので寄ってみた。 実物大のオリジナル・デジタルコピー版、昭和時代の復元(模写?)作品、そして今回復元された作品の3つが並んで展示されており、その違いが誰の眼にもあきらかなほどのコントラストをなしていた。 先日観た東海道五十三次の平成復刻も見事なものだったが、今回の源氏物語絵巻は、それをはるかに上回る「別次元」の仕... ...続きを見る

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2007/03/19 22:37
ブリヂストン美術館&ポーラ美術館アネックス
久しぶりに会社を休んで午前中はゆっくり音楽(今日はシューベルト)を聴き、午後から出かけた。 まず向かったのはブリヂストン美術館。今開催中の「じっと見る〜印象派から現代まで〜」のチケットが当たった(いつ応募したか覚えていない)ので、久しぶりに京橋へ。 ブリヂストン美術館はもう何回も行っており、行けば必ず会える、ルノワール:「すわるジョルジェット・シャルパンティエ嬢」、モネ:「黄昏、ヴェネツイア」、セザンヌ:「サント=ヴィクトワール山とシャトー・ノワール」といった私の特に好きな作品を始め、ルオー... ...続きを見る

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2007/03/14 20:55
カラヴァッジオVSレンブラント
新日曜美術館は毎週欠かさず見ているが、今回(1/28放送)はひさしぶりに面白かった。 テーマはカラヴァッジオとレンブラント。二人の絵画における「光」に焦点を当て、その対比を試みるという企画。 「レンブラントの光」を、スタジオのライトを斜め上部左から当てて実演したり、カラヴァッジオのやり方:モデルを使って実際に暗闇で燭光を当てるという実験は、いくら本で読んで知っていても、実際に見せられるとまったく納得せざるを得なかった。テレビというメディアの強みだろう。 あと、山本晋也:レンブラント派、壇ふ... ...続きを見る

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2007/01/29 22:31
有元利夫展
検診の帰りにそごう美術館に寄り、開催中の有元利夫展を観た。 油彩作品のほか、素描、版画、立体など約130点の展示。平日の昼間だったせいか会場もすいており、ゆっくり鑑賞することができた。 「花降る日」、「春」、「厳格なカノン」、「ロンド」ほか、以前、弥生美術館や東京ステーションギャラリーで観た多くの作品と再会する。 http://zauberfloete.at.webry.info/200602/article_19.html 有元の作品は、そのジャンルや制作時期(ごく初期の作品を除き)に... ...続きを見る

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2007/01/20 10:02
有元利夫:「絵を描く楽しさ」
2006年9月新潮社刊。既刊の「芸術新潮」2001.11、「有元利夫 女神たち」(美術出版社/1981)などの文章を増補、再構成したものとのこと。有元の作品が数多く収録されており、大変美しい本に仕上げられている。有元は、芸大卒業後、電通にデザイナーとして入社するが2年で退社、その後、「美の女神」を追い求めるようにひたすら描き続け、わずか10年、38歳で急逝する。「画壇の寵児」となった作品と生涯を、生誕60年を機にふり返る書。 http://zauberfloete.at.webry.info/... ...続きを見る

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2006/11/21 23:01
ウィーン美術アカデミー名品展
「ルネサンスから近代まで、クラナハ、ルーベンス、レンブラント」、というサブタイトルがついた美術展(損保ジャパン東郷青児美術館)。このコレクションは、女帝マリア・テレジアに仕えたランベルク伯爵から遺贈された絵画が基礎になっているという。 今回、私が最も観たかったのは、ルーカス・クラナハ(父)の「ルクレティア」。想像していたよりかなり小さな絵だったが、何とも言えない妖しさ、官能的なフォルムにすっかり魅了された。物憂げな表情、自らの胸を突き刺そうとする右手の剣、左手に持った薄いヴェール、S字型に曲げ... ...続きを見る

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2006/11/13 22:53
クリーブランド美術館展
六本木ヒルズ・森アーツセンターギャラリーで開催されているクリーブランド美術展を観た。 「女性美の肖像 モネ、ルノワール、モディリアーニ、ピカソ」というサブタイトルがついており、 日本初公開の50点を含む、選りすぐりの60点を紹介、という展覧会だった。点数は少なかったが、なかなか内容的には充実していたと思う。 ルノワールの「ロメーヌ・ラコー」、モネ自身、ずっと手元に置いていたという「赤いスカーフ、モネ夫人の肖像」、モディリアーニの「女の肖像」、マネの「ベルト・モリゾ」などを始めとする女性のポ... ...続きを見る

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2006/11/10 20:43
芸術新潮10月号 〜クリムト きらめく黄金の裏側へ〜
書店で立ち読みで済ませようと思ってしばらくページをめくっていたのだが、やはりこれは買わねばならないと思い購入した。 木島俊介氏による 「出世街道からドロップアウト」、「黄金職人のプライド」「画家と女と名声と」などの解説の間に、編集部による「ウィーン紀行:クリムトめぐり一週間」というなかなか興味深い企画がはさまる。この記事は今度(いつになるのかわからないが)ウィーンに行った時に使えそうである・・。そして第四章「夏だけの風景画家」、これが私にとって最も発見の多かった章。私はクリムトの風景画を大変好... ...続きを見る

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2006/10/04 23:02
ベルギー王立美術館展
ベルギー美術400年の歴史の展示、ということで久しぶりに西洋美術館に出かけた。 目玉(?)は日本初公開というブリューゲル父の「イカロスの墜落」で、会場の第一番目に展示されていた。絵自体はなかなか優れたものだったが、初めて観る者にとっては「イカロスはどこ?」という感じがしないでもなかった・・。 ブリューゲル、ルーベンス、ヴァン・ダイク、ヨルダーンスといった典型的なフランドル絵画が前半、緻密で豊麗なこのあたりの作品はどれも安心して鑑賞できる。後半は、私もあまり知らない19世紀の作品が並んでいたが... ...続きを見る

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2006/09/24 23:02
デュフィ展
会社帰りに大丸ミュージアムに寄って「ラウル・デュフィ展〜美、生きる喜び 〜」を観た。 デュフィと言えば、海、サーカス・競馬場などの馬、ヴァイオリンなどをモチーフにした軽やかな色彩の絵がすぐに想い浮かぶ。今回も「旗で飾った船」、「黄色のコンソール」などいかにもデュフィといった作品が多く展示されており、リラックスして楽しめるものだった。デュフィの作品は、本当に明るく伸びやかで屈託がない。さらに、「フォルムよりも色彩の方が長く網膜にとどまる」という観点からの「フォルムと色彩の分離」も大きな特徴となっ... ...続きを見る

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2006/09/20 22:16
ペルシャ文明展〜煌めく7000年の至宝〜
夏はもう終わってしまったのだろうか?日曜のあの暑さが信じられない。今日は10月の気温とのことで肌寒いほどだった。 会社に行く前にちょっと上野に寄って東京都美術館「ペルシャ文明展」を観た。 「ペルシャ」、というと「ペルシャ絨毯」、「ペルシャ猫」という言葉を別にすると、世界史で学習したにもかかわらず、ゾロアスター教、アケメネス朝、アレクサンダー大王による征服、ササン朝、くらいしか思い出せない。ペルシャ=現在のイラン、とはいっても島国の日本とは違い、隣国はもちろん、ギリシャ、ローマ、エジプトなどい... ...続きを見る

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2006/09/13 22:08
「天地水 月光浴」:石川賢治 月光写真展
私は写真展というものにはほとんど行かない。が、石川氏の写真展は今回(大丸ミュージアム)が2回目である。満月のわずかな光(太陽光の46万5千分の1の光という)だけで撮影し、独自の世界を創り続ける写真家・石川賢治氏。 1984年以来、月光による写真の制作を20年以上続けている石川氏による、今回の写真展のメインは、新作のオーストラリアの大地、マダガスカルのバオバブの木、ガラパゴスのイグアナ、ゾウガメなどの作品。いつもながら、神秘的な深いブルーの世界は何ともいえない不思議な体験をさせてくれる。 そ... ...続きを見る

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2006/08/23 22:06
パウル・クレー展
8月20日までということなので、会社は休みにして川村記念美術館まで行ってきた。 佐倉からバスで20分、家から片道2時間以上かかるというのが難点ではあるが、この美術館は大変良い雰囲気のところである。数年前のモネ展以来、私は2度目。今日はそれほど暑くなくラクではあったが結構混雑していた。 誰の絵画が好きか、と訊かれたら、すぐに挙げられるのは、モネ、セザンヌ、マティス、それにクリムト(含むウィーン分離派)、そしてクレー。クレーは私にとって最も大切な人である。ちょうど音楽におけるモーツァルトのように... ...続きを見る

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2006/08/15 23:10
「広重 東海道五十三次のいろいろ」展(太田記念美術館)
月曜の午後、ずいぶん久しぶりに原宿駅で下車した。 原宿は渋谷以上に若い人たちばかりで、おじさん一人ではなかなか歩きにくい街である。太田記念美術館はメインストリートを神宮前方面に少し下り左に入ったところ、ラフォーレ原宿のウラあたりにあるのだが、周りの雰囲気とは全く異なる世界で静かなところだった。いきなり靴をスリッパに履き替えさせられるというのも初めての経験だったが、中にいる人たちが半分以上、外国の人たちということにも驚かされた。今や浮世絵というのは外国の人たちのものなのか・・。 テーマは、広重... ...続きを見る

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2006/07/20 22:53
甲斐庄楠音
この前の新日曜美術館で観た甲斐庄楠音の作品が忘れられない。 彼の名前はもちろん、あのような絵の存在すら私は知らなかっただけに、かなりのインパクトがあった。狂気と紙一重の作風は、他に類似のものを私はあまり知らない。田中恭吉も違うし、エゴンシーレ、ムンクとも違う・・。 番組では紹介されなかった他の作品はないかとネットで調べてみたところ、さすがに多くの情報が得られ、中でも「甲斐庄楠音 研究室」という充実したサイトが見つかった。 http://members.at.infoseek.co.jp/k... ...続きを見る

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2006/06/30 21:44
ルーブル美術館展
ルーブル美術館展とはいっても、サブタイトルにあるように、「古代ギリシャ芸術・神々の遺産」展である。大理石彫刻、石碑、陶器、工芸品などの約130点の展示。 東京藝大美術館の3階は、天井から太陽光が入るように設計されているのだが(これまで気がつかなかった・・)、今回のような大理石の白い彫刻を中心とした展示内容には大変効果的だと思う。そんなに天気は良くはなかったのだが、地下の展示室とは違う天井の高さと部屋全体の明るさ、それによる解放感・・。 「ライオン」や、アンフォラ、仮面など、ユニークで素晴らし... ...続きを見る

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2006/06/24 23:17
エコール・ド・パリ展
松岡美術館は、白金台の自然教育園のウラ、東大医科学研究所の向かいあたりにある。 この美術館は、故松岡清次郎氏による中国陶磁を中心にしたコレクションを公開したことに始まった(1975年)とのことで、当初は新橋、その後、2000年に現在の地(創立者私邸跡地)に移転したという。 今回、「エコール・ド・パリ展」が開催されているとのことで、久しぶりに(私は2回目)出かけてみた。展示の内容としてはシャガールのリトグラフ、ヴラマンクの油彩が中心で、ほかにもピカソ、デュフィ、ルオー、ユトリロなど、さらに私は... ...続きを見る

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2006/06/11 22:47
NHKBS「ルーブル美術館A」
ルーブルにはこれまで2回しか行ったことがない。 もちろん、十分な時間がなかったため、ざっとしか回ることができなかった。従って、このような番組は大歓迎である。 この番組は、昨年秋に放送されたらしいが私は見ておらず、連休中その再放送をやっており、何となく気軽に見始めたのだが、結局最後まで観てしまった。 ニケの修復、シャンポリオンによるヒエログリフの解析、ラ・カーズのコレクションなど、断片的には知っていたことがあらためて体系的に整理されて、納得という感じだった。本物の質感まで再現することはテレビ... ...続きを見る

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2006/05/09 20:55
赤坂見附あたり
私は赤坂見附に3年、四谷に4年間通ったので、あのあたりは遊び場(?)であったが、久しぶりに赤坂見附で下車した。四谷駅前の変貌に比べると、赤坂見附の方がまだ昔の面影はある。ベルビー赤坂は昔はなかったが、赤坂東急ホテル(現在は、赤坂エクセルホテル東急)はほとんど変わっていないし、プリンスホテルの新館は目を引くが、弁慶橋ボート場も健在、清水谷公園も変わっていない。 今回、ニューオータニ美術館に初めて行った。「カンディンスキー、クレー、マルク、ミュンター 青騎士の画家たち」展を観るためである。クレー:... ...続きを見る

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2006/05/04 19:01
プラド美術館展
連休中のせいか、上野はすごい人出だった。 家族連れ、カップルがほとんどで、一人でフラフラ歩いている人は少ない。が、そもそも美術展というのは一人で行くに限るし、楽器も持っていないので身軽だった。 さて、プラド美術展、やっと行くことができた。会場内も大変な混雑で閉口したが、私が出る頃は入り口に何十人も待ち行列ができており、早めに行って良かったと思った。 ティツィアーノ、ベラスケス、ルーベンス、ゴヤ、グレコ、ムリーリョなど・・。大半が、宗教画、肖像画、静物画などで、 第1章 スペイン絵画の黄金... ...続きを見る

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2006/05/03 21:05
レオナルド
(4月9日) 新日曜美術館も新年度になり、新キャスターとなった。 そのせいではないのだが、内容がレオナルド・ダ・ヴィンチということで、珍しく真剣に(?)観てしまった(いつもは、新聞を読みながらとか、掃除をしながらとか、いわゆる「ながら視聴」をしている)。 新聞や雑誌の場合、業界では通常、閲読(読んだ)と精読(すみずみまで読んだ)に分けて調査するのであるが、テレビの場合の視聴率というのは、単にテレビがONされていた世帯(または個人)の比率というだけにすぎない。従って、視聴の「質」、というもの... ...続きを見る

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2006/04/10 22:07
「パリを愛した画家たち」展
「パリを愛した画家たち」展(大丸ミュージアム)を観た。 20世紀初頭、パリに集まったエコール・ド・パリと称される画家たちの展覧会で、シャガール、ルオー、ユトリロ、ローランサンらに加え、藤田嗣治、荻須高徳、梅原龍三郎などの日本人画家たちの作品が約60点展示されていた。 著名な画家たちの作品は、知らない作品でもそれとわかるアイデンティティを持っており、また、それだけの説得力(?)を持っているのだが、今回感じたことは、(私の不勉強のせいか)知らない画家もたくさんいて、それぞれ素晴らしい作品を残して... ...続きを見る

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2006/03/10 21:55
有元利夫展
千代田区三番町というのは、東京の、ど真ん中にあるのだが、休日ともなると人通りはほとんどない。まして雨の日曜ともなると、地下鉄の半蔵門駅を出てからすれ違った人は2〜3人。一回来たことはあるのだが、ちょっと場所がわからなくなり迷っていたところ、すぐ目の前が小川美術館(彌生ギャラリー)の入り口だった。 http://www.yayoigallery.com/index.html 中は、予想外の人の多さに驚く。こんな日にわざわざ出かけてくるのだから、やはり(私を含めた)根強いファン層がいるのだろう。... ...続きを見る

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2006/02/27 22:17
須田国太郎展
東京国立近代美術館(竹橋)で開催されている須田国太郎展を観た。 http://www.momat.go.jp/Honkan/Suda/index.html 何回か前の新日曜美術館で紹介されていて興味を持ったのだが、実際に観てみるとやや地味ではあるが、なかなか独自の世界を持っている人であることを実感した。 須田の描く世界は、黒を基調とした、一言で表現すれば「暗い」世界なのだが、反面、暖かみがあり、包み込まれる暗さとも表現できる。 有名な「犬」や、「アーヴィラ」も大変素晴らしい作品だったが、... ...続きを見る

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2006/02/19 17:37
パウル・クレー展
大丸ミュージアムで開かれている「パウル・クレー展」を観た。 http://www.daimaru.co.jp/museum/schedule/tokyo/index.html クレーは、数年前、鎌倉の近代美術館で開かれた展覧会以来で、久々の再会。私はかなりクレーが好きだが、今回のサブタイトル〜線と色彩〜の通り、やはりクレーの魅力はそれに尽きると思う。 限定された世界での、微妙なグラデュエーションと絶妙な色彩の配置。そして、一方で天使のシリーズに代表される単純な線によるデッサン。いずれにして... ...続きを見る

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2006/02/17 21:33
大型本
先日、近くの図書館で日本現代版画「清宮質文」(玲風書房1992) http://www.reifu.co.jp/hanga/hangaFrameset.htm を借りてきた。 この本の存在はもちろん知っていたが、高くて手が出なかったのと置き場所にも困ると思って購入していなかったのだが、実物をじっくり見ていて、やはりこれは購入したいと思えてきた・・。 清宮の画集は、小田急百貨店での展覧会の図録を始め、何冊かは持っているのだが、これほど大きなサイズ(348mm×273mm)の本は持っていない... ...続きを見る

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2006/02/09 22:15
ミヒャエル・ゾーヴァの世界展
私自身、彼の名前を「ちいさなちいさな王様」で知って以来、何となく気になっていた存在だった。 銀座松屋で開かれている展覧会が終了間近なため出かけてみた。予想に反し、会場は超満員。それも若い人たちが圧倒的に多く、意外な人気に驚く。 ルソーを思わせるきっちりピントが合ったカラフルな絵、クールベ的な暗さ、コロー風の森。が、この中に特徴的な動物がいたり、ちょっとシュールで風刺のきいた味付けがなされている。 もちろん、絵本の挿絵・装丁、さらには「魔笛」の舞台衣装まで手がけていたりと、多彩な活動と作風を... ...続きを見る

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2006/01/23 12:34
長谷川潔展
たまたま、横浜美術館のサイト http://www.yma.city.yokohama.jp/exhibition/2005/special/04_hasegawa/index.html を見ていたら、「銅版画家 長谷川潔展」と出ていたので、健康診断の帰りに寄ってみた。 私は、銅版画家の駒井哲郎、浜口陽三、それに木版画家の清宮質文の大ファンなのであるが、お恥ずかしいことに長谷川潔の名前は知らなかった。 今回、初めて長谷川の作品を観たが大変感銘を受けた。 油絵、水彩もごくわずか展示されて... ...続きを見る

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2006/01/20 17:12
クリムト:「アデーレ・ブロッホバウアーの肖像」
昨日の新聞に依れば、グスタフ・クリムトの代表作「アデーレ・ブロッホバウアーの肖像」が、絵のモデルの親類で、米カリフォルニア州に住む女性マリア・アルトマンさんに返還されることになった、と報じられている。 http://www.yomiuri.co.jp/national/culture/news/20060117it14.htm 歴史上の過ちは正されるべきであり、裁判所の決定もおそらく正しい。原告の女性の主張も認められ、万事丸く収まった・・、とは思う。 が、しかし、何となく割り切れない何かが... ...続きを見る

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2006/01/19 22:07
「葛飾北斎−富嶽三十六景」展
江戸東京博物館の「葛飾北斎−富嶽三十六景」展に出かけた。 木・金曜は20時までということだったので、会社の帰りに行ったのだが、広い会場に10人程度しか観客(?)がおらず、ゆっくりとたっぷり時間をかけて静かに観ることができた。 昨年、上野で開催された「北斎展」も、金曜の夜は20時までということで金曜に行ったのだが、開期終了近くだったせいか30分以上待たされ、おまけに会場内も超混雑状態で、ゆっくり観ることができなかった。それに比べれば今回は別世界。やはり、美術展というのは空いている状態でゆっくり... ...続きを見る

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2006/01/13 23:05
ポーラ美術館の印象派コレクション展
箱根のポーラ美術館にはなかなか行く機会がなかったが、今回、Bunkamuraザ・ミュージアムで印象派コレクション展が開催されているので出かけてみた。 休日のワリにはそれほど混んではおらずゆっくりと鑑賞できた。モネ、ルノワール、セザンヌといったところが充実しており、個人的にはやはりモネ。ルーアン大聖堂や国会議事堂、睡蓮ももちろん素晴らしかったが、今回の収穫は、「グラジオラス」という1881年の作品。同様の大きさ・構図の作品が2点あったがどちらも素晴らしく、極めて印象に残った。あれはぜひもう一度観... ...続きを見る

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2006/01/09 16:58

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