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zoom RSS モーツァルト:アリア「あなたを愛している人の望みどおり」K577

<<   作成日時 : 2017/03/03 21:53   >>

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来月の演奏会でモーツァルト:オペラ・アリア集を演奏する。そのうちの一曲、「フィガロ」終幕の第28曲(旧版では第27曲)レチタティーヴォとアリア「Giunse alfin il momento (やっとこの時が来たのね)」の次に、ベーレンライター版のパート譜ではNo.28a Rondo(Wiener Fassung 1789) という曲が付いている。ロンドという表示にやや当惑したが、この曲はコンサート・アリアK577として知られている名曲。
念のため、NMAのスコアを参照したがそのような曲は付いておらず(513〜514ページ)、ANHANG(K492/28a,K577)として602ページに載っている。
http://dme.mozarteum.at/DME/nma/nmapub_srch.php?l=2
初演時にスザンナを歌ったナンシー・ストレースに代わり、1789年にヴィーンで再演された際にスザンナを歌ったフランチェスカ・アドリアーナ・ガブリエーリのために第28曲の差し替えアリアとして作曲された曲。この辺りの事情はcherubinoさんのブログに詳しく書かれている。
http://gospels.cocolog-nifty.com/classic/2012/05/post-d0ae.html

さてこの曲、知ってはいたが今回初めて真剣に(?)スコアを見た。バセットホルン2、ファゴット2、ホルン2、弦楽という変わった編成だが、注目すべきはバセットホルンの使い方。「魔笛」や「レクイエム」などの書法とは異なり、2ndパートは冒頭からヘ音記号表記で書かれており、その低音域を中心にした使い方はユニークで、ファゴットとの組合せで生み出される効果は目を見張るものがある。「ティトゥスの慈悲」ではバセットホルンがオブリガートとして大活躍するアリアもあるが、このような使い方がされている曲は極めて珍しいと思う。

なお この曲のテキストは、オリジナルの第28曲と比べ、雰囲気/想いは共通するものがあるが、内容はより濃厚な(?)ものになっているようにも思える。また、ほとんどの録音では第28曲と同じ管弦楽伴奏によるレチタティーヴォとセットで歌われている。
https://www.youtube.com/watch?v=qedEKMXWALE
私が初めて買ったレコードもこの↑演奏だった。

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